どうやらウクライナ戦争はプーチンの負けが見えてきたようです。初戦の読み違いが勝敗を決めたようです。プーチンが自軍を読み間違ったのでしょうか。それとも、ウクライナの反撃が予想異常だったのか。
宮崎さんが取り上げてくれています。西側の後押しが効いたのも大きいようです。さて、プーチンは潔く負けを認めるのでしょうか。
ウクライナ戦争は従来戦のパターンを画期した
ドローン、ハイマース、ジェブリンの英米供与ハイテク兵器がロシアを追い込む
軍事専門筋の概括はまだ聞いていないが、戦争の趨勢がみえてきた。
ロシア軍は兵力不足と兵站の不備、士気の低下などにより、戦線から大幅は後退を余儀なくされた。事前の兵力比較で、ウクライナが勝つはずはないと予測されたが緒線の段階で威力を発揮したのがジャブリンなど対戦車携行ミサイルの威力だった。
キエフを三日で落とすとしたロシアのもくろみは大きく外れ、作戦を変更し、東部方面へ戦線を移行させ、また同時にクリミア半島との回廊確保が当面の戦術目標となった。
ドローンはボランティアの若者達がIT兵士として操作し、ロシア軍の進撃を止める役割を果たした。緒線で駆使されたドローンはトルコ製が多かった。
また西側の情報・宣伝戦での協力は、西側メディアの報道支援もあって、世論は大きくウクライナへの武器支援。それも虎の子のハイテク兵器供与に傾いた。
中盤で威力を発揮したのは155ミリ榴弾砲、ハイマース中距離ミサイルだった。ロシア軍は投入した戦車など旧時代の兵器が多く、英米ハイテク兵器の前に甚大は損傷がでた。
言うなれば、ウクライナにおけるハイテク兵器戦争は従来のパターンを画期した。
ペンタゴンが発表したウクライナへの兵器供与リストは次の通りである。
武器供与予算は158億ドル(人道、医療、食糧支援を含めて550億ドル)
8500基 x ジェブリン等の携行ミサイル。126基 x155ミリ榴弾砲
80万発の砲弾、弾丸。16基のハイマース、8基x 陸対空防衛システム
20機のミル17ヘリ。50基 x 小型移動レーダーほか。
それにしてもアメリカを筆頭に西側の武器供与は凄まじいものがあったようです。これも初戦の躓きに影響したのでしょう。
さて、これで本当に終結するのか。それともまだ何かがあるのでしょうか。