明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



作家の写真を眺めていて、ある年に容貌の変化を発見すると、その頃どんな作品を書いていたか確認し、読んでみたりする。それは制作用妄想のために、どんな手でも使おうというわけで、何が解るということもないのだが、何か解ったような気になれば良いという程度のことである。 三島由紀夫の場合、ある年を境に急激に老けていったように見えるが、江戸川乱歩が三島君って綺麗だねと言ったように、確かに颯爽として特にカッコの良い時期がある。後年になると、いくら鍛えても、筋肉量が増えなくなっていたのではないだろうか。着痩せするので、よけいそう思えるのかもしれない。

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