明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



作品集の発売が、2月下旬から3月に変更になった。と言っても10日ほど締め切りが伸びただけである。集中力が多少切れたが、今回はほとんどが、すでに制作した作品なので、だいたい揃っている。 正月に会ったばかりの伯母が急死した。問題は礼服である。タバコを止めて太ったおかげで服が入らないのは判っている。しかたがないので急遽買いにいく。とりあえずなんでも良いと思ったが、値段によって黒の濃さが違うと聞いたことがある。聞いていたせいか、なるほど随分違うものである。サイズが無いとの事で、残念ながら自動的に少々黒が濃いほうに。 タバコを止めてしばらく経つが、最近、喫茶店や飲み屋でタバコの臭いが服に付くのが急に判り出した。それが先月、帰りの2駅くらい臭っているのに気付いたが、今は家に戻っても臭っている。タバコが抜けるのに応じているのだろうが、今になって、やっとこのレベルになったという事であろう。今更ではあるが、喫煙者は、タバコがどれだけ臭いかは判らないものである。くさやが始めから食べ物の人間からすると、これを臭いと言われてもなあと思うのと同じであろう。 出版が延びたのは、自分の葬儀のため、伯母の仕業ではないかという気がしてきた。そのくらいのことは、あの伯母なら可能である。シミジミと送ってくることにしよう。

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