明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



妹が暮れに、サンフランシスコから帰るというので眼鏡のフレームを頼む。どうせ同じものだろう、と妹も心得ている。帰る度に頼んでいるという感じだが、飲んで帰り、ポンとそこらに放り出すか、かけたまま寝てしまって壊してしまう。物に対する愛着が長続きせず、大事にするのは初めだけである。  自分で作ったものにしても同じことで、出来たては嬉しくてしょうがない。アダージョ用の表紙画像。完成させるのがイヤで、時間もないというのにチビチビと。ところが明日が入稿日だと思っていたら、今週中ごろまでに、ということで、これ幸いと、中断してK本に飲みに行く。なにしろ完成させたくないのである。K本でおでんで氷の入っていない正調酎ハイ。どうも腹が減っている、と思ったらT屋で朝食を食べたきりであった。食事をとって、ふたたびT屋へ。完成させたくないのでウチに帰りたくない。飲んでいると眠たくなってきた。朝T屋の奥さんに、昨日から寝ていないといったのを思い出した。気がついてしまったら眠たくてたまらず帰宅。未完成なのを確認し、まだ楽しみは残っている、と安心して寝る。

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