明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ここしばらくスマホばかりでパソコンのモニターを見ていなかったせいで、目が慣れず、『タウン誌深川』の表紙の色がどうも変だと直した。それに気が付いたら、我に帰ったように目が戻った。〝思っただけで違って見える〟こういう話しは大好きである。 昔ある人物を仕事で作ったことがあるが、最新のビデオを資料としてもらい、それを見ながら作ったのに、出来たのは二十年くらい前の、私のイメージのその人で、目からの情報より頭にあるイメージが勝ってしまい、人に指摘されるまで、そのことに気が付かない、という私自身呆れた一件があった。私を知る上で、また後に実在した人物ばかりを作って行く上で、実にためになる経験となった。 ところでこの時の人形は、ひょんなことから、先方の社長が私を騙して、横領して持っている事が発覚した。この泥棒野郎は、人形を取り返す事は勿論であるが、それだけでは許さない。 昔、私に迷惑をかけておきながらしやあしやあと偉そうにしていた奴は、豆腐ならぬ、サーフィンの角に頭ぶつけて死んでしまったが、今度は何かにぶつけてくたばる前に何とかしよう。

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 アートコレクターズ(生活の友社)引用の美学 存在しないものを撮る 石塚公昭

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ
2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載12回『大つごもり 樋口一葉

 



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