明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



自宅で飲む時は昔から、アルコールは一切割らずにどんな酒だろうと生のまま飲んでいる。特に年齢とともに明け方何度もトイレに行くように
なり水分の取り過ぎは考えものである。 しかし外で飲む場合は、好き勝手にマイペースで飲む訳にもいかず。足並み揃えないとならない。 酒を飲み始めた頃、工芸学校が年上ばかりなことに甘えて、好きにしていたが、仕事を始め、初対面の人や親しくない人と飲むようになったらそうはいかない。そこで編み出した方法は、飲み始めてしばらくすると、メンバーの中で、一番酒の強そうな人は見当が付く。その人をペースメーカーに、付かず離れず飲んでいれば、空気も壊さず、割り勘なのにあいつばかり飲み過ぎだろう、と思われているのではないか、と心配することもない。なんだか集団でケンカする時のコツのようではあるが。欠点は気を使った分、家に帰って不足分を補う必要がある。おかげで一人独走し、恥をかくこともない。そんな訳で人と飲む時は炭酸水やホッピー等で割りながら、周囲と共に歩む事になる。  ところで、かつて〝ブルーホッピー〟があった事を知る人はいないだろう。戦後代用ビールとして登場した時から栓を抜き続け、先年亡くなった煮込みの名店の女将さんに聞いたのだが、瓶か足りなくなり、一時セブンナッブの瓶を代用していたが、それでも足りなくなるとインク瓶(当時大型の瓶があったのだろう)を使ったそうだが、洗浄が足りなくて青いホッピーが出てきてビックリしたといっていた。

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 アートコレクターズ(生活の友社)引用の美学 存在しないものを撮る 石塚公昭


『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  


『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載12回『大つごもり 樋口一葉

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