明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日、十年ほど前に出した泉鏡花の『貝の穴に河童の居る事』(風濤社)で笛吹の芸人 を演じてもらったMさんにお付き合いいただき、母のホームに顔を出した。母も何かとお世話になった。その後木場のサイゼリアで飲み、夜になりT屋ヘ行くが閉まっていた。T屋のカミさんには『貝の穴』で、Mさんの女房役をやってもらったし、長女には河童に尻を触られそうになる娘を。また店の屋上で、カミさんに頭から水をかけてもらいながら『潮騒』の初枝もやってもらった。 本日、昨晩留守にしていたT屋の主人から電話をもらった。三女が検査入院した私を病院で見かけ、心配してくれていたらしい。その三女とカミさんには『牡丹燈篭』のお露とお米 をやってもらった。三遊亭圓朝は木場の娘に起こった実際の事件を元に書いた。まさに木場のお露である。三女は今その病院に勤めているというので、次回の入院時、小学生の頃から知ってる三女に剃毛でもされては、とたじろいだが、栄養士であった。手近な人材に頼り過ぎな私である。

 



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