明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



完成したが、綺麗過ぎるので、着彩時少し古びさせたい。ぶきっちょな私も、棒に枝を巻き付けタコ糸で縛っただけなので、さすがにどうということもない。これで毛髪さえ貼り付ければ、寒山と拾得は完成に向かうことになる。首以外の身体は作るのは早い。被写体制作と撮影の二刀流名にはスピードも必要である。ただでさえ時間がかかるのに、いつまで経っても完成に至らないだろう。 これで制作しないとならない小物は寒山の持つ巻物(本物を使う可能性も)『慧可断臂図』の慧可が達磨大師に弟子入りを志願し、覚悟を示すため己の左腕を肘の辺りで切断する、そのための剣が要る。後は鉄拐仙人が口から吐き出す小さな分身くらいだろうか。身近な小物で作るとなるとそんなところだろう。



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