平成24年7月18日(水)
ラムサール条約の登録の朗報で湧いた当市ですが、未曾有の大雨の惨禍で海岸や干潟もかなり荒れています。復旧には時間がかかりそうですが、私の好きなオオソリハシシギを特集します。大型のシギで全長は41センチもあります。
シベリア方面で繁殖し、中国南部で越冬すると言われています。
大きくクチバシが反っているのが名前の由来です。
左の鳥のように夏羽は赤褐色で黒い軸斑が見られます。
広げた羽は一段と大きき見えます。
ケッケッケッと言う鳴き声を発して飛んでいくので、馴れてくると遠くからでも識別出来ます。
一様に海の方を向いて、いざとなったら一斉に飛びたちます。
2011年4月9日に近くの海岸で確認したオオソリハシシギの回収記録がこのほど山科鳥類研究所から届きました。放鳥は2009年2月9日、場所はオーストラリア、ビクトリア、オフマンズビーチ。移動距離・8,152km、経過時間・2年2ヶ月(791日)。なお放鳥者はAustralasian Wader Studies Group,AUSTRALIAです。 【コメント欄は閉じています。】