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花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

酬恩社大教会(しゅうおんしゃ だいきょうかい)

2013-03-02 | 正楽寺関係
 平成25年3月2日(土)

 明治11年、時の権力体制が仏教を弱体化させようとした動きの中で、これに立ち向かって結成されたのが酬恩社です。熊本の片田舎の荒尾玉名地区の寺院でも明治16年(1888)頃に現玉名市を中心とした高瀬組(たかせ・そ)、現荒尾市や長洲町を中心とした「長洲組」(ながす・そ)が結成され、あの過酷な第二次世界大戦中も途絶えることなく、今回で128回めの開催になり、わが正楽寺が受け持つことになりました。
 現在は高瀬組・16寺、長洲組・15寺。従って31年に1回当番が回ってくる勘定になります。
 役員総出で準備が整いました。婦人部も賄いの準備等いろいろと大忙しでした。



 男性軍は受付の他にそれぞれの駐車場係として奮闘しました。婦人部は早朝からの準備です。



 5日間通してまず正信偈(しょうしんげ)のお勤めから始まります。



 釈即如龍谷門主の御消息(お手紙)が朗読されます。昭和60年2月に下付されたもので、明治19年に下付された先代の御消息も大事に保存されています。いずれも結社の伝統を引き継ぎ、積極的な伝道活動を期待する内容になっています。



 5日間通して法話をしてくださったのは東海教区(三重県)信明寺ご住職・日置宗明師です。





 初日には土曜日とあって子どもたちのお参りもありました。嬉しいことです。



 法話の中休みには役員たちが傘銭をいただきにあがります。



 正楽寺の息子さんなども飴を配ってまわり、かわいいかわいいと喜ばれました。



 講師、法中(ほっちゅう)(各寺々のご住職>さんなどのお昼の賄いです。初日はシンプルにうどん。お握りでした。婦人部もメニューなど工夫されて、美味しいと評判でした。
 最終日には当正楽寺のご住職、総代の私もお礼の挨拶をいたしました。当番だった正楽寺ご一家も心労が多かったと思いますが無事お役目を終えて、役員一同もほっとしました。
 次回は高瀬組の来顕寺さんの受け持ちになります。【コメント欄はお休みです。】

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