花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

春の渡り鳥(一)

2013-05-18 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成25年5月18日(土)

 愛鳥家にとってはわくわくする春の渡り鳥の季節です。この時期、冬期に入るオーストラリア方面から繁殖地のシベリア方面へ渡っていくしぎチドリ類が中継地である荒尾干潟などで豊富な餌を食べ、体力を付けるため立ち寄ります。



 熊本県では初めてラムサール条約湿地登録されて、間もなく1周年を迎えようとしています。市民の関心も徐々に深まって探鳥会などへの参加も増え、関係者は喜んでいます。



 この写真の中に5種類ほど鳥が仲良く休んでいます。干潮時に餌を食べ、満潮時には休息をします。 



 ダイゼンです。胸や腹部が黒くなっているのは夏羽です。



 異種間でもいさかいがほとんど見られません。人間世界は争いの歴史と言っても過言ではありませんよね。



 クチバシの長いのがオオソリハシシギです。



 オオソリハシシギとダイゼンの舞い降りる姿です。



 メダイチドリは漢字では「目大千鳥」と標記します。文字通り目が大きいからです。



 これはハマシギ。荒尾干潟へやってくる最も多い鳥です。



 荒尾干潟へやってくる渡り鳥の中で唯一、(一部ですが)繁殖するシロチドリです。市の鳥になったゆえんでもあります。抱卵しているシロチドリの雌です。車の窓越しに望遠レンズで獲りました。トリミングしているのでややぼけています。



 飛ぶ姿はかっこいいのですが、人や犬が近づいたりする時に驚いて飛び立つことが多いのです。折角蓄えたエネルギーが浪費されますので無用に近づかないのが最低限のマナーです。



 【お知らせ】来る5月31日(金)から6月4日(火)までの5日間、日本野鳥の会熊本支部主催の巡回写真展が荒尾シティモールの(出会いの広場)で開催されます。写真展の一角を割いていただき、どんこの新作荒尾干潟の渡り鳥などを展示していただくことになっています。ご観覧をお待ちしています。

 荒尾干潟ロケ(NHK)の放送日が決まりました。まず県内は5月23日(木)18:20~19:00の「クマロク!」で放送されます。全国放送は8月25日(日)の予定です。『さわやか自然百景』。総合(近畿各県、鳥取、九州各県、沖縄) 8:10~8:24
(その他の地域) 7:45~7:59。再放送、NHKオンデマンドでの配信も予定されております。是非ご覧ください。
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