英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

Where there's a will, there's a way.

2007年06月09日 | 指導現場にて
この春の大学入試で不本意な結果に終わり、捲土重来を期した浪人生から、近況報告がありました。

3月下旬、浪人を決意し、その胸の内を泣きながら話してくれた彼女に、私はある合格条件を与えました。
「5月最初の模試で、第一志望の大学合格判定が、悪くても‘B’以上であること。」
彼女は、この条件をしっかり憶えていてくれて、報告のメールをくれたのです。

結果は‘B’判定。もちろん、模試の結果が全てではないですが、浪人生活のスタートとしてまずまずではないでしょうか。

彼女の報告を受け、私自身が受けた浪人最初の模試結果が気になり、調べてみました。
私は代ゼミに通っていましたので、1990年4月の全国総合模試の偏差値です。
英語:63.4 国語:59.5 政治経済:69.9 総合:64.3
明治大学に合格したものの早稲田をあきらめきれずに、いわゆる仮面浪人した1991年4月の同模試の結果は以下の通りです。
英語:71.1 国語:68.8 政治経済:70.6 総合:70.2
やはり、浪人生が合格を引き寄せるには、よいスタートを切り、その結果に驕ることなく、努力を続けていくことが大切になるのではないでしょうか。

「浪人してから勉強やればいいや」という気持ちでは既に同じ過ちを繰り返す方向に行っています。浪人は曲がりなりにも、4月の内には全範囲を終えている必要があります。なぜなら、すでに現役の時に終えていなければならないのですから・・・。

浪人生はこれからも不安と焦燥との戦いになるでしょう。しかし、合格すれば全てが良い思い出になってしまうから不思議なものです。合格を信じて突き進むのみです。
Where there's a will, there's a way.(精神一到何事か成らざらん)
私が今の仕事を天職に思えるのも、あの2年間の浪人生活があったからに他なりません。



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