英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

a shoulder to cry on

2007年06月14日 | 指導現場にて
昨日の指導中、ある高校3年生が突然泣き始めたため、別室に呼んで話を聞きました。

「部活を引退したのに受験勉強に集中できない」
「文化祭の準備のことで仲間内で揉めている」
「志望だけ高くてそれに見合った努力をしていない」
「勉強をしていないことは承知しているのに、塾の英語のテストで1位になれずに悔しい」
などなど。

彼女には完璧主義的なところがあり、あれもこれもと欲張りすぎてしまうのです。

私は次の点をアドバイスしました。
1.物事に優先順位を付ける
2.完璧主義をやめて楽観的になる
3.隙間時間の利用
泣くことも大切です。涙と共にモヤモヤしたものが流れるため、一番のストレス解消になります。

いっぱいいっぱいの彼女を見て、留学時代の自分を思い出しました。インターンのため現地の企業で働かなければならず、緊張と不安に苛まれていた時に、信頼する先生が言われた言葉があります。
Just go with the flow.
‘go with the flow’ は、ロングマン英英辞典によると以下のように定義されています。
to do what is easiest in your situation, and not try to do something difficult or different
(難しいことや違ったことをやろうとせず、できることから優先してやること)
的を射た表現です。自分が困難な状況になったとき、わたしは常にこの言葉を思い出します。

高校生と言っても、悩みは多いもの。彼らの悩みを聞ける人(a shoulder to cry on)でありたいものです。
コメント
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