英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

浪人生へのアドバイス

2008年07月05日 | 指導現場にて
最近、浪人生から「夏休みの英語の勉強をどうしたらよいか」という相談を受けます。

彼らの英語の偏差値は、マーク・記述模試とも65を超えています。着実に力がついてきていて、「この夏にもっと飛躍を!」と考えて、相談に来てくれるのです。

そんな彼らに、私は「基礎を固めろ」とアドバイスします。皆、レベルの高い難しいことをやりたいと考えているのですが、偏差値70を超えるには、ここで今一度足元を固める勉強が必要です。

具体的には・・・
①文法知識の虫食い状態を無くす
浪人生といえども、これまで習得した文法知識は断片的なものです。そこで、山口俊治著『英文法講義の実況中継(上)』『同(下)』を読破します。口語調の平易な文体で書かれた本著で、文法知識を基礎から系統的に整理できます。

②瞬時の英文構造把握力の錬成
少し古いですが、伊藤和夫著『英語構文詳解』を使います。私の受験生時代から定評ある本著ですが、この一冊を繰り返せば、英文構造を見極める力は揺るぎないものになり、読解力・速読力の礎となります。

③既習英文の音読
教材は、1学期中に受けた模試の長文、第1志望の大学の過去問、予備校等の授業で既習済みの長文を使います。英文構造は当然のこと、ひとつひとつの単語の発音・アクセントにまで気を配り、1つの英文を少なくても30回、声に出して音読します。
以上のことを徹底してやれば、2学期以降、英語の偏差値は70以上で安定します。センターの英語なら、軽く190点以上は取れるでしょう。

夏休みと言っても、暑かったり、誘惑があったりして、意外と勉強の能率は上がりません。

背伸びをせずに、足元を固める単調で辛い勉強に、如何に固執できるか?秋以降の飛躍は、ここにかかっています。
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10万件到達!

2008年07月05日 | 閑話
今しがた、総アクセス数が100,000件に到達しました。ブログを始めて3年1ヶ月、訪れていただいたすべての皆様に感謝です!

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