英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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息子の継続力

2008年10月11日 | 子育て
私と息子(5歳0ヶ月)は、毎日、朝食前にドリルをやる約束をしています。ドリルの内容は足し算で、現在は1日1ページ(45問)です。

しかし、先週は、息子が「できなーい」「後でやるー」と駄々をこねる日が続きました。

集中してやれば、彼の能力的に5~6分でできる内容です。決して、できない内容のものではありません。息子は6:50位に起床するのですが、この“駄々こね”の原因は、朝7:00から始まる見たいテレビ番組が気になってしまうからです。

毎朝くり返されるようになった駄々。その都度、話しをし、何とかドリルは終えていました。しかし、いささか私も業を煮やし、ついに先週の金曜日、怒鳴り声を上げました。彼が生まれて以来、最も大きな声で怒りました。

「朝から『やだー』『できないー』ってうるさいんだよ!やりたくなかったら、やらなくていい!朝からそんな言い草を聞いたら、気分が悪くなるんだよ!お前が『毎朝ドリルをやる』って約束したからやってるんだろ。できない約束ならするんじゃないよ!」

ものすごい剣幕で叱責し、彼の手元にあるドリルを取り上げました。

すると、彼は私の怒鳴り声に対してむせび泣きながら「で、できる(ヒック)。や、やる(ヒック)」と言い、その日は意地でドリルをやり通しました。

私は続けてこう言いました。「パパとママはお前が出来ない約束はしない。このドリルなら出来ると思ったから約束したんだぞ」と。

毎朝のドリルで息子に勉強が出来るようになってもらいたいのは二の次のこと。主たる目的は、単調でつまらないことを毎日継続し、それに立ち向かう忍耐力を培うことなのです。

叱責を受けた翌日から、彼は見事に変わりました。約束を守ろうとしなかった不甲斐ない自分に、息子は明らかに気付いたようでした。朝は6:30には起床し、「足し算やっちゃおーっと」と言って、家族で最初にリビングのテーブルを陣取り、ドリルを済ませるようになりました。

彼が生まれて5年。ものすごい剣幕で、最も怒鳴り声を上げた日。でもその翌日から変わった彼の姿と、その日の散歩で嬉しそうに私と楽しい時間を過ごしてくれた彼の笑顔を見て、「子育ては難しい。でも何よりもやりがいがある。お互いに信頼できる親子関係を続けよう」と決意を新たにしました。

そして今日、95ページ・総問題数3720問のドリル帳を一冊終えました。1日1ページのペースで約3ヶ月かかりましたが、見事な継続力です。

息子は、「足し算のドリルが終わったから、引き算と英語のドリルをやる!」と意気揚々です。


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コメント (6)
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