英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

He is what I was 32 years ago.

2009年08月02日 | 子育て
この週末は、「伊那祭り」がありました。

息子の通う幼稚園では、年長の組が鼓笛隊を組んで演奏を発表するのが、恒例となっております。すべての子供と先生が、この日のためにハードな練習を繰り返してきました。

あいにくの雨模様で発表ができるか危ぶまれましたが、なんと演奏予定時刻の10分前に雨が上がるという奇跡が起こったのです。

先生、父兄をはじめ多くの観客が見守る中、演奏が始まりました。3曲・15分ほどの演奏でしたが、子供たちはみんな素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。シンセサイザー担当の我が愛息も素晴らしい演奏でした。
生まれてから5年。よくここまで成長してくれたと嬉しく思います。そして、鼓笛隊だけでなく、普段から熱心に指導にあたってくださっている先生方にも頭が下がる思いです。

この鼓笛隊演奏は、息子の通う幼稚園の代名詞にもなっているものですが、実は、同じ幼稚園に通っていた私も、32年前にこのお祭りで演奏しました。

息子が鼓笛隊の制服に着替えた姿を見て、目頭が熱くなりました。そう、紛れもなく、目の前にいるのは、32年前の自分だったのです。両親がどういう気持ちで私を育ててきてくれたかが、この日の息子の姿を見ることで、分かりました。私が受けた愛情を何倍にも大きくして、息子と、生まれてくる第二子に注いでいきたいと気持ちを新たにしました。

up32年前、5歳の私です!

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点が線になる瞬間

2009年08月02日 | 英語勉強法
昨日の夏期講習で、ある高校3年生に関係詞の体系を教えていた時のことです。その生徒が、
「先生、正直な話、すごい分かりやすくて感動した」
と言ってくれました。

私が普段指導している教室が違うため、彼女には夏期講習などの特別講習の時にしか会えませんが、彼女が中1の時からの付き合いですので、会えば色々と話をします。

彼女は、恥かしがり屋の裏返しから、自分の思いを正直に言わず強がりを言ってくるタイプ。そんな彼女から引き出せたこの一言は、ハードな夏期講習のスケジュールで疲労困憊であった私にとってのカンフル剤(a shot in the arm)となりました。

高校3年生ということで、彼女自身が受験勉強に真摯に取り組み、私の解説を咀嚼できる“受け皿”が用意されていたことも大切なこと。

教える側と教えられる側が、ともに高いレベルでかみ合ったときに、分からないことが分かるようになる。点であった知識が線になる瞬間。教える喜びは、この瞬間にあるのです。

彼女からの一言に対して、私は以下のように答えました。
「今の一言で、今夜も美味いビールが飲めそうだよ」

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