英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

勉強自体が目的

2013年05月09日 | 英語勉強法
大学入試の教材研究をしていたところ、環境問題をテーマにした長文の脚注に spongy rock 「(透水性の)多孔質の岩石」とありました。この“多孔質の”という表現を見たときに、類義語の porous がすぐに頭に浮かびました。これは昨年の国連英検特A級で出題された単語です。
On the southern frontier with Jordan, the border is relatively porous, but in recent days on the Syrian side, fresh minefields have been laid.
上記文中での類義語として、permeable を選ばせる問題でした。

最近は、TOEIC990点に特化した勉強をしているので、国連英検特A級の時のように、難易度の高い語彙の暗記には力を入れておりません。しかし、今回 porous という単語がすぐに口を突いて出てきたので、昨年やっていた勉強の効果を感じることができましたし、やっていたことは無駄ではなかったんだなと、嬉しくなりました。

昨夜、久しぶりに特A級の語彙対策として作成していたカードを取り出して、ザッと見てみました。
「よくこんなにもカードを作り、暗記したものだな」と、少し呆れました。「何のためにここまでやっているのか?」と自問しましたが、それは愚問だとすぐに気づきました。目的なんてありません。私にとって英語を学ぶことは、それ自体が目的だからです。その成果としてのTOEIC満点や検定合格があるのです。


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