英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

高校英語の入口で

2013年09月10日 | 英語勉強法
中学時代は英語が得意でも、高校に行くと苦手になってしまう生徒が多いです。中学英語は、単語と熟語を覚えればそれなりに意味が取れますし、長野県の公立中学校では文法も基礎的なことしか問われませんので、それなりに点数はとれます。

ところが、高校に行くとリーダーのテキストはLesson 1から長文ですし、文法も別のテキストが渡され、内容も急に難しくなりますので、それまで何となく英語ができた生徒は一気に苦手になってしまうのです。これは私の実体験でもあるのですが・・・。

英語には、語彙・文法・構文・解釈・読解・英作文・リスニング・スピーキングといった様々な分野がありますが、やはりすべてに共通していて基本を作る勉強法は音読です。その音読学習のやり方として、本ブログでも紹介させていただいた『杉山式 究極の音読プログラム』はお勧めです。
音読と同様に大切なのが構文集の暗記です。構文を暗記すると文法問題のみならず、英作文にも使え、さらにはスピーキングの礎になるからです。一昔前なら、桐原書店の『標準英語構文160』の暗唱を勧めました。コンパクトで持ち運びに便利で、どこでもサッと開いて暗記をすることができましたが、残念ながら絶版になってしまった。現在であれば、美誠社『英語の構文80』『英語の構文150』が、解説も詳しく覚えやすいと思います。
誰もがつまづく可能性がある高校英語。その入り口での音読学習の習慣化と構文暗記は必要不可欠です。この2つを徹底してやると、英文構造が瞬時に分かるようになり、英文を「型」で理解できるようになるのです。


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