英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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基礎学力と勉強の習慣

2015年12月18日 | 公立中高一貫校受検
公立中高一貫校の適性検査は、一問一答形式のような直接知識を問う問題は出されません。その点で、私立の中高一貫校入試問題とは違います。知識量よりも、文章を読んで問題点を見抜いたり解決策を見出すような、論理的思考力を問う問題が多く出題されます。もちろん、その一環で知識や計算能力が間接的に問われますが・・・。

合格するためには小学校で習う以上の知識は必要です。公立中高一貫校入試に特化した勉強は6年生からでも遅くはありませんので、それまでに基礎学力を充実させることが大切です。

以下、6年生になるまでに行う勉強を科目別に示します。

【国語】
・漢字は早期のうちに小学6年間で習うものをマスターしましょう。漢検5級以上に合格しているのが理想です。

・読解力は適性検査のみならず、すべての勉強の基本です。問題集を使って、設問の指示通りに答えられる解答力を養いましょう。

・読書や新聞を読んで、相当な文章量に慣れましょう。適性検査が読ませる文章量は半端ではありません。

【算数】
・百マス計算やドリルなどを毎日の習慣とし、速く確実な計算力を身につけましょう。

・問題集で文章問題に慣れましょう。

・早期のうちに数検6級以上に合格しているのが理想です。

【社会・理科】
・学校の勉強範囲を確実に理解しましょう。特にフィールドワークや実験は、適性検査の格好の題材となりますので、積極的に取り組みましょう。

・子ども新聞や夏休みの一研究などで、自分で決めたテーマを徹底的に掘り下げましょう。


基礎学力をつけるには毎日少しずつコツコツ勉強しなければなりません。これが勉強の習慣を作り、そして、6年生になってから本格的に受検対策の勉強に切り替えた時の礎となる学力へと変わっていきます。
次回は親のかかわり方について書きたいと思います。


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