英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

大学受験で培われる力

2016年12月17日 | 指導現場にて
昨日、ある社会人の生徒さんが、第一志望の日本福祉大学子ども発達学部に合格を果たしました。

彼女との出会いは1年前。「社会人入試で大学に合格を目指しています。社会人入試では英語は必要ありませんが、合格後を見据えて、今から英語をやり直したい」という、自分の進むべき道をしっかりととらえた眼差しが印象的でした。

志願理由書は、何度も話し合いをしながら3ヶ月前から推敲を重ね、面接練習もあらゆる可能性を視野に入れました。「できることは何でもやりたい」という彼女は、私のちょっとしたアドバイスも忠実に実行してきました。

今月初旬に入試は行われましたが、入試前から私は合格を確信していました。私が面接官だったら、「こういう人が大学にいたら、二十歳前後の若い学生たちのカンフル剤になり、大学は活性化する」と思えたからです。

これまでの紆余曲折の人生を経て、ようやく見出した自分の夢。その実現に向けて、スタートラインに立てた彼女は、合格報告の電話の向こうでむせび泣いていました。

これはゴールではなくスタート。これからも彼女の人生には多くの困難が待ち受けているでしょう。でも、ここに至るまでの経験とそれを乗り越えてきた意志があれば、己の信ずる道を突き進めます。なぜなら、大学受験で培われるものは、自分で道を切り開くことができる力に他ならないからです。
彼女からいただいたポインセチアが、今日も明るく咲き誇っています。人の成長と成功の喜びを共有できるこの仕事に就けている私は、幸せ者です。


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