英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

甦る記憶

2010年04月10日 | 英語勉強法
私は浪人時代を代々木ゼミナールで過ごしましたが、在籍したコースは確か「早慶上智LE」と呼ばれていました。

最初のクラス分けテストで幸いにも上から2つめのクラスに入れたわけですが、担当講師陣達は超有名・カリスマ講師のオンパレードでした。記憶に残っている講師を挙げると・・・

【英語】
 潮田五郎先生(精選構文)
 宮尾慈良先生(長文読解)
 原秀行先生(英文法)
 鬼塚幹彦先生/T.D.ミントン先生(英作文)

【現代文】
 田村秀行先生

【古文】
 土屋博映先生(古文読解)
 国広功先生(古典文法)

【政治・経済】
 吉田一徳先生

予備校業界に詳しくなければ全く分からないかも知れませんが、この講師陣の授業を受けられるとは、「贅沢」以外に形容できる言葉は見あたりません。

浪人した4月は欠席もなく予備校に通いました。しかし、上記講師陣によるLEのレギュラーの授業は午前中に組まれており、当時、朝が弱かった私は、授業から足が遠のいていきました。午後の単科ゼミを受けるくらいで、後はずーっと予備校の寮で自習していました。

それから20年の月日が流れました。この4月からいっしょに働くことになった同僚のK先生が、毎日の日課として『鬼塚のミラクル英文108』をやっておられました。これは上述の鬼塚幹彦先生が書かれた本です。K先生に大いに刺激された私も早速購入しました。

その一つめの基本文
The sun rises in the east and sets in the west. Birds sing in the morning.
これは20年前、代ゼミ代々木本校の教室で教わったものとまったく同じでした。記憶とは甦るものですね。

大西泰斗先生の『これで話せる!英語のバイエル』の売れ行きがその効用を物語っているように、英語の基本英文を暗唱して反復することは、英語力全般の底上げに必要不可欠です。

私の場合、大学受験英語を教える英語講師ということを考えて、この『ミラクル英文108』を使って、基本英文の暗唱・反復をしていきたいと思います。

大学受験生当時は『英語の構文160』(桐原書店)で基本英文をマスターしましたが、20年経った今、鬼塚先生の本を紐解き、発話力も含めた英語力向上をねらいたいと思います。
久しぶりに、心中してもいい参考書と巡り会えた気がします。


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2 コメント

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Unknown (コンドロイチン)
2012-07-11 07:31:38
私も現在ミラクル英文108を勉強中で、ネットでの評判を調べている時に貴サイトに辿り着きました。
英検1級をお持ちの方でも使用するほど実用的な構文集なのですね。
鬼塚先生からモデル文を使った授業を実際に受けていらしたというのは羨ましい限りです。

ところで鬼塚先生とミントン先生は、ひょっとして同一人物なのでしょうか?
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Unknown (fukken)
2012-09-08 14:35:25
♪コンドロイチンさん♪
返信遅くなり、申し訳ありません。
鬼塚先生とミントン先生は別人です。代ゼミでは、同じ授業をペア・ティーチングされ、軽快な授業をされていたのを思い出します。
短文暗記は英語勉強の基礎だと思います。私は、もう絶版になってしまいましたが、桐原書店の『標準英語構文160』を完全マスターしました。その頃から、英語が自分の物になりつつある感覚を抱きはじめました。
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