英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

恩師からの手紙

2007年08月08日 | 取材・出版関係
昨日、帰宅すると、一通の手紙が届いていました。

私は4歳からピアノを習い始め、高校3年までピアノ教室に通っていたのですが、その先生からの手紙でした。

内容は、先月発売になった拙著『インプット重視の英語学習法』を読まれての感想だったのですが、便箋4枚にしたためられたその手紙には、先生の人柄が表れ、とても感動しました。

おそらく私が今までの人生で出会った‘先生’の中で、最も時間を共に過ごした先生です。

週1回30分の指導でしたが、中学時代は3年間、校内合唱コンクールの伴奏を担当したため、時間外に指導していただくこともしばしば。夜11:00まで教室のグランドピアノで弾き込みをやらせてもらったこともありました。

また、中学の定期テスト直前は、音楽の予想問題を作成して頂き、教室にこもって取り組み、音楽のテストは毎回がほぼ100点でした。

また、バイエル → ブルグミュラー → ソナチネ とステップアップしていくのが常道なのですが、私がクラシックに興味を示さないのをいち早く見抜き、リチャード・クレイダーマンやジョージ・ウィンストンといった‘イージー・リスニング’の音楽を薦めてくれたのも先生でした。

正直言って、小学・中学時代は、ピアノを弾くことに引け目を感じていました。「ピアノは女々しい」という私の思いこみがあったからです。

しかし、そんな私を先生が粘り強く見守ってくれたお陰で、私にとってピアノは立派な趣味となりました。

教科は違いますが、自分が人を教える対場になった今、先生の有り難さを痛感するのです。
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