今月からドラマ化される『下剋上受験』を読んでいます。
私の住む長野県は、都市部と違って私立中学受験が一般的ではなく、ほとんどが地元の市町村立中学校に進学します。長野市や松本市などには私立中学もあり、2011年以降は公立中高一貫校が3校できてその認知度を高めてきましたが、都市部の私立中学受験とは比較できないほど、中学受験は地方ではマイナー派なのです。本著でも125~126ページに以下のようにあります。
地方に住む親も子どもも、世の中の教育環境の違いを理解し、勉強に対する意識改革を行っていかないと、大学受験時の格差はもっと拡がってしまいます。何となくちょっと頑張って地元の公立進学校に合格しただけで満足していると、「東京のこんな連中と戦わなければならなかったんだ」と大学受験で第一志望に不合格になった時に初めて、現実を知ることになるのです。これは、何を隠そう、現役時代の私です(苦笑)。
「公立王国」と言われる地方の小学生が都市部の私立中学受験の現実とレベルの高さを知っていたら、勉強に対する姿勢が変わる子も多いはずです。地元の公立トップの進学校に行っても全国から見れば無名校に近いのです。高校入試までは同地域内での競争でしたが、大学入試は全国区での競争なのです。しかし、親も学校の先生もこの状況を知ってか知らずか、子どもに話しません。
周りの大人がもっと現実を話してあげなければならないと、『下剋上受験』を読みながら危機感を持っています。
もう少しで読了するので、全体の感想はその時に記しますが、読んでいて感じることは都市部と地方の間にある教育格差です。実話である本著の主人公は首都圏在住ですが、都市部の小学生の教育環境と地方のそれがあまりにも違いすぎることも如実に記されています。
私の住む長野県は、都市部と違って私立中学受験が一般的ではなく、ほとんどが地元の市町村立中学校に進学します。長野市や松本市などには私立中学もあり、2011年以降は公立中高一貫校が3校できてその認知度を高めてきましたが、都市部の私立中学受験とは比較できないほど、中学受験は地方ではマイナー派なのです。本著でも125~126ページに以下のようにあります。
地方は「公立王国」と呼ばれ、公立中学から、地元で一番偏差値の高い公立高校に行くことがステータスになっているようだ。
地方に住む親も子どもも、世の中の教育環境の違いを理解し、勉強に対する意識改革を行っていかないと、大学受験時の格差はもっと拡がってしまいます。何となくちょっと頑張って地元の公立進学校に合格しただけで満足していると、「東京のこんな連中と戦わなければならなかったんだ」と大学受験で第一志望に不合格になった時に初めて、現実を知ることになるのです。これは、何を隠そう、現役時代の私です(苦笑)。
「公立王国」と言われる地方の小学生が都市部の私立中学受験の現実とレベルの高さを知っていたら、勉強に対する姿勢が変わる子も多いはずです。地元の公立トップの進学校に行っても全国から見れば無名校に近いのです。高校入試までは同地域内での競争でしたが、大学入試は全国区での競争なのです。しかし、親も学校の先生もこの状況を知ってか知らずか、子どもに話しません。
周りの大人がもっと現実を話してあげなければならないと、『下剋上受験』を読みながら危機感を持っています。
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