信濃毎日新聞の一面には、「けさの一句」というコラム欄があります。
昨日紹介されていたのは、浦川聡子さんの一句。
英和辞典を離れて、むしろ英英辞典に逃げていく。これこそ英語の本質を学べる術だと思います。そこには、英語という第二言語を学ぶ過程において、その言語に“受け入れられた”と感じることができる瞬間があります。
昨日紹介されていたのは、浦川聡子さんの一句。
ルーペで見る 英英辞典 火の恋し以下に村上譲氏の解説を引用します。
英和辞典や和英辞典は今や必需品に近い。けれど英語の単語や熟語の意味・用法を英語で説明した英英辞典はなじみが薄い。ましてルーペ(拡大鏡)で見なければならない活字の小ささは敬遠したい代物だ。仕事によっては使わなければならないが寒々しい気持ちになる。そんな時には人が恋しくなり、火を囲んだ団らんを望むものだ。上五中七の孤独に対し、癒しを求める下五の取り合わせが生きている。私の場合、むしろ逆です。何か嫌なことがあったときは英語の勉強に集中したいもの。その際に出会った未知の単語を英英辞典で引くときの高揚感は、何ものにも代えられません。
英和辞典を離れて、むしろ英英辞典に逃げていく。これこそ英語の本質を学べる術だと思います。そこには、英語という第二言語を学ぶ過程において、その言語に“受け入れられた”と感じることができる瞬間があります。
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