(昨日の投稿の続きです)
3分の1が終わる14kmを過ぎた竹渕の信号を左に折れると、いよいよ上り坂「山の神ゾーン」のスタートです。
徐々に坂を上っていく感覚と、心肺と足に負荷がかかる感覚。昨年まではむしろ楽しみにしていた上り坂が今年は重く感じます。それでも18km手間では大会ゲストである2代目山の神・柏原竜二さんとハイタッチをし、テンションが上がりました。
今年はコースが改良され、上り坂が少なくなり、18.5kmの最高地点を過ぎれば、中間点までしばらくは下り基調です。ラップは少し上がったものの、中間点を1時間41分14秒で通過。去年より1分15秒遅い通過です。サブ200も厳しくなってきていて、右足が攣りそうな雰囲気がありました。「真夏にあれだけ走り込んだのに、去年より遅いラップなのに、なぜ足が攣る?」と、自分でも納得ができないまま後半に入っていきました。
31kmから約3kmの上り基調のキツいコースなので、まずは30kmまでは淡々と走ろうと気持ちを切り替えました。25km過ぎのえびの子水苑の給水所で、足攣り対策のために持参した芍薬甘草湯を摂取し、30km以降に備えます。27km過ぎではXのフォロワーさんが話しかけて下さり、雑談しながらしばし並走して、気分転換ができました。30kmを2時間25分ちょうどで通過。2週間前の30km走の時より2分37秒速いですが、この時点でサブ200はほぼ不可能と分かったので、私の中での最低ラインであるサブ3.5は死守しようと、再び気持ちを切り替えました。振り返ってみると、この時に心折れずに目標を下方修正したことが、後半の粘りにつながったと思います。
大会公式サポーターの小平奈緒さんとハイタッチをして、いよいよ後半最大の難所、31kmから約3kmつづく上り坂へと入っていきました。
(明日の投稿へ続く)
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