英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

高遠だるま市

2007年02月11日 | 閑話
毎年2月11日は高遠だるま市の日です。私の勤務先でも、塾生の合格を祈念して、だるま市に出かけています。
まずは、高さ3.6メートルの巨大だるまが出迎えてくれました。

だるま市は高遠駅近くにある鉾持神社の参道を中心に賑わうのですが、鉾持神社の本堂に参拝するには300段以上もの階段を登らなければなりません。
息を切らしながら登りきり、お参りをした後参道に下りてくると、すごい賑わいでした。
塾の各教室には大きなだるまを購入しました。私は個人的には金運を呼び込むといわれる黄色いだるまを3年連続で購入。

ロト6が当たったら両目を入れて神社に奉納しようと思っているのですが、我が家のテレビの上には今年購入した分を入れて、3つ並ぶことに・・・。
欲を持っているうちは、当たらないですね。
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記憶をたどって

2007年02月09日 | 英語勉強法
立春を過ぎ、季節の上では春となりました。ここ数日は暖かく文字通り春らしいですが、余寒が厳しくなった場合に「春とは名ばかりで・・・」というフレーズを耳にします。

5年前シアトル滞在中に携帯ラジオで聞き続けていたNPR(National Public Radio)でも、「春とは名ばかり」という英語フレーズを言っていたのを思い出しました。たしか3月下旬、バスを降りてワシントン大学の本部キャンパスに入ろうとしていた時・・・。記憶がしっかり残っています。

記憶をたどって、当時作った語彙カードを探したら、やはりカード化してありました。
Springtime is in name only.
和英辞典で調べても出ていますが、やはり、ネイティヴスピーカー、しかも NPR という信頼できるラジオのアナウンサーが発話した表現なので、安心して憶えることができます。

その時期の語彙カードには、自分で書いた次のような絵もありました。
当時、アパートを借りてベッドを購入したのを機に、関連した語彙を習得しようとしていたのが分かります。

今見ると英語に対して怖いぐらい執着していたのが分かります。しかし、学問はもちろんのこと何事にも貪欲になることは素晴らしいことです。

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心の闇

2007年02月08日 | 子育て
東京大学で出題された『増鏡』の一節。
ましてかくたぐひなき御ありさまどもなめれば、よにしらぬ心の闇にまどひ給ふも、ことわりなるべし。
(ましてこのように類まれな御容姿なので、世に例のない深い親心の闇に迷われてしまうのも、ごもっともなことです。)
この文章の中にある、“心の闇”は『後撰和歌集』に収められている藤原兼輔の和歌
人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな
に拠るものです。

この和歌の解釈は、「子を持つ親の心は、闇というわけでもないのに、子供のこととなると、道に迷ったかのようにどうすればよいか分からずに混乱してしまう」といった感じでしょうか。

いつの時代も、子を思う親の気持ちは変わらないのだと、実感してしまいました。
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アメリカの母

2007年02月05日 | 子育て
昨日、シアトル留学時にお世話になったホストマザー Judy から、愛息にプレゼントが贈られてきました。船便(surface mail)のため、約1ヶ月遅れのクリスマスプレゼントです。

英語で書かれた宛名の贈り物に、「Judyさんから、Judyさんから」と息子は興味津々。早速開けてみると、
‘U.S.A. Map’という木製のパズルでした。

日本の都道府県パズルに飽き始めていた息子には、何ともピッタリなプレゼントです。このパズルにはアメリカの各州名の他、その州の別称(愛称)と州都も書かれています。

例えば Seattle のある Washington 州の州都は Olympia 。愛称は“Evergreen State” といった感じです。

そして、妻のアイディアで Judy に国際電話をすることになりました。彼女と話をするのは実に6年4ヶ月ぶりです。

緊張しながらダイヤルをし、日本よりも長い呼出音を聞いていると、“Hello?”と懐かしい声が聞こえてきました。

“Judy? Please guess who I am. I'm calling from Japan.”
と切り出すと、
“Guess who you are? Ah, Kenichi?”
“That's right, Judy! Long time no see! How have you been?”
と会話が始まりました。

今回の国際電話の目的の一つは、息子に Judy と話をさせることでした。お互いの近況報告を済ませたあと、
“I'd like you to talk with my son.”
と言って息子に受話器を持たせました。すると息子は、
“Hello, Judy. How are you?”
と物怖じせず英語を発話。
Judy も気を使ってくれて、ゆっくりとした分かりやすい英語で息子に話してくれました。
Judy : “Do you know where your American grandma lives?”
息子 : “Washington.”
Judy : “How old are you?”
息子 : “Three years old.”
息子は立派に会話をしていました。

感情的な Judy のこと。こみ上げてくるのをこらえきれずに、声を詰まらせているのが分かりました。私も、気持ちが高ぶってきて
“Whenever I have to go through hardship, I try to remember the stay with you.”
と言うと、Judy は泣き出してしまいました。

シアトル留学は、私の人生の中において最も辛いながらも充実したものとなっています。そして、今こうして英語を通じて人とつながり、地球人ネットワークが拡がっていく。

息子をはじめ一人でも多くの子供たちに、英語を通じて可能性という名の世界を大きくしていってもらうことが、私が英語を教えることを生業とできる原動力なのです。
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precious time

2007年02月03日 | 閑話
I took a walk with my son yesterday morning. It was a little warm for February.

As I looked at our feet, on the road were two shadows of his and mine. Suddenly I felt an urge to take a photo because this moment, I thought, would never come again.
Happiness always consists in something usual. We merely don't try to realize that.
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What a surprise!

2007年02月03日 | 閑話
昨日の夕方、1月29日付のエントリ「motivation」に、一件のコメントが入りました。エントリにコメントをお書き頂いた場合、私の携帯にメールが来るように設定してありますので、すぐに確認したところ、投稿者のお名前に“Shiggy”とありました。

「まさか!?」
と思いながら確認してみると、やはりそうでした。元メジャーリーガー長谷川滋利さんからのコメントだったのです。

長谷川さんがアメリカで Shiggy というニックネームで呼ばれているのは知っていたため、まさかとは思いましたが、びっくりしました。

長谷川さんも最近ブログを始められたとのこと。タイトルは「Shiggy From USA」です。是非アクセスしてみてください。

英語、シアトル、ブログ。この3つのキーワードを通じて長谷川さんと通じることができました。世間は本当に狭いと感じるばかりです。
What a small world

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『今物語』を読む

2007年02月02日 | 指導現場にて
4月からの本格的な国語指導に向けて、古文の勉強にも力が入ってきました。助動詞や係助詞を中心とした文法の見直しが終わり、最近は読解に取り組んでいます。

大学受験生時代、私は古文が得意だったものの、私大一難しい問題を出す早稲田大学政治経済学部の古文には全く歯が立ちませんでした。そこで、自分が高校生の時に購入した同学部の赤本を引っ張り出して、1989年に出題された古文に取り組みました。

出典は中世の説話集『今物語(いまものがたり)』〈十七 花の白河〉。
昨日は、自分が納得するまで徹底的にやろうと、古語辞典とインターネットなどを使って歴史的背景を含めた分からないことを調べ尽くし、完全理解に2時間以上かかりました。

するとどうでしょう。高校生の時はチンプンカンプンでお手上げだった文章が、驚くほど理解できるのです。早稲田の出題意図の奥深さも見えてきて、ただ単に難しいだけでなく、基本的な単語と文法知識そして古文常識を駆使しなければ解けない“良問”だということが分かりました。そして、古人が記した一文章を理解できたという充実感が私を包みました。

一つの古文をこれだけ徹底追究し、その後に音読などを行っていれば、高校生時代に間違いなく古文の力は違うレベルになっていたことでしょう。広く浅い勉強ではなく、狭いながらも奥深い勉強をすれば、そこから得られる付加価値は何倍にもなるのです。

学問には、追究する姿勢がその根本にあります。塾生たちにも学問の奥深さを楽しんでもらえるように、指導していきたいと思います。
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インプットがアウトプットを生み出す

2007年02月01日 | 英語勉強法
昨日、某高校の英語科を志望する中3生の面接練習を行いました。もちろん、英語での面接です。

久しぶりに英語を話したわけですが、難なく英語が口から出てきて、ホッとした反面、ある意味“快感”でした。

普段は大学受験英語が中心で、英会話の実践機会はまったくありません。しかし、英語を発話せざる得ない状況では、英語が自然と口から出てきます。

これは、やはり普段から私がインプット重視の英語学習をしているからこそなせる業だと思います。

世間では「英会話」というアウトプットが重視されていますが、実はそこに至るには苦しいほどのインプット学習が必要なのです。

幸い、私は大学受験英語の指導に携わっているため、否が応でも毎日がインプット中心の勉強。しかし、このルーティーンを確実にこなしていれば、アウトプットは当然のように出来るのです。

「受験英語を中心としてインプット重視の勉強をしていれば英語が話せるようになるんだ」と生徒に思ってもらうことが私の使命です。
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