英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

精と多

2008年01月14日 | 英語勉強法
私は、英語の勉強で“精と多”のバランスを上手くとることを心がけています。

リーディングについては“精読と多読”、リスニングについては“精聴と多聴”です。

文法や文章構造はもちろんのこと、the や a などの冠詞にまでこだわるのが精読・精聴。大量の英語のシャワーを体に浴びさせる目的で行うのが、多読と多聴です。

仕事柄、リーディングについては“精と多”ができているのですが、リスニングについては、多聴が最近少なくなっていました。今年は、意識して「SKY Perfect TV!」を見るようにし、生の英語を大量に聴きたいと思います。

引っ越しと共に、テレビを地デジ用に買い換えました。
42型 AQUOS で観るCNNやBBCは圧巻です。

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趣味の力

2008年01月12日 | 閑話
伊那北高校理数科の塾生が、小惑星を発見したということで信濃毎日新聞に掲載されました。自分のことのように嬉しく思う反面、「これからいろいろな可能性があっていいなあ」と羨ましく思います。

実は、私は中学時代、天文マニアでした。毎月のお小遣いを貯めて望遠鏡を買ったり、『月刊天文』『月刊天文ガイド』という雑誌も定期購読していたほど。なんと、先日の書斎整理で、その当時の雑誌が出てきました。
この雑誌の中では、天文に関する英文論文を紹介するコーナーもあり、高校1年の時に辞書と首っ引きで全訳したのを憶えています。当時は76年周期のハレー彗星の接近や沖縄金環日食で全国的にも天文ブームだったのを思い出しました。

また、天体写真を上手く撮りたいがために購入した専門書や、友達と実施した天体観測ツアーの自作‘しおり’も見つかりました。
つくづく「趣味のパワーってすごいな」と思います。好きじゃないとここまではできませんから・・・。

今では英語が一番の趣味ですね。
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自分のやり方に拘る

2008年01月12日 | 英語勉強法
英語を習得するには、【教養としての英語】と【知識としての英語】という2つのカテゴリーを念頭に置くことが大切です。

【教養としての英語】
培った英語知識を活用し、実用化することです。故・伊藤和夫先生が『英文解釈教室』のあとがきでも述べられている通り、得た知識をもとに、原書を読む道、自分が読みたいとかねがね思っていた本を読むことです。自分の英語力を、英語という大海で泳がしてやることだと思います。

【知識としての英語】
文法やボキャブラリー、読解力・リスニング力などを培うために、参考書や問題集等で勉強することです。

以上の2つの観点から、今年の私の英語勉強法について考察してみました。

まず、教養としての英語。ペーパーバックなどの洋書を多読することで、英語文化と触れ合っていきたいと思います。

次に、知識としての英語。『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』や月刊誌「ENGLISH JOUNAL」、そして旺文社『英文法標準問題精講』に取り組みます。

英語の基本は文法。文法力によって瞬時の英文構造の把握が可能になります。この能力は、リスニングやスピーキングにおいても礎となるものです。ですから、私は知識としての英語力において文法に拘りたいのです。そこで、私が選んだのが『英文法標準問題精講』です。

実はこの問題集は私が高校2年生の時、大学受験のための勉強を始めた際、真っ先に取り組んだもの。その構成や難易度のため、当時は途中で挫折してしまいました。私が大学受験生だった20年以上も前から‘名著’といわれていたものが、今でも生き残っているということは、その中に何かがあるからです。

最近の受験参考書は、昔と比べて軟派なものが多いように感じられます。私が受験生だった頃の参考書や問題集は、装飾もシンプルで凝っておらず、無味乾燥なものがほとんど。
しかし、こういった類のものの方が、英語道を究める‘修行’にはもってこいかも知れません。

自分の信じる方法で、自分が究めたい英語道を突き進む。一番の贅沢です。
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懐かしのテープ

2008年01月10日 | 閑話
書斎の片づけをしていて、一本の録音テープを見つけました。ラベルには「潮田五郎の英語(最終回)」の文字が・・・。
私の英語力の礎を構築してくださったのが、代々木ゼミナールの潮田五郎先生。受験も間近に迫った1992年1月27日。前年の4月から受講してきた潮田先生の「総合英語ゼミ」の最終回を録音したものです。

チャイムと同時に始まり、チャイムと同時に終わる先生の授業スタイルは、良くも悪くも‘精密機械’と称されることもありました。しかし、最終回は延長されて、以下のようなお話しで締められていました。受験を間近に控えた私たちに対する先生の愛情がそうさせたのかもしれません。
・・・、まあ、浪人の人は今年は必ずどっかに入らないといけませんね。いつまでもこんなところ(=代ゼミ)に来ているようでは駄目です。まあ、現役の人はもう1年ぐらい来てもいいとは思いますが(笑)。できたら自分の志望校、たとえ入れなくても、二番目、三番目、四番目のところからお迎えが来たら行ったらいいですよ。ますます世の中受験の点では不利になっていくような気がしますから。早く大学生になって新しい勉強に励んだらいいと思いますね。まあ、最終的には君達自身が決めることですけども。
ということで、いい結果を待っていますよ。春休みの講習会はまたここに来ていますから、その頃にはもう結果が出ているでしょうから、いい結果があったらチラッと立ち寄って「ここへ入りました!」っていう風に聞かせてください。それが楽しみの一つですから。
Good luck! Never come back! さようなら。

もうあれから16年の年月が過ぎようとしています。潮田先生は一昨年にお亡くなりになりました。しかし、潮田先生に対する思いは、色褪せるどころか、むしろ強くなる一方です。

先生の言葉は今でも私の心にスーッと入り込んできます。なぜなら、今は私が受験生を指導する立場にいるからです。いつまで経っても受験生の心の片隅にいる。そんな指導者になりたいと思います。

※潮田先生については拙著『インプット重視の英語学習法』や以前のエントリでも述べております。以前のエントリは以下をご参照ください。
 ・確実に英語力がつく方法
 ・我が恩師
 ・Rest in Peace
 ・回想 代ゼミ時代


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a lucky charm

2008年01月09日 | 実用英語
MLBには詳しいですが、NFLに関してはど素人の私。
シアトル在住のホストマザー Judy によると、Seattle Seahawks は今年もプレーオフに進出し、シアトルはかなり盛り上がっている様子。
I think your son is my lucky charm for the Seahawk's when I start to think of buying him something with the Seahawks we start winning.
どうやら我が愛息が、‘幸運の女神’らしいです。

Longman によると、lucky charm は以下のように定義されています。
a charm that will bring good luck
(幸運をもたらすお守り)

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New Year's resolutions

2008年01月05日 | 閑話
今日で冬期講習が終わり、ようやく年末年始の慌ただしさに区切りがつきました。

年末には引っ越しもあり、その疲れで妻が帯状疱疹にかかったり、元旦から息子が発熱したりして、ドタバタしましたが、ようやく一段落です。

改めて、新年の抱負とやらを考えてみたいと思います。年男でもある私の決意は以下の3つです。

1.健康維持
昨年は大病を患い、いろいろなことを考えさせられました。まずは、何と言っても健康が大事。
よくよく考えると、あの大手術をしてからまだ2ヶ月も経っていないことに気付きました。年末年始のドタバタで、傷口周辺が硬直してしまうこともしばしば。手術をして終わりではなく、その後のケアが大事になってきますので、半年ぐらいは無理をせず、身体を休めつつ仕事をしていきたいと思います。

2.趣味の充実
幼稚園から始めたピアノ歴は約30年ですが、最近はピアノに触れることもありませんでした。しかし、小さい頃から弾き込んだアップライトのピアノが、新築の我が家で陣取るようになりました。
趣味の一つとして、ピアノの練習を再開しようと思います。ちょっと洒落たBGM調の曲をレパートリーに加えていきたいです。

また、敷地内に40坪ほどの畑があるので、春からは畑仕事にも精を出そうと思います。さらに、庭の一角にはピザ釜を設置する予定。これを機に、本格的なピザ焼きに挑戦してみようと思います。(→この様子は、「信州伊那谷の風土記」で紹介していきます。)

精神的な安定があってこそ、肉体的な健康も維持されます。趣味を充実させて、精神的ゆとりを持ちたいと思います。

3.英語
生業としているため、仕事をきっちりとこなしていくことが英語の勉強になります。しかし、大学受験英語だけでは限界がありますし、自分自身の英語力の底上げを常に意識した勉強は大事です。『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』と月刊誌「ENGLISH JOURNAL」に教材を絞って、取り組んでいきます。目標は年内のTOEIC990点満点取得です。

とにかく、今年は、何事にも無理をせずマイペースで取り組んでいくように心掛けます。

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professionalism & idiosyncrasy

2008年01月03日 | 英語勉強法
本ブログでも、イチローの話をよく書いてきました。

昨晩のNHKで放映された「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ても、常に高い次元で自分を追い込み、能力を磨き上げていくイチローの姿勢が描かれていました。その姿勢や考え方が、周りには特異に映ってしまうのですが、道を究めるには独自の世界観があってしかるべきです。

究極の professionalism と idiosyncrasy 。

シアトルに留学してすぐに購入した、あるペーパーバックを思い出し、書斎から引っ張り出してきました。Rob Rains著『BASEBALL SAMURAIS』。読み直してみようと思います。

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伝えたい気持ち

2008年01月02日 | 指導現場にて
昨日、毎年恒例の「センター直前!元旦特訓&合格祈願初詣」を行いました。

元旦の早朝7時にもかかわらず、30名以上の高3生が集まりました。センター試験直前とあって、みな真剣そのもの。私も講義に熱が入ります。
英語は“英文法の急所~ライバルに差がつく25問~”と銘打ち、基礎的事項だが正答率が低い25問を用意し、これでもかというくらい、頻出文法事項の基礎を確認しました。

講義の合間には、私自身の受験談議をしたりしてメリハリのあるものになったと思います。

そして、講義の終わりには、私の好きな著書であるリチャード・カールソン著『小さいことにくよくよするな!』(原題『DON'T SWEAT THE SMALL STUFF … AND IT'S ALL SMALL STUFF』)のなかから「幸せはいまいる場所にある」を紹介しました。

昨年、私は激動の一年を過ごしました。本の出版、新居の建築、息子の入園、さらには私の入院・手術、そして妻の流産。とにかく、様々なことが一気に押し寄せてきました。

しかし、私は常に「自分に起こる全てのことに意味がある」と考え、全てをプラス思考でとらえて乗り切ってきました。この思いを、受験が迫った彼らに伝えたかったのです。そして、不覚にも私は感極まり、こみ上げてくるものを抑ることができませんでした。

彼ら全員が、今までに味わったことのないプレッシャーと戦っています。そして、みんながそれを辛いと思い、一刻も早く解放されたいと思っています。しかし、「実はこの辛さこそ本当の幸せなんだ、そして、その辛いことの中にこそ、意味深い何かがあるのだ」ということを、私は訴えたかったのです。

大学受験を通じて、彼らがその後の厳しい社会を生き抜いていく力を養っていく。これが、私の仕事です。
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あけましておめでとうございます

2008年01月01日 | 閑話
賀正

息子(4歳)が新聞で作ったミニ門松です!

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