英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

我が‘戦友’

2008年01月17日 | 英語勉強法
私の愛用する英英辞典は、以前のエントリでも紹介しましたように LONGMAN です。

高校生の時に、学校で半ば強制的に購入させられたのが LONGMAN でした。しかし、高校時代は専ら英和辞典で、英英辞典は眺める程度でした。

大学入学後、英検準1級を目指していたときに、その LONGMAN を使うようになりましたが、当時はまだ英英辞典に違和感があり、使いこなしていたとは言い難いです。

時は経ち、三十路を目前にしてシアトルへ留学。
留学中は一切の日本語が禁止されていました。もちろん、日本語の活字も例外ではありません。教室内では、英和辞典の使用は厳禁です。

その当時(2001年)は、電子辞書がようやく普及しはじめた頃であり、また、私自身、紙ベースの辞書に愛着を感じていたため、先生の勧めもあって、『LONGMAN DICTIONARY OF AMERICAN ENGLISH』を University of Washington の生協で購入しました。

そして、この LONGMAN が私の英語力を昇華させてくれました。ネイティヴが日常会話で好んで使う表現が《informal》や《spoken》の区別でなされており、実用的だったのです。日本の英和辞典になれていた私にとっては、新鮮以外の何物でもありませんでした。

留学中は常にこの LONGMAN を持ち歩き、調べた所には赤ペンを入れました。帰国時、赤ペンが引かれていないページはありませんでした。今ではボロボロになっておりますが、私が英語と格闘したことを物語る‘戦友’でもあり証人でもあるのです。それ以来、現在に至るまで英和辞典は使っていません。

ボロボロの LONGMAN 英英辞典。
今でも手にとると、留学中に英語で苦労したことを思い出します。

赤いアンダーラインが引かれていないページはありません。


辞書に関していえば、私は高校・浪人時代に英和辞典を2冊つぶしました。また、シアトルから帰国して電子辞書に切り替えましたが、その電子辞書も使いすぎて壊れてしまい、今は2台目です。

辞書なくして英語の勉強は出来ません。「辞書を引けば引いただけ英語が出来るようになる」とよく言われるのは、継続的に英語を勉強している証なのです。
コメント (6)
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