英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

趣味の力

2008年01月12日 | 閑話
伊那北高校理数科の塾生が、小惑星を発見したということで信濃毎日新聞に掲載されました。自分のことのように嬉しく思う反面、「これからいろいろな可能性があっていいなあ」と羨ましく思います。

実は、私は中学時代、天文マニアでした。毎月のお小遣いを貯めて望遠鏡を買ったり、『月刊天文』『月刊天文ガイド』という雑誌も定期購読していたほど。なんと、先日の書斎整理で、その当時の雑誌が出てきました。
この雑誌の中では、天文に関する英文論文を紹介するコーナーもあり、高校1年の時に辞書と首っ引きで全訳したのを憶えています。当時は76年周期のハレー彗星の接近や沖縄金環日食で全国的にも天文ブームだったのを思い出しました。

また、天体写真を上手く撮りたいがために購入した専門書や、友達と実施した天体観測ツアーの自作‘しおり’も見つかりました。
つくづく「趣味のパワーってすごいな」と思います。好きじゃないとここまではできませんから・・・。

今では英語が一番の趣味ですね。
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自分のやり方に拘る

2008年01月12日 | 英語勉強法
英語を習得するには、【教養としての英語】と【知識としての英語】という2つのカテゴリーを念頭に置くことが大切です。

【教養としての英語】
培った英語知識を活用し、実用化することです。故・伊藤和夫先生が『英文解釈教室』のあとがきでも述べられている通り、得た知識をもとに、原書を読む道、自分が読みたいとかねがね思っていた本を読むことです。自分の英語力を、英語という大海で泳がしてやることだと思います。

【知識としての英語】
文法やボキャブラリー、読解力・リスニング力などを培うために、参考書や問題集等で勉強することです。

以上の2つの観点から、今年の私の英語勉強法について考察してみました。

まず、教養としての英語。ペーパーバックなどの洋書を多読することで、英語文化と触れ合っていきたいと思います。

次に、知識としての英語。『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』や月刊誌「ENGLISH JOUNAL」、そして旺文社『英文法標準問題精講』に取り組みます。

英語の基本は文法。文法力によって瞬時の英文構造の把握が可能になります。この能力は、リスニングやスピーキングにおいても礎となるものです。ですから、私は知識としての英語力において文法に拘りたいのです。そこで、私が選んだのが『英文法標準問題精講』です。

実はこの問題集は私が高校2年生の時、大学受験のための勉強を始めた際、真っ先に取り組んだもの。その構成や難易度のため、当時は途中で挫折してしまいました。私が大学受験生だった20年以上も前から‘名著’といわれていたものが、今でも生き残っているということは、その中に何かがあるからです。

最近の受験参考書は、昔と比べて軟派なものが多いように感じられます。私が受験生だった頃の参考書や問題集は、装飾もシンプルで凝っておらず、無味乾燥なものがほとんど。
しかし、こういった類のものの方が、英語道を究める‘修行’にはもってこいかも知れません。

自分の信じる方法で、自分が究めたい英語道を突き進む。一番の贅沢です。
コメント (2)
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