ある生徒から、2005年早稲田大学教育学部で出題された長文について質問を受けました。地球の間氷期に関する自然科学系の論文であるため、文系の受験生は苦手とするところ。
これは是非とも授業でも使いたいと思い、念を入れて予習をしました。
難関大学の入学試験で出題される大学入試問題は厳選された良質な英文が多いので、英語力を試すためではなく、一般教養を深める意味で、英語を勉強されている方には是非ともチャレンジしてもらいたいです。
授業で使う教材の研究は指導者として当然のことなので、英文の内容を吟味し、味わうことはとても楽しく感じる瞬間です。もちろん、高校生の時の私には入試英語を楽しむ余裕なんてありませんでしたが、浪人して一定以上の英語力がついたときに、一冊の本と出会いました。筒井正明著『英文解釈その読と解』(駿台文庫)です。受験参考書という括りでは収まらない内容で、一つの英文を通じて、その背景にある知識と様々な周辺知識を駆使して、英文を‘楽しむ’著者の姿を感じることが出来たのです。
それでも当時の私には内容が高度すぎて半分ぐらいで挫折してしまい、大学合格と共に、廃棄してしまいました。
現在は絶版となっていますので、何とも惜しいことをしたと思います。まさか自分が英語を教える立場になり、筒井先生の気持ちが分かるようになるとは思いませんでした。
是非とも復刊を期待したいところです。
これは是非とも授業でも使いたいと思い、念を入れて予習をしました。
自分に興味のある分野であるため、読み始めて没頭してしまいました。
わかりやすい説明のために、内容を図式化することも必要です
難関大学の入学試験で出題される大学入試問題は厳選された良質な英文が多いので、英語力を試すためではなく、一般教養を深める意味で、英語を勉強されている方には是非ともチャレンジしてもらいたいです。
授業で使う教材の研究は指導者として当然のことなので、英文の内容を吟味し、味わうことはとても楽しく感じる瞬間です。もちろん、高校生の時の私には入試英語を楽しむ余裕なんてありませんでしたが、浪人して一定以上の英語力がついたときに、一冊の本と出会いました。筒井正明著『英文解釈その読と解』(駿台文庫)です。受験参考書という括りでは収まらない内容で、一つの英文を通じて、その背景にある知識と様々な周辺知識を駆使して、英文を‘楽しむ’著者の姿を感じることが出来たのです。
それでも当時の私には内容が高度すぎて半分ぐらいで挫折してしまい、大学合格と共に、廃棄してしまいました。
現在は絶版となっていますので、何とも惜しいことをしたと思います。まさか自分が英語を教える立場になり、筒井先生の気持ちが分かるようになるとは思いませんでした。
是非とも復刊を期待したいところです。