英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

『英語でSHINSHU』

2008年09月17日 | 実用英語
先日行った馬籠宿の休憩処でお茶をしていた時のことです。
外国人の老夫婦が私たちのテーブルの近くに座り、「Soba. No Japanese.」(蕎麦下さい。日本語わかりません。)と、注文されました。

自分の席を立って、「Can I help you order?」と出しゃばるのもどうかと思い、特に話しかけたりはしませんでしたが、供された蕎麦に大変満足されている様子でした。

この時、ある一冊の本が脳裏に浮かび、帰宅後すぐに書斎を漁ってみました。
『英語でSHINSHU』(信濃毎日新聞社)。約11年前の銀行員時代に、人事部の斡旋で購入したものです。長野オリンピック臨時店舗で勤務することになった私にとっては心強い見方になるはずでしたが、当時は買っただけで満足してしまい、その後は本棚の肥やしと化しておりました。

内容は、蕎麦や野沢菜などの食文化から始まり、善光寺や松本城などの歴史まで、長野県の伝統や慣習・文化が、英語の対話形式で幅広く紹介されています。しかも、英会話のテキストにありがちな堅苦しいやりとりではなく、自然な口語調で書かれているのも魅力です。

これも何かの機会です。毎日少しずつ音読して、英語発話力の向上につなげたいと思います。


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プレゼント

2008年09月16日 | 子育て
今月、5歳の誕生日を迎えた愛息。
今年の誕生日プレゼントは「人体解剖パズル 人間の体内」。今までは、英語や地図など人文科学系のものが多かったので、今回は自然科学系にこだわりました。
これは大人も楽しめそうですね~。


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実学主義

2008年09月15日 | 子育て
昨日の日曜日は、夏に戻ったと勘違いしてしまうほど暑かったですね。

我が家は、地図オタクである息子のたっての願いで、馬籠宿までドライブに行ってきました。
馬籠宿は旧中山道の宿場であり、小説『夜明け前』を著した島崎藤村の生地でもあります。
「木曽路はすべて山の中である」よろしく山間の宿場を散策してきました。

石畳が風情をかもし出します


高札場より恵那山を望む


近くの田んぼは稲刈り間近です

しかし、今日のドライブの主目的は、馬籠宿ではありません。馬籠宿の所在地は、以前は長野県木曾郡山口村でしたが、3年前の平成の大合併で“越県合併”し、岐阜県中津川市に併合されたのです。

地図を読むことが趣味の息子にとって、ここは興味の中心でもありました。「本当に岐阜県になっているか見に行きたい」という息子の気持ちを汲んでのドライブだったのです。

学問を机上で終わらせず、機会があればそれを実践してみる。大袈裟に言えば、そんな「実学主義」の考えを、私が実践したかったのかも知れません。車中、片時も地図を手放さなかった息子の姿を見て、そんなことを思いました。

夜明け前』は大学時代に読破しました


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句動詞 (or 群動詞)

2008年09月13日 | 実用英語
昨日の英語の勉強会で、句動詞について以下の質問が出ました。
(※句動詞とは、<動詞+副詞>・<動詞+前置詞>のことで、群動詞とも言われます。)

【質問】
<動詞+副詞>の句動詞を使う時、その目的語が代名詞の場合、なぜ<動詞+代名詞+副詞>の語順にしなければならないのか?具体的には、
① Mike gave up his seat.(○)
② Mike gave his seat up.(○)
③ Mike gave up it.(×)
④ Mike gave it up. (○)
ということです。

以下が私の回答です。
【回答】
英語で情報伝達をする場合、その情報構造は「旧情報 → 新情報」の順になるのが原則です。旧情報とは受話者(聞き手・読み手)が知っていそうなこと、新情報とは受話者が知らないと想定されるものです。情報伝達を効率的にするため、相手が知っている旧情報を前に出すというものです。
<動詞+副詞>の目的語が代名詞という旧情報の場合、それは副詞の前に出ることになります。

この「旧情報 → 新情報」のルールは汎用的です。一般的に、
⑤ A book is on the desk.(△)
⑥ The book is on the desk.(○)
⑦ There is a book on the desk.(○)
⑧ There is the book on the desk.(×)
となります。
例文⑤のように、新情報(この例文の場合 a book )が文頭に来ることは英語では好まれません。よって、それを回避するために there is 構文が使われます(例文⑦)。
となると、例文⑧のように、旧情報(この例文の場合 the book )に there is 構文 が使われないことも自明の理です。

では、<動詞+前置詞>の句動詞についてはどうか。さらには、句動詞を構成する動詞の後ろにくる品詞(副詞 or 前置詞)の識別法について、日向清人先生がブログ「ビジネス英語雑記帳」で書かれています。(→「句動詞の前置詞と副詞を区別する意味と判別法」)
私もコメントをさせていただきました。是非ともご覧下さい。


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You know what?

2008年09月13日 | 閑話
During a regular English workshop, I enjoy talking with the members over tea and snacks.

This snack was served in the workshop yesterday.
Do you know this snack? I was told that this has become popular after Kohei Uchimura, who won the silver medal in the gymnastic competition in the Beijing Olympics, said to the press that this is his favorite. (for more details in Japanese→ click here!)

This is a kind of Japanese “Dagashi”, which reminds me of my childhood.

Anyhow, it seems important to try something the media are interested in.


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恩返し

2008年09月12日 | TOEIC・英検など
来月、東京で開かれる「TOEIC スコアアップセミナー」の講師をすることになりました。

私はシアトルの University of Washington に留学していましたが、この留学を通じて英語力が培われ、TOEICも大幅にスコアアップしました。

恩返しの意味でも、英語の勉強方法やTOEIC受験のノウハウを余すところなくお話しし、一人でも多くの方のスコアアップにつながれば嬉しく思います。

あの911の直後に留学してから7年。TOEICを通じて、私の人生はこの7年で劇的に変わりました。
今度は私が、TOEIC受験を通じて未来を切り開こうとしている方々のお手伝いをさせていただきます。


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another September 11th

2008年09月11日 | 閑話
今年もまた、9月11日がやってきました。

10日後に留学のために渡米を控えていた私にとって、7年前のこの日は他人事ではなく、人生で初めて、世界の出来事を身近に感じた日でもありました。


英語に限らず、何のために私たちは勉強しているのでしょうか。
私が思うに、世の中に起こりうる社会事象・自然現象を客観的に分析し、そこに意味づけをするためです。


September 11th attacks とは何であったのか。塾生たちには、勉強をする意味と結びつけて、考えてもらいたいと思います。


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正しい日本語

2008年09月10日 | 指導現場にて
授業中の雑談から、生徒に meticulous という単語を紹介しました。
LONGMAN によると
very careful about small details, and always making sure that everything is done correctly
(些細なことにも気をかけ、すべてのことが正しくなされるようにいつも念を入れる)
と定義されてます。「几帳面」という表現がもっとも適切です。

生徒にはその場で英和辞典を引かせて確認させました。すると、その英和辞典には「細かいことに気を使う、こせこせした;きちょうめんな、厳密な」と出ていました。

「『せこせこした』じゃないの?」と生徒と私。

そこで、広辞苑を引くと、「せこせこ」という日本語は存在していませんでした。
「こせこせ」は
つまらないことにこだわって言動に余裕や落着きのないさま。
と定義されています。

英語だけでなく、母国語である日本語も正しく使おうと、気持ちを新たにしました。


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目標とする英語力

2008年09月08日 | 実用英語
昨日、以前勤めていた職場のイギリス人の同僚と、ゆっくり話す機会がありました。

自分の言いたいことを英語で発話するだけでなく、相手の話す英語に耳を傾け、相槌を打つ。そして、一方的な英文の羅列にならないように、適当に filler(つなぎ言葉)を入れる。日本語なら無意識にできることが、英語を話すときは意識しないとできません。まだまだ訓練が必要ですね。

日本人の話す英語といえば、定期購読している「English Journal」(アルク)10月号に、ナイキ創業者の Phil Knight 氏のインタビュアーとして、大前研一氏が登場しています。大前氏の秀でた英語力は、氏の著書を読んで知ってはいましたが、実際に彼の英語を耳にするのは初めてでした。発話はもちろんのこと、間の取り方、相槌の打ち方、filler のすべてにおいて、ネイティヴと間違ってしまうほどでした。

また、「English Journal」のインタビュアーとしてよく登場されるのが、ジャーナリストの大野和基氏です。大野氏の英語も日本人離れしています。そして、私は、氏の英語に“力”を感じます。
4年前の「English Journal」に、大野氏の英語暦が紹介されてますので、一部引用させていただきます。
僕が英語を学び始めたのは小学校6年生のころで、動機は「生きるため」(笑)。戦争帰りの父親が「英語ができれば死なずに済む、一生食っていける」という考えの持ち主で、僕を近所の英語塾に入れたんです。先生は津田塾大学2期生の方で、授業は初めから英語。イソップ物語をさっと読んで本を伏せ、それに関する質問に英語で即答させるなど、ものすごくハードでした。でも英語に触れることで初めて「知識欲」に目覚めた僕にはそれが楽しくて、どんどん力が付きましたね。
高校生のころにはもう Newsweek を読んでいたし、学校の英語の授業で先生の代わりに教壇に立ち、英文解釈の講義をしていたくらいです(笑)。
(「English Journal」 2004年4月号17ページより引用)

「こういう英語を話したい」という目標を持つことは英語学習において大切です。大前氏や大野氏のような英語を話せるように、精進していきたいと思います。


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英文の基本

2008年09月07日 | 指導現場にて
大学受験生が苦手としている分野・単元は共通しています。正答率が10%未満の問題を紹介します。
皆さんもチャレンジしてみてください。
There        no bus service, I had to walk home.
(1) was   (2) had   (3) being   (4) having
(正解は、右の Read More をクリックしてください。)
いかがでしたか。正解は (3) being です。誤答として最も多いのが、(1) です。

この文章は、独立分詞構文というもので、もともとは
Because there was no bus service, I had to walk home. (○)
という文章です。

独立分詞構文の説明はここでは省略しますが、私が驚いたのは、仮に (1) was を空欄に入れるとして、
There was no bus service, I had to walk home. (×)
を正しい英文と思ってしまう高校生が非常に多いということです。

英文の基本は、一文に主語と動詞の組み合わせは原則として一組です。主語と動詞の組み合わせが二組以上にするには、接続詞という名の“接着剤”が必要なのです。,(コンマ)だけでは、英文をつなげることは出来ません。

接続詞については、because, if, when, that などは中学で学習し、もちろん大学入試・TOEIC でも頻出の文法事項です。

しかし、接続詞の意味や用法が説明されても、上に述べた「英文の基本は、一文に主語と動詞の組み合わせは原則として一組」ということが、学校では指導されていないように思われます。

英語を話したり英文を書いたりする際に、接続詞は重宝します。英文の基本を理解したうえで、上手に接続詞を使えるようにしたいものです。


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