英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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英文の基本

2008年09月07日 | 指導現場にて
大学受験生が苦手としている分野・単元は共通しています。正答率が10%未満の問題を紹介します。
皆さんもチャレンジしてみてください。
There        no bus service, I had to walk home.
(1) was   (2) had   (3) being   (4) having
(正解は、右の Read More をクリックしてください。)
いかがでしたか。正解は (3) being です。誤答として最も多いのが、(1) です。

この文章は、独立分詞構文というもので、もともとは
Because there was no bus service, I had to walk home. (○)
という文章です。

独立分詞構文の説明はここでは省略しますが、私が驚いたのは、仮に (1) was を空欄に入れるとして、
There was no bus service, I had to walk home. (×)
を正しい英文と思ってしまう高校生が非常に多いということです。

英文の基本は、一文に主語と動詞の組み合わせは原則として一組です。主語と動詞の組み合わせが二組以上にするには、接続詞という名の“接着剤”が必要なのです。,(コンマ)だけでは、英文をつなげることは出来ません。

接続詞については、because, if, when, that などは中学で学習し、もちろん大学入試・TOEIC でも頻出の文法事項です。

しかし、接続詞の意味や用法が説明されても、上に述べた「英文の基本は、一文に主語と動詞の組み合わせは原則として一組」ということが、学校では指導されていないように思われます。

英語を話したり英文を書いたりする際に、接続詞は重宝します。英文の基本を理解したうえで、上手に接続詞を使えるようにしたいものです。


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コメント (2)
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