昨日の英語の勉強会で、句動詞について以下の質問が出ました。
(※句動詞とは、<動詞+副詞>・<動詞+前置詞>のことで、群動詞とも言われます。)
【質問】
<動詞+副詞>の句動詞を使う時、その目的語が代名詞の場合、なぜ<動詞+代名詞+副詞>の語順にしなければならないのか?具体的には、
以下が私の回答です。
【回答】
英語で情報伝達をする場合、その情報構造は「旧情報 → 新情報」の順になるのが原則です。旧情報とは受話者(聞き手・読み手)が知っていそうなこと、新情報とは受話者が知らないと想定されるものです。情報伝達を効率的にするため、相手が知っている旧情報を前に出すというものです。
<動詞+副詞>の目的語が代名詞という旧情報の場合、それは副詞の前に出ることになります。
この「旧情報 → 新情報」のルールは汎用的です。一般的に、
例文⑤のように、新情報(この例文の場合 a book )が文頭に来ることは英語では好まれません。よって、それを回避するために there is 構文が使われます(例文⑦)。
となると、例文⑧のように、旧情報(この例文の場合 the book )に there is 構文 が使われないことも自明の理です。
では、<動詞+前置詞>の句動詞についてはどうか。さらには、句動詞を構成する動詞の後ろにくる品詞(副詞 or 前置詞)の識別法について、日向清人先生がブログ「ビジネス英語雑記帳」で書かれています。(→「句動詞の前置詞と副詞を区別する意味と判別法」)
私もコメントをさせていただきました。是非ともご覧下さい。
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(※句動詞とは、<動詞+副詞>・<動詞+前置詞>のことで、群動詞とも言われます。)
【質問】
<動詞+副詞>の句動詞を使う時、その目的語が代名詞の場合、なぜ<動詞+代名詞+副詞>の語順にしなければならないのか?具体的には、
① Mike gave up his seat.(○)ということです。
② Mike gave his seat up.(○)
③ Mike gave up it.(×)
④ Mike gave it up. (○)
以下が私の回答です。
【回答】
英語で情報伝達をする場合、その情報構造は「旧情報 → 新情報」の順になるのが原則です。旧情報とは受話者(聞き手・読み手)が知っていそうなこと、新情報とは受話者が知らないと想定されるものです。情報伝達を効率的にするため、相手が知っている旧情報を前に出すというものです。
<動詞+副詞>の目的語が代名詞という旧情報の場合、それは副詞の前に出ることになります。
この「旧情報 → 新情報」のルールは汎用的です。一般的に、
⑤ A book is on the desk.(△)となります。
⑥ The book is on the desk.(○)
⑦ There is a book on the desk.(○)
⑧ There is the book on the desk.(×)
例文⑤のように、新情報(この例文の場合 a book )が文頭に来ることは英語では好まれません。よって、それを回避するために there is 構文が使われます(例文⑦)。
となると、例文⑧のように、旧情報(この例文の場合 the book )に there is 構文 が使われないことも自明の理です。
では、<動詞+前置詞>の句動詞についてはどうか。さらには、句動詞を構成する動詞の後ろにくる品詞(副詞 or 前置詞)の識別法について、日向清人先生がブログ「ビジネス英語雑記帳」で書かれています。(→「句動詞の前置詞と副詞を区別する意味と判別法」)
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