英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

句動詞 (or 群動詞)

2008年09月13日 | 実用英語
昨日の英語の勉強会で、句動詞について以下の質問が出ました。
(※句動詞とは、<動詞+副詞>・<動詞+前置詞>のことで、群動詞とも言われます。)

【質問】
<動詞+副詞>の句動詞を使う時、その目的語が代名詞の場合、なぜ<動詞+代名詞+副詞>の語順にしなければならないのか?具体的には、
① Mike gave up his seat.(○)
② Mike gave his seat up.(○)
③ Mike gave up it.(×)
④ Mike gave it up. (○)
ということです。

以下が私の回答です。
【回答】
英語で情報伝達をする場合、その情報構造は「旧情報 → 新情報」の順になるのが原則です。旧情報とは受話者(聞き手・読み手)が知っていそうなこと、新情報とは受話者が知らないと想定されるものです。情報伝達を効率的にするため、相手が知っている旧情報を前に出すというものです。
<動詞+副詞>の目的語が代名詞という旧情報の場合、それは副詞の前に出ることになります。

この「旧情報 → 新情報」のルールは汎用的です。一般的に、
⑤ A book is on the desk.(△)
⑥ The book is on the desk.(○)
⑦ There is a book on the desk.(○)
⑧ There is the book on the desk.(×)
となります。
例文⑤のように、新情報(この例文の場合 a book )が文頭に来ることは英語では好まれません。よって、それを回避するために there is 構文が使われます(例文⑦)。
となると、例文⑧のように、旧情報(この例文の場合 the book )に there is 構文 が使われないことも自明の理です。

では、<動詞+前置詞>の句動詞についてはどうか。さらには、句動詞を構成する動詞の後ろにくる品詞(副詞 or 前置詞)の識別法について、日向清人先生がブログ「ビジネス英語雑記帳」で書かれています。(→「句動詞の前置詞と副詞を区別する意味と判別法」)
私もコメントをさせていただきました。是非ともご覧下さい。


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2008年09月13日 | 閑話
During a regular English workshop, I enjoy talking with the members over tea and snacks.

This snack was served in the workshop yesterday.
Do you know this snack? I was told that this has become popular after Kohei Uchimura, who won the silver medal in the gymnastic competition in the Beijing Olympics, said to the press that this is his favorite. (for more details in Japanese→ click here!)

This is a kind of Japanese “Dagashi”, which reminds me of my childhood.

Anyhow, it seems important to try something the media are interested in.


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コメント (2)
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