寒い。各地を寒さが襲っているようだ。 北海道の陸前町では-23℃を記録したと報じていた。
午後から、岩の山の自宅で「穴窯10年目の陶展」を開いている井上昌久さんの作品を見に行ってきた。写真(写真では色が出ていないが)の2点を買ってきた。パーティに使おう。
入り口の階段近くのお茶の木に、ジョロウグモの幼体が網を張っている。さすがに寒かったのか、じっとしている。触ってみると足を動かすから大丈夫なのだろう。しかしこの幼体、この冬を生きて過ごせるかどうか。温暖化のせいでこんなことが起こってしまったのかもしれないが、哀れ。そういえば、入り口のつつじの葉が虫に食われてしまっている。今頃、葉を食べる毛虫がいるとは、と言いながら探すと、3cm位の虫がいた。これも例外だろう。これだって多分成虫にはなれないだろう。
玄関の庇に大きなジョロウグモがいる。体も大きいが、さらにお腹が膨らんでいるので、なお大きく見える。まだ産卵できないのかねぇ。洗濯機の上にも2匹、ジョロウグモが網を張っている。玄関よりは小さいが、こちらもしっかりお腹が膨れている。夕べの寒さが堪えたらしく、大人しい。棒の先で触ると、ゆっくりと逃げた。
カラスが桐の木でなにやら突付いている。黒っぽい鞘みたいなものに見える。桐の実みたいだが、桐の実には油があるのは知っているが、カラスが桐の実を食べるなんて聞いたことがない。昔なら肉眼で見えたのだが、と悔しがりながらじっと眺めていると、実みたいなものをさかんに引っ張ってしごいている。うん?もしかして、あの黒いものは蓑虫ではなかろうか。桐には大きな芋虫が葉を食べて大きな葉を穴だらけにしている。それは蛾の幼虫なのだが、ミミズよりぶっとい。そこで黒っぽい、桐の実をじっと見つめた。桐の実は枝についているので、方向は違っても、それなりに枝についてぴんとしている。蓑虫のようなものは下にぶら下がっている。3ケ、見つけた。オ~イ、カラス、蓑虫とってもいいぞ~。でもカラス、諦めて行ってしまった。