咲き始めた八重桜・関山
おそうじを頼まなくっちゃ。
ヒヨドリたちも山に帰ってしまい、居残り組は4羽。待ちかまえているヒヨ達がいなくなって、シフォンを投げる手もさびしい。ヒヨ達がいなくなって、せいせいと傍まで来れるようになったのはイソヒヨドリ。大きなシフォンの塊をくわえて、いまだに町民センターの屋根まで持っていく。シフォンの黄色は目立つので、スズメやハシボソに狙われている。
可哀そうなのはトービー。いままではカポと餌を分け合っていたのに、最近はトービーが近くに来るとどこからともなくカラスたちが出てきて執拗に追いかけて追っ払っている。初めはハシボソが追っ払っているものと思っていたら、なんと追っ払っているのはカポたちだった。「こら、かぽ、なんでそんな意地悪をするんだ」とどなったら、怒鳴られたカポは屋根から「なんで怒るの?」とばかりにのぞいて私の顔を見た。怒られる意味がわからないらしい。
トービーは私が呼ぶと反応して来るのだが、カラスのバリアは強い。