12月3日。娘が11時47分に着くというので、初日でもあるので、陶芸の事務的用事をしに町民センターへ行った。工芸室に寄り、今日は本焼きなので、来られない旨を話し、後を頼んだ。そのとき、午前中の人が上りが悪いと話していた。本焼くだから、ずんずん圧をあげて温度を上げて構わないと言って、もどった。
昨日、書類を一杯もらったので、目を通し、入院手続きをした。CCUは面会は家族だけ、入室は2人まで。papasanは息子に今日しなければいけない仕事を頼んでいる。入院に必要なタオルやねまきはレンタルを頼んだ。受付の近くにそのデスクがあった。1日360円。使っても使わなくてもこの費用だそうだ。一般病室に移ったら、自宅から持っていくとしても、CCUにいる間はお願いしておこう。かえり、入院で必要なものを買いそろえ、娘と別れ、家に戻った。病院通いはすることはないのだが、疲れる。工芸室に行ってみようかと思ったが、もう任せてもいいだろうと、そのままうたたねしてしまった。
5時すぎだろうか、工芸室から、お窯の温度が上がらない、という電話が来た。圧を最高にしてみて、と言った。7時過ぎ、温度は上が1230℃、下が1160℃だという連絡をもらった。上は溶けていると思うけど下は全く駄目だよ、焼きなおしだ、今日は火を止めていいよ、と言った。みんなの報告を合わせて考えてみた。原因はガス欠だったのではないだろうか。焼き直しをするにしても、ガスを頼んでおかなければならない。よく朝、ガスやさんに来週本焼きをする旨伝え、ボンベを変えておいてほしいと頼んだ。水曜日の人たちにもメールで連絡した。明後日の金曜日、窯はまだ熱いけど開けて、焼け具合を見てみよう。そこへ電話があり、火曜日に開けてみて、本焼きするかどうか決めるというので、それなら私も楽とお願いした。
12月5日、病院へ行く前に、役場で医療費の支払いについて聞いて行った。ネットで心臓手術の概算を見るとカテーテルで230万、冠状動脈バイパスは400万・・と載っていた。うえ~、とても支払えない。そこで聞きにに行ったのだ。後期高齢者なので、保険適用なら、医療費は44400円(月)、その他の自己負担は除く、ということだった。ひとまずほっと。
病院へ行くと、papasanは、CCUから廊下の反対側のHCUに移っていた。おかげでCCUとHCUの違いもICUについても勉強させてもらった。CCUはひとり部屋だったが、HCUは6人部屋。介護士がとてもよく面倒見てくれるそうだ。papasan曰く,mamasanが入院したら面倒見てあげられるようによく見ておくね、だって。よく言うよ!と言って笑った。心筋梗塞も冠状動脈血栓もネットでじっくり読んでおいた。あんれまぁ~、糖尿病の延長線上に、例外なくあるではないか。非科学的なおっさんは言うことを聞かないので、もう自己責任だと私も調べもしなかったが、教科書通りとは恐れ入った。
帰ってきて餃子を60個作って冷凍した。さすがに疲れた。カポのえさを買い忘れた。
12月6日、ゴミを出しに行った。朝の日差しはすがすがしい。卵を届けながらエスポットに寄り、カポのえさも買ってきた。天気はいいが、毎日寒い。
12月7日、8時過ぎ息子が来て、病院から電話がなかったかと聞いた。気がつかなかったと言うと、息子のところにもかかったが出られなかった、という。そこで日曜日だが、病院へ電話してみた。患者名と7階を告げるとすぐにまわしてくれ、なんとpapasanが出た。「脅かさないでよ、何の用?」「持って来てもらいらいものがある」と。それを届けながら、渋滞に巻き込まれないように早めに出かけていく。
papasan、ベッドに座ってご飯を食べていた。具合はいいらしい。むくみも取れ、さわやかな顔をしている。
調子が良くなったのだろう、「さびしいよ、帰りたいよ」とのたまった。誰のせい?来るのも大変なんだぞ。ベッドが空いたら、一般病室に移れるようだ。ひとまずは、よかった、よかった。原則的に火、木、土に来る、部屋が変わったら、この部屋では使えないけど、病室にから連絡して、と携帯を置いてきた。一般病室に移れば、私たちも一定のリズムができるだろう。じゃないと疲れるよ。