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ベルトをした富士山

2017-11-09 22:37:10 | 日記
晴だ。今日は富士宮に連れて行ってくれる。お供はカメラ。買い出し用に保冷バックも。

湯河原らパークウェイをのぼり、例のスポットから富士を見る。ガスっているが、裾野をひいた富士の雄姿がある。雪は7合目あたりまで、しわのように積もっている。それはそれでいい。7合目あたりにベルトの様な白い線、はじめ雲が横にたなびいているのかと思ったが、このベルト雲、いつまでたっても移動しない。どうも積雪みたいだ。それにしても富士山、おしゃれだね、白いベルとしてさ。

南アルプスもかすんでぼんやりとだが見える。300mm望遠でもだめ、で、双眼鏡を取り出してみると雪をかぶった山の稜線が見える。はて、あの稜線、見覚えがある。どこだろう。丸っこい頂上は北岳だと思うけど、今度ガスっていないときもう一度確認してみよう。

1号線を下って道の駅みたいなところに入った。ここどこ?見るとSKY WALKと書いてある。SKY WALKねぇ、何だろう。つり橋の手前からの景色がいいから行って来たら、と息子が言ったので、これが話題の長つり橋だとやっとわかった。カメラを持って行ったのだが、チケットを買わないと景色のいいところまではいかれないようなのでやめた。チケット代千円ぐらいは出してもいいが、つり橋は渡りたくない。長いつり橋なんてまっぴらごめん、と、引き返してきた。ふ~ン、吊り橋、こんなところにできていたんだ。

いつもの道。でも、いつものようにきょろきょろしている。毎度のことで富士川でトイレ休憩し、グローズヴァルトでハム類を仕入れ、味噌屋さんで味噌とみりんを購入し、朝霧高原へ向かった。途中、ソバ屋によると定休日。

猪の頭集落の外れのささみ乃というソバ屋に連れて行ってくれた。雑木林の中に立っている蕎麦屋さん。なかなかいい場所にある。こぼれ日が椚林を照らしている。

そのまま本栖湖へ。周りの山々の紅葉が見事。千円札の裏の景色は今も人気スポット。続いて西湖の「いやしの里」へ。ここは初めて。
昭和41年の台風で、ここ、根場(こんば)地区はほぼ壊滅的な被害を受け、村は消滅。「兜づくり」の藁ぶき屋根の民家を再現し、40年の時をかけ復活させたのが癒しの里、だと説明にあった。富士五湖の村が台風で消滅したという災害は記憶にある。
復元された家々は、単なる民家展示ではなく、それぞれに土産物屋や休憩所などになっている。最近はこういうのが増えてきた。

Papasanは入口近くの民家でアイスを買っているので、先に登ると、橋の向こうに着物を着たり、陣羽織を着た集団がいるのに気が付いた。どうも撮影のようだ。一行はなかなかどかない。橋を渡りたいので大声で「わたっていいですか}と声をかけたが、返事はない。で、ずかずかと橋を渡ってそばまで行くと、撮影隊ではなく観光客の一行のようだ。さらに顔を見ると日本人ではない。仮装の集団のようである。
「Where are you from?」と声をかけたが、戸惑っている。そこで「タイワン?」ときくと「タイ」だという。とっさに「アーユーボーワン」と口に出たが、相手はさらに戸惑っている。ほい、しまった、間違えた、う~と、タイは「サワディカ」と言うとにっこり。ところがなんとしたことか、私がなに人かと聞いている。「私?、ジャパニーズ。日本人!」と笑った。あはは、よく間違えられるんだ。どっかで「ヴィエトナム?」と聞かれて「ヴィエトナム人はもっと色が白いよ」と怒鳴ったことがあった。
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コンベック

2017-11-09 07:26:27 | 日記
コンベックガスオーブンは毎日のようにつかっている。私にとっては必需品である。昨日だってパンを焼いたし、夜は鮭を焼いた。何ともなかったのにな。

午前中、郵便局、肉屋さん、工芸室、小田百と回って用事を済ませてきたら、疲れて転寝してしまった。午後遅く、立ち上がってスポンジを焼こうとした。型に生地を流し、いざ焼こうとしたら、ガスがすぐに消えてしまう。表示には「11」、燃焼音も聞こえない。何度操作しなおしても11。以前11マークは見たことがある。その時は裏のガスボンベについている計器を手動で操作して治った。それを思い出して裏のボンベ置き場に行ったが、ボンベの周辺煮変わったことはない。そこでガスやさんに電話をするとすぐ来てくれた。このコンベック、もう21年使っているそうだ。
何年か前、コンベックの調子が悪くなったとき、買い替えを考えたことはある。「買い替えるぞ!」と宣言すると、コンベック、聞こえたらしく、ご機嫌を直してしまった。以来まともに働いてくれている。古くても使い慣れている物はいい。新しいものを入れると、慣れるまで、と言うよりコンベックもそれぞれに癖があるので、それをのみ込むまで時間がかかる。その代わり癖を覚えると、ほかの人がしないような裏技を駆使するようになる。パンの焼き方なんて私独自の焼きだろう。

燃焼不良と言うことだ。そういえば着火したときボッと言う燃焼音がしない。燃焼マークもつかない。燃焼不良はわかる。こまったな、ケーキ型には生地が入ったまま。型が金具だからチンで焼くこともできない。生地は捨ててもいいが、パーティもまじか、オーブンは大活躍しなければならないのに。買い替えるとしてもすぐには手に入らないだろう、どうしよう。

するとガス屋のお兄さんがガスの元栓を閉めなおした。すると、なんと着火した。もう一度設定しなおして着火してみた。ちゃんとついた。やれ、うれしや。ガス栓には安全装置が着いているのでそれが作動したようだ。やり方を教えてくれた。何とかこれで乗り切れそうだ。ほんとに冷や汗をかいた。30分ぐらいおいてしまったが、生地は十分膨らんだで、スポンジはきれいに焼けた。このスポンジはティラミス用に使おう。あ~、冷や汗せもの。コンベック、安いものじゃないから、頭が痛いが、また予算のくみ直しだ。

写真は本栖湖の周りの山々の紅葉
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