スリランカの爆破事件。まず驚いた。なんで~なんで~、スリランカなの?内戦が終わってやっと10年弱。ようやく落ち着き観光客も増え、人々の暮らしもきっとよくなっただろうと喜んでいた。そこへこの爆破事件。教会が狙われた、なんていうと宗教戦争のようにおもわれるが、あの国で、かつて宗教戦争なんて聞いたことがない。スリランカは仏教国、次いでヒンズー、ムスリムもキリスト教も少数派だ。
だんだん全貌が明らかになってきた。イスラム国の関与のようだ。観光のために警備が甘かったのかも、そこを狙われたようだ。ということはどの国でも起こりうる。困ったことだ。
宗教戦争と言えば、北アイルランドの問題はまさに宗教対立。イギリスのせいだが。これがアイルランドを合併し、侵略統治したイギリスの負の遺産だ。アイルランドはカトリック。引き換え、イギリスは国教会。クロムウェルのアイルランドへの侵攻虐殺、アイルランドの独立の際、北アイルランドをプロテスタントのためにイギリスの1州にして残した。EU からの脱退だって、北アイルランド問題がネックになっている。