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国際宇宙ステイション(ISS)

2020-04-07 19:58:48 | 日記

明日の夜は、スーパームーンだ。「papasan、見てごらん。月がきれいだよ」と見せていると、息子が来て、6時50分過ぎに国際宇宙ステイションがづ上を通ると教えてくれた。タイマーをかけて時間を計り、コンデジを持って外へ行った。どう通るんだろう、視界が開けた場所がいいな、と道路まで上がっていった。西に金星がひときわ大きく輝いている。それこそ昔、ソユーズが通るのは見たことがあったっけ。

息子が出てきた。どういうコースで飛ぶの?と聞くと、空にコースを描いてくれ、ほら,来た、と言った。言われた方向を見ると、小さな白い光がゆっくりとこっちにやって来る。だんだん近づくと、白い点はオレンジの大きな塊になって、ゆっくりと移動していく。近所の子どもを呼び出して一緒に見ている。コンデジではとても無理。一眼レフを出して来るべきだった。しゃ~ない、しゃ~ない。やがてオレンジの塊は小さな白い点になって、消えて行った。

 

「月がきれいだね」と言って都市伝説になっている逸話を思い出してクスリと笑った。都市伝説とは、夏目漱石が教鞭をとっていたころ、学生が「I love you.」を「我、汝を愛す」と訳したところ、「日本人はそんなことは言わんでしょう。月がきれいだね、tでも訳しておきなさい」といったとか。そういう話は伝わっているが、講義録が残っているわけでもない。誰かの日記に記されているわけでもない。ありそうなことと、誰かが伝えて逸話になったものかもしれない、だから都市伝説なのである。この逸話を「相棒」で使っていた。教授が殺され、その犯人の女子学生?だったかな、司書だったかなに見つけさせたいものがあった。その箱の中には数枚の葉書があり、その夏目先生宛の1通卯に「月がきれいですね」と言って成功し、結婚することになった旨の文面があった。要するに都市伝説を裏付ける証拠の葉書、というわけである。ドラマは深追いはしていなかったが、この逸話を知っていたほうが、ぐっと面白さを感じたんではなかろうか。「月がきれいですね」、うん、日本人はよく使うなぁ。

コメント
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