雨。燃えるごみを出しに行ったときはまだ霧雨だったが、いつしか雨量が増えて。そのせいか、胸と背中が痛くてじっとしていた。診療所まで行くのもつらくて、ただおとなしくしていた。やらなければいけないことがたくさんあるが、それが出来ないもどかしさ。「ママの具合が悪いから、出来ることは自分でやってね」というと「無理しないで」とは言うもののいつもの通りなんにもしない。具合が悪いから私も殺気立っている。「バカ!」がやたらと飛び出す。「二言目には、バカだ、バカだって」「バカじゃないか。間違ってはいないだろ」というと怒っている。「とにかく今日は何にもしてあげられない。おなかが空いたら、冷凍庫にはいろんなものが入っているから、チンすれば食べられるよ」とは言ったものの、解凍することができないかも。面倒だからなんやってやってしまったことが裏目に出ている。
ベラルーシのルカシェンコ大統領が病院へ救急搬送されたと報道していた。重病説が流れているらしい。これを機に政界から退いてくれたらうれしいんだが。ヨーロッパ最後の独裁者と言われ、それを逆手にとって独裁に輪をかけ、反対派を抑圧し続けている。ミンスクはオーウェル著「1984年」の世界だ。
毎晩、窓からもも肉を投げるとタヌキが飛び出してくる。のぞくとじっと私の顔を見ている。子ダヌキなんだろうか。でもいつも1匹。数日前、大量の砂糖をこぼしてしまった。床なので箒で掃いてあつめ外に投げた。地面が白くなった。未だアリはいないし、スズメもキジバトも食べないし、雨が降ったら地面にしみてくれるだろうと思っていたら、タヌさんがなめてくれたらしい、すっかりきれいになっていた。タヌキは甘いものが好きなのは知っているが、砂糖をなめてくれるとは。お掃除、ありがとよ。