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思いやりの町に

2024-06-15 10:13:29 | 日記
議会の最終日を見ていた。先回で質疑はすんでいるので、ほとんど全員賛成で議事が進む。総務委員長が付託されていた、陳情「ごみの収集について」を委員会として採択したと言い、委員長報告に対する賛否では、バラバラと座っている人が目についた。
うん?どんな陳情だったっけ?調べるのも面倒なので、議会事務局に内容を聞いた。坂道なので、ごみ搬出が大変。ごみの収集車に奥まで入ってほしいというものだった。別に反対するような内容じゃない。車が入れるものなら入ってやればいいんじゃない。なんで反対するんだろう??陳情者に難点があるのかな、とよけなことを考えた。で反対者の天野さんに「なんで反対したの?と聞くと、自分の家の前まで来てくれというから、勝手すぎる」と。
天野さん、高齢者のことわかってないね。あんたもすぐに年を取るよ、もう少し思いやってよ、と怒った。
この街の人は親切だと書いたばかりなので、住民はあたたかいのに、代表する議員が心無い人間じゃ困ったものだ。

この町は坂道が多い。通路も狭い。基本的にはごみは各戸の前に置く、個別、収集である。ごみ収集にも歴史がある。昔は町の斡旋で木のごみ箱を設置してもらった。ごみ箱設置費も個人負担、が通路の邪魔だと言って撤去になり、町民が怒っていた。大きな専用のポリ容器に入れて出すこともあった。収集されて置きっぱなしのポリ容器がカラカラと転がって近隣に迷惑をかけもした。この近辺の自治体では炭カルのごみ袋を見つけてきたのは真鶴町の課長だった。

うちらの場合、車道に沿って、勝手に集積場として置かせてもらっている。我が家の方に上ってくれればとは思っているが。そう、ここは限界集落、それなりに知恵を絞って車道沿いまで出しに行っている。私はもう行けないのでゴミ出しは頼んでいる。
町の高齢化率は42%、増えることはあっても、しばらくは減ることはない。

若いころ、ごみ収集車の後をついて、ごみの置かれかたや、収集の様子などをチェックしたことがある。ごみとは長い付き合いであるが、現状はかかわっていないのでわからない。当時は、燃焼温度が低いとダイオキシンが生成される、ダイオキシンの毒性にに神経をとがらせている時代だった。

黒岩範子さんに話し、現状のままじゃいけないんじゃないかというと、今収集車の順路を新しく検討することになっていると言った。
村田さんが一般質問の中で、軽トラならもっと狭い道も入れるんじゃないかと言っていたがそうだよね。私たちがごみ問題で活躍したとき比べると人口は半分になっている。ごみの量だって。これから暑くなるから、悪臭の問題も考えて、町の人の要望も聞いて、いい順路を考えてね。


コメント
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