もう三が日も終わってしまった。今年は最悪の正月、寝正月!
帰国して外出したのは30日だけ。人中に出たのは小田原部分だけ。
31日、煮物をしたり、なますを作ったりと元日の支度をし、夕食にすき焼きをつまみながら、一の蔵の笙鼓をあけ「美味しい!」と飲んだ。
元日、鯛を焼き、、毎年ながら煮しめを温め、膾、酢だこ、かまぼこ、伊達巻などをもりつけ、お雑煮の用意もした。われら二人と息子の3人で乾杯。酒は昨日の笙鼓、「うん?苦い!酒が苦いときは体調が悪いときだ」と杯をおいた。じゃ~、雑煮を食べようと雑煮を椀に入れ、一口すすり、「あれ、味がしない。確かに味付けしたのに。こりゃおかしい」と箸もおいた。それ以来、何も食べる気がしなかった。夜、Papasanが薄いかゆを作ってくれたのでそれをすすっただけ。お気に入りの「相棒」も結局、聞いていただけ。「再放送するからいいよ」
2日、結局、布団から出ることはなかった。箱根駅伝のテレビがついていたけど、見るともなしに聞いているだけだった。お茶を飲んでもまずい、紅茶を飲んでもまずい。でもおかゆは食べ、そのあとすぐにバッファリンを飲んだ。すこぶる頭が痛いからだ。でもおかゆだけは水から炊いてもらい、1杯ぐらいずつ食べた。一日中うつらうつらしていたので、夜が長いこと。でも相変わらず口は元気。口が静かになったらおしまいだね、と笑っている。
3日、いつまでも寝ているわけにはいかない。別に用事があるわけではないが、寝る癖がついたら困る。で、朝から起きて、着替えてしまった。箱根駅伝をつけっぱなしにして、ときどき眺めている。今年は湘南海岸から富士の姿が見えない。あの姿がお正月の全国への贈り物なのにと地元民は残念がっている。
よし、もういいだろう、と夕食は普通に、量は少なかったがいいろいろ食べた。
早めに寝ると、お腹がにぎやかに騒いでいた。まずかったかな。
4日、仕事始め。どんよりとした寒い朝。頂いた年賀状を眺めている。