政府が、7都府県対象に緊急事態宣言を出した。一応来月6日まで。とうぜんだがテレビはこのニュースばかり。で見ないことにしている。
この町でも町長が、朝晩の二度も協力依頼の放送をしている。
うちにいるのでやたらとケーキを作っている。食料はたくさんある。お米も届いた。粉類も、根菜類も届いている。基本となる食料はたっぷりある。、
八重桜が咲き始めた。例年よりは早いが、それでも１週間ぐらい早いだけだ。この数日の寒さでセーブされていたのが、急に暖かくなったので開いてしまったのだろう。予報では、また寒くなるって言ってるよ。青ざめないでね。
ヒヨ達もぐっと数が少なくなった。３～４羽しか見当たらない。山に帰ったのかな。シロハラはまだいる。ヒヨドリは山だからいいけど、お前はシベリアまで帰るんだから、慌てちゃいけないよ、と話しかけている。イソヒヨの雄と雌もやってきている。エサざるはスズメの天下。ざるの上にたくさんの乗っている。でも数えると１３～１５羽くらいだ。ざるが小さうからたくさんに見えるんだろう。でもシフォンを狙ってカポは飛んできて、スズメのちぎってやったものを全部くわえて、水に浸している。
明日の夜は、スーパームーンだ。「papasan、見てごらん。月がきれいだよ」と見せていると、息子が来て、6時50分過ぎに国際宇宙ステイションがづ上を通ると教えてくれた。タイマーをかけて時間を計り、コンデジを持って外へ行った。どう通るんだろう、視界が開けた場所がいいな、と道路まで上がっていった。西に金星がひときわ大きく輝いている。それこそ昔、ソユーズが通るのは見たことがあったっけ。
息子が出てきた。どういうコースで飛ぶの？と聞くと、空にコースを描いてくれ、ほら，来た、と言った。言われた方向を見ると、小さな白い光がゆっくりとこっちにやって来る。だんだん近づくと、白い点はオレンジの大きな塊になって、ゆっくりと移動していく。近所の子どもを呼び出して一緒に見ている。コンデジではとても無理。一眼レフを出して来るべきだった。しゃ～ない、しゃ～ない。やがてオレンジの塊は小さな白い点になって、消えて行った。
「月がきれいだね」と言って都市伝説になっている逸話を思い出してクスリと笑った。都市伝説とは、夏目漱石が教鞭をとっていたころ、学生が「I love you.」を「我、汝を愛す」と訳したところ、「日本人はそんなことは言わんでしょう。月がきれいだね、tでも訳しておきなさい」といったとか。そういう話は伝わっているが、講義録が残っているわけでもない。誰かの日記に記されているわけでもない。ありそうなことと、誰かが伝えて逸話になったものかもしれない、だから都市伝説なのである。この逸話を「相棒」で使っていた。教授が殺され、その犯人の女子学生？だったかな、司書だったかなに見つけさせたいものがあった。その箱の中には数枚の葉書があり、その夏目先生宛の1通卯に「月がきれいですね」と言って成功し、結婚することになった旨の文面があった。要するに都市伝説を裏付ける証拠の葉書、というわけである。ドラマは深追いはしていなかったが、この逸話を知っていたほうが、ぐっと面白さを感じたんではなかろうか。「月がきれいですね」、うん、日本人はよく使うなぁ。
コロナ、コロナ、と振り回されている。それにしても感染率は高い。おっそろしい。
緊急事態宣言が明日出るそうだ。と言っても私たちの生活は全然変わらない。今だって十分自粛生活だから。
ビショビショの雨がやっと上がった。昨日の予報では洗濯が二重丸だった。それほど天気がいいということなんだろうけど、午後から日差しが薄れた。
町民センターのご利用要綱みたいなものが仲間から電送されてきた。「風邪をひいている方は来ないでください」う～ん、そうなると私は1年中行かれないよ、だって年中鼻くしゃだし、なんて言って笑っている。わらい事で済ませるうちはそれもいいけど。
昨日のリベンジでもう一度パンを焼いた。すぐ忘れてしまうので、一つのことに集中しよう、とパン作りに集中した。でも、カレーも作った。バターチキンカレーだ。昨夜のうちに仕込んでおいたので。昼はカレーとナン、紅茶。レアチーズは美味しくできている。
夕方、春休み中の和美さんが顔を出した。「あ~、和美さん、猫たちが首を長くして待っているよ！」そうなんだ。お待ちかねはトンガだけでなく、うちのガーナとベリーズも夕方のチャイムが鳴るとお迎えに出て行く。しばらくして来ないと、「来なかった」と言いたげな様子で帰ってくる。papasanと、不憫だね、と話していた、顔を見たから安心したのか、ネコどもはさっさと帰ってきた。子どもたちが来るのも楽しみなんだろう。もうじきだよ。
湯河原新聞に両町の人事異動、県教育委の教職員の異動、両町に関するもの、が載っていた。参事職は知らないわけではないけれど、いつ復活したんだろう？一応総務課に電話して聞いてみた。「前々の町長の時から復活しています」と、電話口のお姉さんの丁寧なやさしい口調。「参事職は以前もあったから内容は分かっているんだけど、例規集に載ってる？」「はい載っています」「どこに、朝から例規集読んでいるけどみつけられない」というと「職員の給料表に課長の上にあります」「えっ、給料表？そこは見なかったな。後で見てみる。先回の議会中継を見ていたら、たけし議長が、○○参事って指名したから、やだ～議長、参事なんていないでしょ、間違ってるよ、なんて叫んじゃったんだけど、間違いじゃなかったのね」「はい。細田課長が参事を兼任していました。3月で定年退職されましたが再任用されています」「あら、細田さん、定年だったの？あらあら、知らなかった。参事は何人いるの？」「3人です。わからないことがあったら何なりとお聞きください」「うん、じゃ~、またわからないことがあったらお願いするわ。ありがとう」と言って電話を切った。
もう一度例規集を開けて、読んでみた。真鶴町職員の職の設置等に関する規則、5条に「参事は、上司の命を受けて特に重要困難な特定の事務を掌理する。」というのを見つけた。新聞には西垣議会事務局長と上甲健康福祉課長の二人が参事になったとあった。健康福祉課は分かるけど、議会義務局長の参事、何するんだろうと気になった。総務課に電話してあのさわやかなお姉さんに聞いてもいいが、手っ取り早く本人に聞いてしまおうと議会事務局に電話をした。事務局長本人が丁寧に説明してくれた。いろいろな案件、人事等にも参画することができるよういなった、教育委員会にも参事が置けるよういなった、とも。そうか~、以前、それこそずっと前だけど、教育委員会は町民センターにあるので、本庁と意思の疎通に欠けると言っていたっけ。こんな小さな町、情報は共有した方がいい。そういうことなら役に立つかも。給料はちょこっとは上がったそうだが、ラスパイレス指数も県下で一番下だから、少しぐらいは上げてやりたいけどね。「じゃ～、その分、しっかり働いてね。部下の教育もちゃんとやってね。今の職員は公務員意識が少ないよ」と言って電話を切った。それを聞いてpapasanが、なんと「おっかないおばさん」だって。どうして当たり前だと思うけど。
