なぎのあとさき

日記です。

美しき秋猫2011

2011年10月25日 | 猫トーク



あたち登場!

金木犀が終わって久しい感じがするのに、
まだ百日紅が咲いてる。
蚊もぶり返してる。
いよいよ気候がおかしいこの秋も、
ビーは冬毛準備に余念がない。

たまたま猫のご飯皿が5コくらい、
放射状に置かれてたとき。
ビーは中心に腰を据え、
後足は動かさず、
前半身を回転させて
お皿に少しずつ残ったカリカリやら
ウエットやらを
片っぱしからたいらげていった。

そんなビーの後ろ姿は
なんだか頼もしい。
まだ食う?
とつっこみ。

そしてトイレに直行。
山と積み上げられたウ○○は、
色つや形、固さすべてにおいて
申し分ない。
トイレの奥に、
砂をかけずに放置された
健康そのものなウ○○に
惚れ惚れする。



モンチもけっこうよく食べてるけど、
一向に太らない。
ビーが昔2週間家出して
帰ってきたときくらいに
痩せてる。
美しさが全くブレない。
そんな生き物もいるんだなぁ。

トイレでは、
これでもか、というほど砂をかけていく。



何枚撮ろうがブレないモンチ。



殿ちんは、
ご飯もトイレも自分の間なので、
見逃すことが多い。

タワーの一番上が
よっぽど気に入ったみたいで、
よく寝ている。
そこにいるときは、
窓を開けても出てこない。
タワーから降りてきたときは、
手厚くおもてなし。



下界も悪くないぜ

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クリスマスストーリー

2011年10月24日 | 映画の話(ネタばれ)

去年の年末見逃して、
ずっとチャンスを待ってた
デプレシャンの映画。

母の病気をきっかけに、
クリスマスに実家に集った
家族のそれぞれの感情を描く。

マチュー演じるアンリは
一家のきらわれ者。
実家なのにアウェー感。
彼女が一緒に来てくれたのが救い。

彼女はおなじみ
エマニュエル・デュヴォス。
これまであき竹城なんていってて
申し訳なくなるくらい、
素敵だった。
大きいお尻で何が悪い?
あと声がかわいい。
ドヌーヴと二人で
試着したドレスを見せ合うシーンも、
ドヌーヴに引けを取らない。
その後、
一人でタバコ吸ってるシーンも良かった。

母役のドヌーヴは、
感情をほとんど表に出さない。
なのに、生への執着が、
ありありと伝わってくる。
感情のかたまりが迫ってくる。
その辺の女優とは
一味もふた味も違う感情表現。
本物の気品というのか。

クリスマスの夜、
彼女が帰ってしまい、
取り残されたアンリが、
窓から抜け出すシーンは最高。

夜空に舞い散る雪が、
なんてきれい。
家族の愛と憎しみ、
それぞれの感情が
ゴッタゴタにうずまく
150分間で唯一、
ただ見とれていればいいシーン。
そう、人生にはこんな瞬間がある。

次の日、
愛も憎しみも、
雪が消し去ったような
白い朝。
楽しげにジョギングをする
アンリとポール、
初めて笑顔を見せるエリザベート。
そう、人生にはこんな朝がくる。

ラスト、
手術の後、
母を訪ねるアンリ。
ドヌーヴはやっぱり感情を出さない。
でももう、憎しみはない。
アンリはいつものアンリ。
そして、人生は続く。

カエルそっくりの父アベル、
余命を計算するシーン、
おかしかった。

イヴァンの嫁の、
従兄弟シモンとのロマンスも、
Voala!Francese!で良かった。

渋谷シネマヴェーラにて。
平日だったので一人で行って、
本を読むように集中。
周りも100%一人で来ている人ばかりだった。

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金魚雲

2011年10月16日 | お散歩

30℃越えちゃった、
10月なのに。
ススキが金色に光ってきれい。

海に行ったら
うっかり頭から水かぶる。
ついでにちょっと泳ぐ。
魚がいっぱい。
ちょっと太めの小さい魚の群れが
何度も波に透けて見えた。



稲村ケ崎に移動して
富士山&夕日。おなじみの絶景。
濡れた髪が冷たい。

プロのカメラマンという人に、
二人の写真をとっていいか?
と聞かれた。
どうぞ、といって
Cも私もそのまま気にせず夕陽に見入っていた。



今年初のつるべ落とし。
日の沈んだ後、
雲のふちが真っ赤に。

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魚見

2011年10月14日 | お散歩

まだほのかに金木犀が残る、
十月もなかば。

25℃を超える夏日もあって、
今年も残暑が長い。
百日紅もまだ咲いている。

冷え込みがないせいか、
紅葉する前に枯れてきてる木が目立つ。
イチョウとか、ケヤキとか。

土曜はダーと、
おまつりでにぎわう自由が丘へ。
欲しかったバッグを買ってくれた。

日月曜は、
鐘のせいなのか何なのか、
頭痛が止まらなくてまいった。
ぐわんぐわんのままで海通い。

波に持ち上げられた魚の群れを
何度も見る。
透明な水の中で、
同じ方向を向いた魚たちが
光を受けてキラキラするのは
とても美しくて、
満開の桜にも劣らないほど。

跳ねる魚もいっぱい。
ウネリがあったので、
海鳥は水面に浮かんで
ぶんぶん上下に揺れていた。

葛も枯れてきて、
ついに泡立ち草を見る。

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金木犀

2011年10月02日 | お散歩

今年は金木犀の咲くのが早くて、
10月の最初の週末には満開になった。

思い切って海に入ると、
耳キーンとなるほど冷えた。
濡れた髪も、いつまでも冷たい。

それでもやっぱり気持ちよくて、
入っただけのことはある。

海はふちの色が濃かった。
夏の間、見なかった色。

駐車場の妖精さんは、
何度も会っているのに
私たちのことを全く覚えていない。
俗世のおじさんは、
「今日は早いね!」

八幡様に行ったら
蓮の葉が枯れてきていて、
ひさしぶりに
大きなコイの姿がたくさん見えた。

帰り途、都筑PAに寄ったら
金木犀の香りがものすごい。
探したら、大きな木がたくさんあった。

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花火大会

2011年10月01日 | 日々のこと

金木犀が空気を染めた10月1日、
多摩川花火大会があった。

午前中、河原に出て場所とりついでに
コーヒーとシナモンロールで、
枯草上の朝食。
大きなバッタが飛んでいた。
日射しが強くて、暑い!

お弁当を作り15時半に会場へ。
読み通り、
合図の花火が目の前に上がった。

ビール飲んで、食べて、
また家に戻ったりして、
18時にはもう暗くなって、
花火スタート。

世田谷の方は中止になったし、
今年初めて見る花火。
本当に、きれい!

こんな年だったからこそ、
花火を見られることが、
とても幸せで、嬉しかった。
ありがとう、川崎!

花火の後、
残ったお弁当をつつきつつ余韻に浸っていたら、
大ボリュームで蛍の光。
やめてやめて!
夏はまだ終わってないよ!

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