なぎのあとさき

日記です。

海浸り

2010年06月24日 | お散歩



バイカウツギの白い花も、
年々少しずつ多く咲く。
バラやゼラニウムで色とりどりの季節に、
白い花はひときわ可憐に見える。

近所では、夾竹桃も咲いてきた。
今日は午前中はわーっと雨が降り、
午後は止んで蒸し暑くなった。

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6月に入っての由比ガ浜。
そろそろ泳げそう。



日暮れまで、
足だけ水に入って、
バシャバシャと遊んでいた。
 


次は水着を着ていこう。

八幡様に行ったら、
蓮の葉がすっかり大きくなり、
緑がきれい。
大きなサギが4羽、蓮の間に
立っていて、美しい。

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日中はピアノの曲が気持ちいいので、
ドビュッシーやラヴェル、
バッハの平均律クラーヴィアをよく聞く。

夜はアート・ブレイキーとか、
エリック・ドルフィーで、
熱帯夜を盛り上げる。

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ブラマヨ吉田の次は、
南海キャンディーズの山ちゃんが
夢に出てきた。

美しいものばかり意識的に求めてると、
無意識がヘンタイを出してくるのか。

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turn I loose!

2010年06月22日 | 日々のこと



つぎつぎ実るイチゴちゃん。
庭はアブラムシにのっとられていて、
せっかく挿し芽がうまくいった
バジルにも手が出せない。



去年植えたゼラニウム。
たくさん咲いた。



あたちの出番、少なくない?

たまに、夜おそく、
ビーをマンションの駐車場に連れていって、
しばらく走らせている。
ビーだけは、名前を呼ぶと、
私の元に走って戻ってきてくれるので。
小雨が降る日に外に出したら、
ニャー!ニャー!・・・
と、鳴きながら走っていた。
ぬれちゃう!ぬれちゃう!
といってるみたい。

今日も雨は降らず、
蒸し暑かった。

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梅雨の晴れ間の、
容赦ない陽射しの中、
道に迷って住宅街を右往左往してたら、
あの匂いが漂ってきた。
見ると、梔子の大きな木。

暑さでただでさえ溶けそうなのに、
咲いたばかりの梔子の匂いをかいだら、
天にも昇る気持ちに。
まさに
I feel so high,
I even touch the sky!
こんな日は、
嬉しくてにやにやしてしまう。

道に迷ってる間、
何度も人に道をたずねたけれど、
場所を知ってる人が誰もいなかった。
「美術館はない!」というおじさんも。
なんか残念。いい絵がいっぱいあるはずなのに。

おかげで炎天下の町を歩きまくり、
梔子には3箇所くらいで出会った。
さすがの私も日陰をぬって歩いていた。

熊谷美術館は休館日。ポンペイに続いて。
近々また来ることに。
猫のポスターがとてもよくて、
それを見ただけでも結構満足した。
建物もかわいかった。

喫茶店でおいしいアイスコーヒーを飲みながら、
ヌーベルバーグtalkに花を咲かせ、
さらに母校に沿った道を通り、
歩いて目白に向かったら、
また少し道に迷った。
オールスターをはいてきて良かった。

一緒にいた甘木くんは、
こんなところに住んだら煮詰まっちゃうな、
と何度もいっていた。
ショップバッグを抱えてる自分が
フラッシュバックしたみたい。
海のそばに引っ越して、
なんとか物欲がおさまってるそう。

私が毎週のように海に行くのも、
すぐ煮詰まるからかも。
ニームに続いて、
ジャーナルスタンダードで煮詰まり中。

目白のお蕎麦屋さんで、
ビールが最高に美味しかった。
夜はヨガに行くんで、一杯だけ。

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みなとヨコハマ

2010年06月17日 | お散歩



おれは別にだっこ好きじゃないし
キャラじゃないし



むしろ苦手ってゆうか



誤解すんなよな!

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日付は戻り、6月初旬。

ポンペイは、
2000年前の古代ローマ文明の街。
西暦79年の、ヴェスヴィオ山の大噴火で、
一昼夜にして火山灰に埋没してしまったそう。
 
大型猫科動物の爪の出た足や、
スワンの頭、花やつるなど、
自然をモチーフにした彫刻が、
家具や日用品にも施されていて、
とても凝っていて、
美意識の高さがうかがえる。
噴水に飾られたという大理石の彫刻から
当時の庭園を想像してみると、
神話の世界か、楽園のように美しい景色が広がる。
シュティフター「晩夏」を思い出した。

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パパママと美術館前で待ち合わせたら、
まさかの休館日。
といっても、
暑さも爽やかでナイスな気候だったので、
お散歩が楽しかった。

水上バスもいいな、と思ったけど、
日本丸のあたりから海の上を通って、
山下公園の方まで続く道も、
素晴らしく気持ち良い。
海には鵜がいた。

山下公園に、
家族で来るのは初めてかも。
青い海と白い港を眺めながら、
パパと一服。
お台場にいた頃のパパが、
帰ってきた気がした。いい風。

山下公園と、港の見える丘公園は、
バラがきれいに咲いていた。
花がらをきちんと摘まれて。
 
元町ではママがトップスと、
歩きやすい靴を買う。
お店に日傘を忘れて、
ポンペイリベンジの日に取りに行った。
 
中華街では、
パパが来るたび行列で入れなかったという、
中華街で一番、麺が美味しいという店に入る。
本当に激うま。
 
横浜も海辺の街なので、
海が見えないところにいても、
歩いていると吹く風に
海の気配がする。

元町と港の見える丘公園は、
思えば昭和の終わり頃、
デートで通ってたところ。
それから20年、
ほとんど来てなかった。
空気の匂いや木陰の暗さがスイッチになって、
当時の自分がちらちら見える。
これかなぁ、
無意識が外にあるってのは。

懐かしさに浸ってたら、
その頃の彼からメールがあった。
レスで港の見える丘公園のことに触れると、
ベタなセリフ満載の返事が来て、
リアルタイムで懐かしさを共有できた。
しかし、20年かよ!

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気まぐれローズ

2010年06月16日 | コーネリア(OR)



オールドローズのコーネリア。
甘~い香りを漂わせながら、
今年もたわわに咲いた。







ピンクの色の出かたが、
花によっていろいろで、
淡く澄んだピンクだったり、
黄色がさしてみたり、
キャンディみたいだったり。



一番花が終わると、
草や木の葉が鬱蒼としてきて、
庭の主役は緑。
きらきらの緑に、
ぽつぽつと咲く二番花が色を添えて、
窓の眺めがきれいできれいで。

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今日はじっとり汗ばむ蒸し暑さ。
6月の14日に梅雨入りした。
空模様がくるくる変り、
ときどき晴れる。
ストパーもかける。
2万2000円もしたけど、
雨が降ると暴動を起こしてた髪が、
行儀よくなった。朝もラク。

W杯が始まり、
なんとカメルーンに勝った!
メキシコ湾では原油が流出し、
油まみれの鳥たちのことを思うと悲しい。
伝染病で殺されていく動物たちのことを思っても悲しい。

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最近読んでる本

2010年06月12日 | 読書メモ

■ 最近読んでる本
 
「小説、世界の奏でる音楽」
途中まで読んで、また最初から読んだ。
いいなぁ、と思うページに
小さく折り目を入れてたら、
折り目だらけになり、
気になるけど、飲み込めない文章は、
手帳に書き出したりしてみた。
著者の思考をたどるように
考えながら読むのが楽しい。

世界はいつも生まれ育つプロセスにあって、
それを感じる自分がいて、
自分というのも、
ほとんどの部分は外の世界にあって、
その全体が主体になって、
えーと、、
無意識が外の世界にあるというのは、
鎌倉で、あ~こういうことか、
と簡単にわかったのに、
その後でどういうことだったか
思い出せない。
 
カンバセーション・ピースの
ラスト近くになっての、
実家にいた猫と、
その猫のお墓のある庭と、
横で寝ている猫たちへの愛しさが
溢れかえって涙が止まらないという、
それまでに味わったことのない感動は、
まさに私の身体、時間に響いた、
ということだった。
時間=猫=愛。

気になることを取り上げては、
自分ではとても到達できない
思考のはるか遠くまで、
連れていってくれるので、
著者に惚れ惚れしてしまう本。

■ チェーホフ「谷間」

終わり近くに、
成瀬映画みたいな衝撃の展開があり、
息苦しくなったところに、
農民のおじいさんの
突き抜けたセリフで、
東横線で大泣き。

■ 「シンセミア」

続編が出たので読み返し中。
この爽やかな季節に、
なぜ変態&ジャンキーまみれの小説を、
という違和感は最初だけで、
どんどん普通に思えてくる。
パン屋の若夫婦が、
雨の中、山を登っていくところ、
その後水浸しになった町のくだりが
やっぱりいい。

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イースターのTDL 後編

2010年06月08日 | お散歩



カールじいさん登場!
前に見たウォーリー&イヴは
もういなかった。



カモたちはずいぶん人に慣れていて、
パレードを待つ人の密集地帯を
ぶらぶら歩いていた。



イースターパレードでも、
チェシャ猫が目立っていた。
TDLもアリスがブームで、
アリスのコスの女の子が何人もいた。
水色のドレス、かわいいよね~。

パレードの途中で
また一瞬不穏な雲行きになったけど、
ミッキーがチェシャ猫バスの上に
駆け上がるとともに、
サッと日がさした。さすがスター。



スターの登場!



チェシャ猫が来て、
私がカメラを構えると、
周りでもいっせいにカメラを構えていたそう。



わーい!おちり~!
ポンポンしたーい!



ファストパスもとれて、
全部のアトラクションをまわり、
パレード&花火もばっちり見た。
前回はあきらめたプーさんも!

こんなに余裕があるのは初めてなので、
一日中何度も良かったねぇ、
といいあっていた。

前日にドミノ50周年ピザのLを食べての
アメリカンフードづくしだったのと、
ひっきりなしに視覚を酷使したせいか、
21時過ぎてのスペマウ
&スターツアーズで酔った。
 
帰って、梅干入りのそうめん。

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イースターのTDL 前編

2010年06月04日 | お散歩


ハッピー・イースター!

5月の朝、
7時半ごろ家を出たら、
日に日に大きくなる緑から、
冷やっとした気が蒸散していて、
視覚も触覚も気持ちいい。
すぐ後、田園都市線のラッシュは、
どうしようもなくて、
目を閉じてるしかなかった。

前回の反省をふまえ、
平日の9時にはTDL到着。
よく晴れて、青空。
気持ちいいので、
まずは上空をくるくる回るロケット。
バズ&初のモンスターズincに乗ってから、
アドベンチャーランド周辺へ。



蒸気船も気持ちいい!
パークの緑は種類もいろいろなので、
新緑の色もいろいろ。
きれいなので、
明るいうちは川周辺にいた。
カヌーをこいでたら、
カルガモの親子たちを見つけた。
まだヒナみたいな小さな子ガモがたくさん!
お茶も川沿いのテラスで。





砦から見えたシンデレラ城。

いかだでトム・ソーヤ島に行き、
砦までお散歩してると、
不穏な雲が近づいてきて、
一気に本降りに。
スコールみたいで、わくわく。
ミルクシェイクを買って、
砦の中で雨宿り。

実際のリオ・グランデだったら、
鼠やとかげや虫がぞろぞろいて
雨宿りもままならないだろう、とか、
ライフルを通す穴から外を見ると、
雨降りでも緑や川面が明るく光っていて、
5月になれば、雨もいいな、とか
いいながら待ってると、
じきに雨は止み、
みるみる太陽が戻った。



月桂樹の葉が香ばしくて、
小さな白い花を咲かせていた。
ほんのり甘い匂い。
完全に統制された植物たちも、
雨に降られてたっぷり水を飲むと、
自然らしさが湧き出す。



このフワフワのお花もかわいかった!



バラの種類も豊富で、
パークじゅうを彩っていた。



どんよりした空のもと、
緑が光ってるのがきれいで、
なかなかアドベンチャーランドを離れられない。
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merci!merci!merci!

2010年06月02日 | ジャルダン・ド・フランス(FL)



6月になったけど、
カラッとしたいい天気で、
5月の爽やかさ。

今年もいっぱい咲いてくれる
ジャルダン・ド・フランス。







夜の庭に向かって、
皆々様、
今年もきれいに咲いてくれて
ありがとう!ありがとう!
と心から感謝していたら、
そよ風が吹いてきて、
ジャルダン・ド・フランスと
シャンパーニュ公爵の花の房が、
右に左に少しずつ揺らしてる様が、
De rien,
Je vous en prie!
(いえいえ!)
といってるみたいだった。



切り花にも活躍。
ピンクのバラ盛り合わせ。

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日付はもどり、
5月5度目の鎌倉、
31日の海。

手前の波打ち際から沖の方まで、
あらゆる場所で泡の粒がはじけるときの、
全体としてはザザーっと聞こえるけど、
ひとつひとつの音は、きっと少しずつ違う。

砂が流されると、
淡い色の模様が入った二枚貝が、
いっせいに現れる。
きれいな模様は、ひとつひとつ違う。
波が引くと、貝は身を縦にして、
急いで砂の中に消えていく。
貝から出た身の部分は透明で、
砂が透けている。

海にいると、
世界は無限に生成されていて、
宇宙だなぁ、という気分に、
わりと簡単になれる。

まず世界があって、
私のところから聞こえるザザー、の音。
私のところから見える、海の色。



海辺で読んでた
「小説、世界を奏でる音楽」も終盤。
予感、胎動のイメージが、
淡い色の小さな貝と重なり、
貝たちの営みと、C&私の暮らしが、
何の関わりもないようで、
実は遠くで、一つの曲を作ってる
何かがある気がした。

トンビ3羽が頭上で旋回してるのに、
Cはまったく気づかずに、
サーターアンダギーを
一口も食べることなく持ってかれてるのを、
声が届かないくらい離れたところから目撃。
トンビに狙われるのは毎度のことなのに、
いまだ隙だらけのC。

日が長いので、
1stキッチンの駐車場まで行く。

帰りの車で聞いてたラヴェルの
ピアノ協奏曲ト長調は、
かなり遠い地点からの音楽で、
まさに色とりどりの、
二枚貝たちが出てきた。

永劫回帰の話は、
放りこむな~、と思っているところ

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海が好きだから

2010年06月01日 | コンテドシャンパーニュ(ER)



このバラが咲きだすと、
庭がいちだんといい香りになる。



去年は一気に咲いて、
一気に散ったけど、
今年は一輪ずつ、
ゆっくり咲いてる。



みかんのシャーベットみたいな色。
大好き。美味しそう!



あんまりローズローズしてない、
フルーティな甘い香りも、
美味しそう!

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待ちに待った5月が、
もう終わり。
晴れの日が多くて、
爽やかな5月だった。
今年は雨は少ないけど気温低めで、
夜はまだ冷える。

話は一週間ほど戻り、
5月、4度目の鎌倉。
由比ガ浜では裸足になって、
波打ち際を西へ東へ歩く。
東を向くと、水色の世界。
西を向くと、
きらきら光る白の世界。

浜辺に寝転んでたら、
磯臭いにもほどがある臭いがしてきた。
C「そこでカラスが2羽、
魚をつついてるんだけど」
魚は白くなって腐ってるらしかった。

前に、死んだらどうされたいか話してて、
海に撒かれるのが一番いいかな~、というと、
うん、そうだよね、
なんなら生のままで、とC。
さすが!

日が長いので、
5時すぎに建長寺の裏から、
半僧坊の上まで上がる。
ところどころで、
若竹の匂いがした。

曇っていて富士山は見えず。
電線が景観を損ねてるのが残念だけど、
帰り道、リスが電線の上を走ってるのを見た。

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