なぎのあとさき

日記です。

太陽カモン!

2020年07月31日 | にゃんトーク



一夜明けて。
朝、ビーは私の顔にカラーごとあご乗せして寝ていた。カラーが私の顔や首に刺さって嬉しい。

呼吸が元に戻り、食欲も完全に元通り。ちゅーる5本、カリカリむしゃこい、ナマリおかか和えぺろり食い。2日間食べられなかった分を取り戻すかの食欲で、寝床から出て来て「ニャー!」ペロッ!
え、さっきあんなに食べたのに?でまた食べる。



あたちをだれだとおもってゆにょ?


あたちはビーよ!あまくみにゃいで!

4月終わりから、鼻炎がひどくなるとコンベニア打ってこれで3回目。毎度よく効いて鼻水がおさまる。鼻炎がひどくなるのは大抵、ぐずぐず天気で降ったり止んだり、太陽が出なくて夜冷えるような季節だ。

もうすぐ梅雨が明けるもんね。
8月は祝ビーの生誕20周年記念マンスリーだもんね。

思い出したけど、たしかビーを引き取ったとき、外で暮らすビーのお母さん猫が猫風邪だ、と聞いた。ビーは生まれつきの猫風邪だった。

ベッドで寝てる私の足の指に、おもむろに顔面を押し付けて、かきむしろうとするビー。もー、かちこいんだから、ビーはあ。

2日間、食べないといってもちゅーるは朝夜2本ずつ食べてたし、キドナもちゃんと飲み込んでた。下僕焦りすぎ。
〈ちょっとでも、食べてるうちは大丈夫〉!

7月終わりの木曜は、晴れってほどではないけど気圧が軽くなってきた。
モンちゃんも久しぶりにバルコニーに出てきて、工事途中の庭に出ようと扉の隙間に体をねじ込んでいた。

にしても、基本的に家にずっといられる生活でほんと良かった。常に様子見てられるし一緒にいられる。

この数日は、仕事がかえって逃避になっていた。
ほとんど一人黙々と制作する仕事だけど、しょっちゅうLINE電話で、会社に行ってたときと同じくらいは話もしている。
ノートパソコンは会社で使ってたPCのモニタの半分の大きさしかなくて、イラレもフォトショもウインドウがツールで埋まってやりづらいけど、なんだってなんとかなる。

平日は人に会うことがなくなり、マンションの住人や工事人と挨拶するくらいだけど、日に一度は外に出るので日焼け止めがわりのCCクリームを塗るついでに、ささっと眉毛まつ毛のメイクはする。顔がはっきりしないと目が覚めない。昔はメイクいらずのくっきり顔だったのに、50手前にきてノーメイクだとぼやぼや。
メイクしたところでマスクするし、誰も見ちゃいないんだが。
マスクして顔もよく見えないからいいと思って、ショートパンツで外に出るのは何年ぶりだろう。

Tはプロ野球とJリーグの再開でテレワークでは立ちいかなくなって、今週はほぼ毎日出社。行くのは午後ですいてるからマシだけど、帰りの電車はふつうに酔っぱらいが多いらしい。帰ったら手洗いうがい、服はまるごと洗濯機。

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天気のアプリ3つインストールして予報、天気図、雨雲レーダーをチェックする毎日、8月いっぴからやっと、ずらりと晴れマークが並んだ。
2020梅雨がこんなに長引くとははじめは思わなかった。梅雨がクラスチェンジして別の季節になったかと。
ずっと居座ってた東西に伸びるやたら長い前線が、ゴールテープみたいに左右にちぎれた。高気圧カモン!

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ビリー・バッド読了。
これは、メルヴィルの中では、異色というか、楽しいとは言い難い小説だった。

ドラマは、梨泰院。珍しくTも見てる。不時着もそうだったけど、俳優みんな上手いし、演出やカメラ、ライティングが日本のドラマより段違いにちゃんとしてる。
脚本も段違いに面白い。
日本のドラマも映画もなんでこんなにつまらないんだろ。クリエイターより立場強い何かが腐ってるとしか思えない。アニメだけ。

腐ってるといえば、GoToも使えないマスクも戦闘機も委託業者のほか誰も喜んでない。税金は困ってる人にシンプルに使ってほしい。
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明けない梅雨はないハズ

2020年07月28日 | にゃんトーク


ネコじゃらしの季節。

近所の駐車場にたくさん生えてるので、穂の若いのを摘んでくると、モンちゃんは大フィーバーで遊ぶ。
草の部分はぱくっと食べ、穂の部分は追いかけてジャンプ。

日曜、今年入ってから会ってなかったEちゃんと河原ピクをする予定だったけど、昼からずーっと雨が降ったり止んだりで、16時頃にやっと決行。



今回はBLTアレンジサンド。



Eちゃんの誕生日のお祝いに、スウィーツは私担当。パンナコッタのグラスデザート。

雨上がりで地面も草もびしゃびしゃ、人はほとんどいなかった。

日が落ちてからもしばらくおしゃべりしてたら、360℃、遠くで稲妻が光り出した。しばらく眺めてから帰り、二子の駅につく頃に雨が降り出してどんどん強くなってまたずぶ濡れ。

冴えない天気の連休だったけど、泳いで食べてずぶ濡れになって、1日の大半はビーに寄り添ういい連休だった。
ビーも元気にご飯食べてたし。

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が、月曜、ビーは固形物を全然食べない。カリカリも、ナマリやイワシも。
右目瞼が腫れてきてる。メインの穴はふさがってはないのに、そこからあんまり出て来ない。
くしゃみが多い。

夜になって爆発が起こり、瞼の上と鼻上部の2箇所から、膿と血がどばっと出た。サブ穴もふさがりきってなかった。お顔が血だらけになってしまい、すぐに丁寧に拭き拭き。
それで腫れはひいたものの、食欲は5割減、ちゅーるとスープのみ。

これまでも重苦しい天気の日に食欲が落ちることはあったけど、今のビーは薬の副作用なのか、マイルド細胞のせいなのか、よくわからないから気が気じゃない。

昨晩はベッドの上に、こんもりした金の毛玉の吐き跡があり、モンちゃんらしいけど、モンちゃん、これまで毛玉なんか吐いたことないのにどういうこと?
雨だからってこんなにずっと寝てるもの?とモンちゃんのことまで気が気じゃない。

ビーの食欲が落ちてあまり鳴かないこの2日くらい、モンちゃんはビーに近づかなくなってる。あんなにビーの寝床を横取りしてたのに、とすべてが気が気じゃなくて、何も手につかない。(仕事で看板1枚スライド画像も作ったけど)
気持ちが乱れがちでどっしり構えていられない私、気がつけばまた鐘前。タバコの消費早、




火曜の夜、ビーの呼吸がふだんより速くなった。ほんとに怖かった。こんなに急に? 目の前が真っ暗なのに渦巻いてる。胸ぎゅうぎゅう。吐きそう。

ベッドの下に潜むビーの横にベタヅキであちこち撫でながら、「大丈夫!大丈夫だからね!ビーはがんばれるよ!」と圧をかける下僕。
モンちゃんも来て、心配そうにベッドの上から私を見てる。

よーく見てたら、ビーは呼吸が少し速いけど、苦しそうではなく、いつもの顔をしている(Tにいわせるといつものふてぶてしい顔)。
水飲み、トイレもふつうに行く。ちゅーるも食べる。
少し早い呼吸から、生きる気満々なのが伝わってくる。
下僕が弱気になってる場合じゃねーぞ。思い出せ、下僕は何があっても悲観はしない。

ただ、多臓器がゆっくり老衰した殿とは違って、マイルド細胞はどう出るのかまだ全然わからなくて、こちらの身構えがまだできてない。一晩で白髪になるかと思った。

時々落ち着きながらも、朝になっても呼吸が速い。
ビーを見ていて呼吸が速いのも、カリカリを食べないのも、鼻炎の症状がまた出てるからだと気づき、いったん止めてたコンべニアを打ってもらうため、いざ病院と思ったら院長は定休日。
変わりに診てくれた若手獣医は、こちらの考えたこと以上のことは何一つ言わないし、むしろ浅い。少しの時間、預けてる間はまた心ここにあらず、やっと電話があったと思ったら、頼んでないのにレントゲンの結果とか、標的薬の副作用の可能性とか、「はい、(そんなことわかってるんでそれよりまず)ビーは落ち着いてるんですか?」
「病院が緊張するみたいでなかなか呼吸が落ち着かなくて」だろうよ!
「膿のルートも見ようとしましたが、ビーちゃんすごく嫌がってほとんどできませんでした」だろうよ!
今日は注射だけ打ってもらえばよかった。余計なことしてないでビーをすぐに返してほしかった。
いやいや、院長だって休みの日はあるんだし、仕方ない。こんな日もあるさ。

家に戻るとビーの呼吸は落ち着いて、とても静かにお昼寝。カリカリも食べた。
腫れもひいたまま。

殿のときに培った下僕スピリッツだけでは立ち回れない。生き物の命は無限の可能性があるから当たり前。
下僕は経験値を上げて日々精進あるのみ。レベルに制限はない。心臓に毛を生やし、圧をかけず、さりげない存在感で、明るく寄り添えるように。

モンちゃんはこれまでもビーの調子が崩れてるときは空気を読んで邪魔しない子だった。
モンちゃんの心配そうな目は、ビーじゃなくて私に向けられていた。



しょーじんしろよな!

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モンちゃんはおデブなのに低血圧なのか、雨だと夕方までほとんど何も食べずに寝てるような日があって、ああこんな時にモンちゃんまでどうしよう、と心細くなっていたけど、夜は元気に飛んで跳ねて遊んでファーッと鳴いて、カリカリを何度も引っ張り出そうとしていた。

今日は俺の庭に工事の人が何人も来てがちゃがちゃやってるのを、ワクワクな目であちこちの窓から見ていた。
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うなぎ、連休、お薬開始

2020年07月25日 | にゃんトーク

ちもべ、よんでにゃいわよ

連休の前の日の水曜からTは休みで、私のテレワーク中に買い物に行ってサプライズうなぎを買ってきてくれた。

温めたうなぎを熱湯でゆすいでタレを落とし、姫君にお出ししたらものすごい勢いでたいらげた。むしゃむしゃぶっしゃぶっしゃ、さすがうなぎ。
脂っこかったせいか、ゆる便してしまった。
でもあんなに美味しそうに食べてたんだから!体力もきっとつく。

22日の木曜から私は5連休。
初日はプライムでエヴァ序破Qを見返してのんびり。改めて見たらQは納得いかない。
アスカとマリのコンビはすごくいいけど、ほかみんなひどい。
カオルくんとのやりとりもだらだらしてるし、黒綾波はかわいくない。
でもエヴァも使途もかっこいいし、文明社会がバチボコに壊されていくのを見てると和む。

先生から、病理検査の連絡が来た。先生の見立て通りだった。
マイルド、つまり進行は緩やか。歳も歳なので、きっと思う以上に緩やかに違いない。

いつもならネットで隅々まで病気について調べたおすのに、今回は怖さが先に立って隅々までは調べられてないけど、薬の効能、副作用について調べ、手術はできない、が、鼻を長持ちさせたい、マイルド氏を消すためのアプローチはしたい、ということで、分子標的薬を始めることにした。

金曜は海へ。太陽は出ないし、我々が海入りするのは4時頃なので人はほとんどいない。
日が出てないのでタッパー着用。
前回、雨で砂だらけで置いてきた敷物を、シルバーがきれいにして保管していてくれた。

久しぶりにまあまあ澄んで、やっと堂々と現れ、何度も現れる兄さんたちと一緒に泳ぎまわり、ソラはこれまでにない大きさになって群でいて、イワシも大きかった。アジやシロギスなど地味だけど旨い魚たち、フグ、小さいカレイにも会った。

プランクトン多くてチンクイに顔かまれた。クラゲの気配はなし。

カラス一家、この日はCの荷物を物色。仰向けで浮かんでると、山からミンミンの声。



上がるとまた雨が降ってきて浜でごろんできず、あわただしく車に乗って、山へ。

山は気が濃くていい匂いがして人っこ一人いない。暗くなりかけてたので、2の鳥居まで。ベンチでストレッチ。

帰ると、ビーは和室で寝ていた。このところ、寝室引きこもりだったのに、私がいなくてTだけだと和室にいてくれるの?!
その後、寝室でもTだけだとベッド下に入らず、ベッドの上のTの横で寝ていた。


モンちゃんまでTの膝でご満悦

膿は順調に出てる、穴がふさがらず膿が出てるのがいい状態っていうのはにわかによくわからないけど、腫れてきてないのはいい。

この日もちゅーる数本、カリカリ、ナマリのおかか和えなどむしゃこい。

モンちゃんには新しいオモチャを買ってきて遊んだ。ジャンプしたとき、かっこいいー!と賞賛してたら何度も飛んだ。

7月25日(土)より、新しいお薬開始。副作用が出ないことを祈りつつ。

朝、ウンチふんばった後ペタリとウンチの上におちりをついてしまったので、おちりをシャワーで洗った。うなぎの後から若干ゆるい。

この日も海へ。高速で一度豪雨になり、葉山についたら止んだけど潮めっちゃ濁り。増水で川から濁った水が流れ込むので。

逗子に移動したら濁りはさほどでもなかったので、泳いだ。いつもの夏より水きれいかも。
泳いでたら雨が強くなってきたので上がった。

雨ばかりでいいかげん梅雨には飽き飽き。オシロイバナも、やれやれ、という感じで一斉にだらんと花首を垂れていた。今日ググるまで名前のわからなかったハマユウが、雨上がりきれいに咲いてた。Cも私もハマユウという名前と実物が結びつかなかった。

山につく頃はまた止んで、久しぶりに上まで行った。ねむの木の満開に間に合った。まだオニユリも咲いていて、空気が甘い。ヒグラシ、ガビチョウ、ウグイス。ストレッチしてると蚊が寄ってくる。

家に戻ったら、ビーが「ニャー!!」この日はTがいなくて、私は6時間家をあけたので、ビーはお腹が減っていた。

すぐにちゅーる、ナマリおかか和え、カリカリを出したらぺろり食い。
薬の副作用で懸念された食欲不振にも、元気がなくなることもなかった。良かった。
むしろすごい食欲で、そんなに一気に食べたら吐き戻すんじゃない?!とカリカリを途中で引っ込めるくらい。

今は穴以外の、瞼まわりの皮膚はきれいになって、毛も生えてきて、そんなに自分でひっかくこともなくなったので、ご飯のときはカラーを外せる。

ただ膿は固まるとすごい粘着力で、はがすときに毛が抜けちゃって、眉間のあたりの毛が抜けてしまってる。レレイなのに。本人はそんなこと気にしてないけど。

腫れは、少しひいた感じにも見える。気が早いけど、薬効いてるのかな。

まずは、カラー外せるといいね。
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経過はよし

2020年07月22日 | にゃんトーク


近所の公園、夕方の光に包まれてきれい

21日の月曜、ビーの経過を見せるために病院へ。
顔つきが良くなって安心した、と先生。地腫れがなくなり、目もふつうに開いた。

この日は処置もなかったので、ビーは痛い思いをすることはなかったけど、終始大声で鳴き、私の肩に乗っていた。

待ってる間は抱っこして外に出て、病院の前のスペースで、夏の夕暮れの風に当たっていた。
近所でもヒグラシの声が聞こえた。

両目がパチッと開いたので、一時はどうなることかと思ったビーの美貌はほぼ元に戻ってはいるけど、左眉間のあたりのから膿がにじみ出ている。

炎症が悪い物を巻き込んで出しているから穴がふさがらないようにまめに固まりを拭き取る。ふさがっても次は簡単な処置で大丈夫とのこと。

病理検査の結果はまだで、なんてことない細胞であってくれるといいけど、そうでもない場合に備えて「分子標的薬」の話を少し聞いた。急いで始めることはなく、いわゆる抗がん剤に比べたら弱い薬とはいえ、副作用が出ることもあるから、ある程度体力が戻ってからのほうがいいとのこと。




ビーはベッド下から出てくる回数が増えた。私には「ご飯!」「ドアの隙間が狭い!」「こんなとこに物があると邪魔!」と、用があって鳴くビーだけど、Tのとこには特に用がないのに行く。
薬・通院・カロリー摂取・写真撮影のため迫りくる私より、トイレ掃除だけはきっちりやって、あとはのんきに構えてるTのほうが、ビー的に気がらくなんだろね。

夜、Tに連れられて外に散歩に行き、戻ってきてポンポンされてる間はご機嫌。
ビーさえご機嫌ならそれでいい。

夜は私の枕元で寝てくれる。

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土曜は雨の中海へ。
ついたら止んだけど、太陽なくて寒かった。カツオノエボシの噂はまだあるけど打ち上がってはいない。
潮は濁って何も見えないので、シュノーケリングはほとんど使わずただ泳いだり浮かんだり。
浜に置いた私の荷物を、カラス5羽が物色して散らかしていて、海から「やめて!あっち行って!」とどなったら去って行った。

上がるなり大粒の雨が降ってきて、荷物も敷物も着替えたばかりの服もすべてびしょ濡れ。

お寺につく頃には止んで、ベンチでストレッチ。

日月は晴れて暑くなった。
多摩川は水多め。
読書は「ビリー・バッド」と「マロウン」。
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梅雨なげえ

2020年07月17日 | にゃんトーク



あたちはビーよ。もーしゅぐ20さい。ちかごろは、しゅきなものたべほうだいよ。にゃがくいきてみるもんよね。いまのおきにいりは、イワシのおかかあえよ。

あたち、まだまだたべるから、てんごくのにーたん、みててね!

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ビーはカラー生活にもだいぶ慣れてくれて、不自由なくやりたいようにしてる。

先生の穴の開けどころが良かったみたいで、膿は少しずつ出て来てるけど、目に入ることもなく、右目もぱっちり開いて、ビーはそんなにむずがることもなくなってる。

小腹が減ると、「ニャー!」と呼んでくれて分かりやすい。よく食べる。ちゅーるはあらゆる味を用意。



よばれたらしゅぐきなちゃい!

今日もぶじに過ごせたことに感謝。



おれはステイホームちう

梅雨がなかなか明けなくて、金曜はモンちゃんも朝から寝てばかり。

夜は包装用のヒモで遊ぶ。

私のボディコンバット中はドタバタしてる足元に鎮座。

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「タイピー」読了。
ポリネシアの原住民の、自然の恵みに囲まれた暮らし。
《一様で変化に乏しく、心のどかな幸せに満ちた平穏な一日が、静かに次から次へと繋がっている。
一日の歴史は、生涯にわたる歴史である》。
男女ともに怠惰で、農耕も狩猟もしない。
お腹がすいたら、無尽蔵にあるココナッツとパンノキ、バナナなどの果実を食べて暮らす。眠りは最大の事業である。主人公の世話係コリ-コリいわく「いまいるこの世界で申し分なく幸せだ」。

女性は、森の中をうろつき、流れの水を浴び、湖で泳ぎ、踊り、戯れ、楽しいだけの日々を繰り返している。
ココナッツからいい香りのオイルを作って体に塗ったり、日焼けしたくない人は、木陰から木陰を渡り歩いて白く美しい肌をキープしている。

祭礼や宗教のことも出てくるけど、著者は文化人類学者ではないので、よく分からないことを分からないままに描いているので、かえって異文化のよく分からなさが伝わってくる。
どちらにても、戒律なんてないし、テキトーな感じ。

隣の部族と戦って怪我する人はいても、滞在中、病気で苦しむ人は全く見なかった。

これに対して、ヨーロッパ人が独りよがりで不幸をまき散らしていることを、著者は度々憂いている。
実際、この滞在の数か月後には、このあたりの部族はフランス軍に制圧されて、すべてを奪われてしまったらしい。
ほんと、この頃のヨーロッパのやり方はえげつなさすぎて人間のやることとは思えない。
原住民の生活を尊重する知性がないうちに移動手段が発達したのは大間違い。

タイピーの人々は主人公を軟禁したものの、とても親切に楽しく接していた。

著者、猫ぎらいなのは意外だった。バートルビーのモデルは猫じゃなかったのか。

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Netflicsで「日本沈没2020」をイッキ見。
もう今の日本では、この話がSFとは思えず、ニュース見てるのと変わらなくね?と思いつつ見てたら、一瞬でまさかの展開!先が読めず、演出がいけてて面白かった。
はじめは逞しい父ちゃん率いる家族愛サバイバルかと思ったら、全然違った。

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S子さんの送ってくれたお茶がとても美味しくて、まじめに70℃くらいまで湯冷ましして淹れている。島根の千茶荘というところのお茶。

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いとしのビーたま

2020年07月16日 | にゃんトーク

こいちゅ、あたちとくっつきたいのはいいけど、すごいばしょとるにょよ!

7月14日、ビーは12時に病院に預け、鎮静剤を入れての細胞採取。
仕事そっちのけで祈りながら待ち、5時に引き取り。
診察室で、ビーはかごから出て来て私によじのぼってきた。
かわいんだから、ビーはぁ。

先生は、先週言っていた怪しいものが、やっぱりある、と言った。
病理専門医に外注で出す前なので、あくまでも臨床医の所見ですが、と。

今回、大きめの穴を開けたので、そこから膿とともに排出され、脳のほうには行かないだろう、進行は早くはないと思う、リンパ腫ではないと思います、と。

外科的手術の選択はないです、とはっきり言ってた。
外科の腕は区内トップクラスで有名な先生がそういうのなら、ないのだろう。

炎症は間違いなく起きていて、炎症がその細胞と戦っている、悪いやつ同士の戦い。
なので、抗生剤はどうしても必要になるまで使わないでいってみる。

迎えに行くまでは心臓が喉元まできてたけど、先生の話を聞いてる間、不思議と肝が座っていた。
先週の話で、覚悟はできていた。
知ってるニャンコ2匹もほぼ同じとこにできてたので、そこまで珍しくないことも知っていた。慢性の鼻炎でそのあたりに物理的なストレスが長年あったことも。

動揺したり、呆然としてるひまはもうない。
ビーがらくに気持ちよく暮らせるように、よく考えて、見守り支えていくだけ。

それに、治らないとも限らない、、とひそかに思っている。生き物の命のことは、誰にもわからない。

このところますます苦手になってしまった病院に5時間もいて、ビーは家に帰るまで大声で鳴きっぱなし、帰ったらベッドの下に入ってぱたりと眠った。

しばらく寝たら起きて、ニャーッと一声鳴いて、カリカリを猛然と食べた。

目つきはいい、毛もフサフサ、お腹もふっくら、ウンチもいい。チッコはトイレの外でするけど、しっかり匂いのあるいいチッコ。足取りも、カラーつけてるのにしっかりしてる。
時々むずがゆがるほかは、これまでと変わりなく過ごしてる。
顔が顔なので昼間は抱っこして外には連れていけなくなってしまったけど、夜、ヒト気のない時間に連れてくと、気持ち良さそうにしてる。

病理検査結果の出た後で今後の方針を決める。先生は弱い抗がん剤のことをチラッと言っていて、私もそれについてすぐ考えていた。ビーは19歳と11ヶ月、手術は難しくても、内臓が元気なのは毛づやで分かる。やれることはやる。

次の日、ビーは銀スプ&腎サポMIX、ちゅーる、イワシむしゃこい。
目の上の穴から、膿と一緒に赤いものが出てきてる、悪い物全部出てしまえ!!

ちゅーるやカリカリを差し出すときも、食後、お顔のまわりを拭ってあげるときも、下僕には喜びしかない。

猫の前では涙はおろか、不安な気持ちも決して出さない。
スイッチ入れた日に外でまとめて泣いておいて良かった。たぶんあの日、腫れがただことではないことに気づいてた。だって20年も一緒にいて、ひたすら愛してきたからね。
いとしのビーたま、まだこっちにいてね!
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雷、ヒグラシ

2020年07月13日 | にゃんトーク



7月2週目の週末も、ビーは変わりなく、穏やかに過ごしていた。
今はなるべくビーの側にいて、カラーしてても不自由なくすごせるよう努める下僕。

ご飯もよく食べて、180kcalくらい自分で食べるので、キドナはなし。
ビオフェルミンだけシリンジであげてるけど、嫌がるようになってきた。
ビオフェルミンは、長く続けてこそ効いてくる感じがあるので、嫌がっても飲ませてるけど。

朝晩2回に分けてご飯食べるほかにも、夕方昼寝から覚めたときにおやつも少々。

カラーつけたままカリカリを食べるには、私の手の上にご飯乗せて差し出す〈手のひらご飯〉が一番食べやすいみたい。一粒一粒、もりもり食べる。
銀スプピンク袋のカリカリに、腎サポを忍ばせて。

ご飯よく食べてくれるだけでありがたいし、好きなもの好きなだけ食べてくれればいいので、もう総合栄養食にそこまでこだわってないけど、ちゅーる総合栄養食も最近食べてる。

日月曜と膿があまり出なくて、ビーも気にすることが少なくていいんだけど、膿ルートがふさがってるだけなので、その分腫れてくる。

腫れを見てると、これは一体なんなんだ、、、と恐ろしいけど、ビーは今も横ですやすや寝てる。
時々、前足を私の腕に伸ばしてくる。

目が腫れてからしばらく甲状腺鳴きはおさまってたビーだけど、3日前くらいから、たまに吠え鳴きするようになった。いつものビーらしくてかえって安心。

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14日の月曜日から、マンションの水害対策工事で人が庭に出入りする。隣庭との境のフェンスを取り替えるため、モンちゃんの脱出防止ネットを一時撤去し、モンちゃんはしばらく庭に出れない。
鉢や物干しも一時撤去。

梅雨明けそうなのに庭に洗濯物干せないのはつまんないけど、去年からいろいろあってもう、業者が庭をうろうろすることにも多少不便になろうともすっかり慣れた私と猫たち。
モンちゃんは、おれの庭を知らないオッサンたちがうろついてるのを窓の中から見て、外に出たがりはしなかった。

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土曜の夜、すごい雷鳴と雨で、梅雨明けかー?と思ったけどまだだった。

日曜は晴れて、ビーをTに任せて、海へ。

茅ヶ崎にカツオノエボシが多数漂着したというニュースがあったけど、葉山のほうは被害は出てないとシルバーが言うので、おそるおそる入った。潮は完全に濁り、自分の手がうっすら見える程度。
でもおそるおそる、島まで行って上陸。今年初、暖かい岩でごろん。
潮溜まりにハゼがたくさんいた。
雲が東に流れて太陽が出た。

飛蚊症になったのは太陽の見すぎが原因な気がする。海にいて太陽が雲に入ると、雲から出てくるのを今か今かとじっと見て、出てくるまで見てた。気をつけよう。
難聴もライブの爆音が原因だし、五感使いすぎは良くない、と思いつつ、今年も梔子を嗅ぎまくった。

帰りもおそるおそる泳いでは浮かび、浜へ。人は少なかった。

山に向かう途中、今年初のヒグラシとアブラゼミ。この日は着替えの下着をまるっと忘れ、ペラペラのワンピース一枚だった。人のいるところはコンビニくらいだったので、なんとかなった。下着をつけてないと、ほとんど裸に近い解放感で、夏の風がなんとも気持ちがいい。変態のはじまり。

山は三の鳥居の中まで行って、お祈り。鬼百合がところどころで咲いて、空気が甘かった。蓮の花も。

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Cは先週やっと、Mが去年ふわりと旅立ったという話を少しだけした。
なぜか、その時は言わないし、私も気がつかなかった。

CくんにもNちゃんの旅立ちの話を聞いたばかり。本当に、虹の橋の向こうに愛する猫、知ってる猫が増えたなぁ。一匹一匹の名前を唱えてビーの無事を祈ってたら、いくらでも名前が出てきた。

先月からやっと、Tカフェ読書を再開。今月の連載にも、今は橋の向こうにいるたくさんの猫たちが出てきた。

猫の世話が雑で前時代的なクソジジイも出てくるのだが、猫たちは安全な空間とお日さま、著者夫婦の愛情溢れるまなざしのもとで幸せに暮らしていた。クソジジイの、猫と深くは関わらない中途半端なスタンスも、猫にとっては気楽で悪くなかったのか、皆クソジジイになついていた。
なんであれ、猫たちは幸せだ。

もうひとつ読みたい対談があったけど、猫のことで胸がいっぱいになってカフェを出た。
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変わりなく

2020年07月11日 | にゃんトーク


おれにもちゅーもくしてくれよな!

7月2週目、ビーは特に変わりなし。
膿は少し減ったけど、止まってはいないし、徐々に腫れてくる。

ほとんどの時間はひっそり寝ていて、たまに起きて水を飲む。
小腹が減ると、ニャーッと鳴く。
ほぼ私が家にいて、朝2回と夜2回何かと食べさせてるほかにも、時々小腹が減る。

懐石やさんが仕入れてる鰹節をもらって、少しあげたら非常に食い付きがいい。

カラーしてると、深い皿だと食べにくいので、小皿に入れて口元に差し出す。一口一口、食べてるのを見届ける。
食べ終わったら、毛繕いできないビーに代わって口元をアルコールフリーの除菌シートやピュアウォーターのウエットティッシュでふきふき。ついでに顔中ふきふき。
毛づくろいできないわりに、ビーは汚れないし匂いもいつものいい匂いしかしない。

たまに、カラーの上から前足でカキカキする。気になってるところをビーに代わってウエットティッシュで軽くおさえたり、固まった膿を取り除いたり。さらに歯ぶらし、指使いを駆使してなだめる。

いっそビーに掻かせては、と先生に言ったら、「収拾がつかなくなります」だった。まあそうだろうな。

最近嬉しいのは、また私の枕元で寝るようになったこと。
朝までそこにいてくれる。

先生から電話があって何かと思ったら、抗生剤は何が効くのかの検査の結果、有効なものがたくさんあるとのこと。
2週間前に打ったコンベニアの効果は昨日で切れてるはずだけど、特に変わりなくて良かった。

病院に行った日は心臓が口からとび出そうになってたけど、ビーが好きなものを食べて、飽きたら残し、ちゅーるを上手に舐め、撫でると気持ち良さそうにして、よく眠っているのに寄り添ってたら、私の心臓も落ち着いた。




離れてると気になるので、今はできるだけ側にいる。ぐっすり寝息もたてずに寝てると安心。

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モンちゃんは、相変わらずビーのことを心配してるみたい。
ビーが動くとパッと起きて頭を起こしてじっと見る。
枕元のビーの近くで寝てることもある。

ビーのご飯のときはやっぱり一歩下がって見ていて、ビーが食べ終わるとお皿の残りをなめる。

ちゅーるを両手に持って2匹同時にあげるのも楽しい。

おトイレ官房長官のモンちゃんは、私がトイレ掃除してるとテーブルの上から監視する。
私のトイレ掃除は今ひとつ信用できないらしい。
モンちゃんは、トイレ大臣のTのことは「おれの右腕」として信頼してるらしく、掃除が始まると任せて、終わるまでぶらぶらしている。
終わるとトイレ2台を隅々チェック。

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久しぶりに、近所のお寺と神社参りをした。
お寺ではもうミソハギが咲いてた。
今年は夏の花が早くて、コスモスが咲いてるのも見た。

そういえば先週、鎌倉で初ニーニーの声を聞いた。
百日紅も咲き始めた。

夏は早くから来たけれど、梅雨が粘って豪雨が大変なことに。
川の氾濫の映像は怖くて見る気がしない。

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Cくんの書いた小説を読んだ。ずっと文章がはりつめていて、読みにくくて面白かった。

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金曜は3ヶ月以上ぶりに会社に行った。フォントとか画像とか取りに。にゃんたは相変わらずだった。レディにはまた会えず。先日大暴れしてGPSを落として行ったらしい。

東京で感染者200人越えが続く。人の往来は通常と変わりない。
日本人はちゃんとやるなあ、と思ってたけど、結局言われないとやらないんだろうか。
人にうつしたくない、と考えてる人が思ってたより少ないみたい。
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七夕

2020年07月07日 | 猫トーク

ついこないだまで、こんなに美人だったビーたま

週末も、ビーの症状にあまり変化はなく、寝てると落ち着いていて、起きてご飯食べたり、撫でたりしてると膿が出てくる。

うまいこと出ていてそこまで腫れることもなく、右目もちゃんと開いてる。

カラーは外せないままだけど、どんどん慣れて、足取りが軽くなって、小走りするようにもなった。

そして何より、食欲が落ちていない。一日4食、40kcalずつくらい食べて、ほかにもおやつの銀スプのピンク袋や、ちゅーるも食べる。
朝、私が寝てると「ニャー!」と鳴いてご飯を催促もする。

ただ、このところベッドの下の床が気に入ってしまって、ほぼ一日そこにいる。
元気がなくて引きこもるのではなく、そこが気に入って入り浸ってるだけなので、まあいいんだけど。静かだし、床はひんやりしてるし、モンちゃんに煩わされることもない。隙あらば膿を拭こうとする私もうざいのかも。

おやつを差し出すと、にゅーっと首を伸ばす。軒下に住む野良猫か、ウツボみたい。

トイレ粗相は当たり前になってしまい、トイレの前に置いた砂落としネットの上でチッコする。周りにもこぼれるので、犬用のペットシートを買ってきて敷いた。

土曜は鼻上部に膿穴がうまく開いて、そこから勝手に出て来ておでこの腫れがひいてたのだが、その膿穴は一晩寝るとふさがった。
今度は目の上から出てくきて、目に入ってしまう。

夜は、ベッドの枕元で撫でたりポンポンしてるうちに、そこで寝てくれることもある。私の上に乗り上げて、私の顔の上にカラーごと顎のせもしてくれた。

火曜に蓄膿症の診断を受けて、円鋸術の話など聞いてから、ご飯が喉を通らなくなってた私だけど、ビーのむしゃこい姿やスタコラ歩く姿を見て、私を呼ぶニャーの声を聞いて、フサフサつやつやの体に寄り添ってるうちに、私の食欲は戻った。ビーはこんなに元気でかわいくて、ご飯よく食べてる。




これもつい最近。テレワーク中のTが抱っこ。


私の膝の上

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土曜は海へ。強風で海は荒れ、流れも強くて泳げず。足を浸けるとパワーはそんなにない柔らかい波だった。
この日は非番のシルバーが二人、わざわざ私たちに会いにきた。
江ノ島へ。人出は少なめ。天気良くなかったからかな。
稚児が淵まで行って、泡立つ波を眺め、潮の強い風を浴びた。泳いだのと変わらないくらい、潮まみれに。
江ノ島は緑の勢いがすごくて気がこかった。
Cは桃をもってきてくれた。



日曜は、自由が丘でCくんとお茶。テラスが空いてて良かった。だんだん空が明るくなって、日もさした。Nちゃんの話や浸水の話、描写、小説のことなど3時間ちかく話して楽しいひとときだった。
ナチュラルキッチンに寄って、ビーがカラーしてても食べやすい小さめ皿など購入。

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本日7日の火曜もビーはご飯をよく食べて、午後イチで病院へ。
院長の処置はさすがに上手くて、細い切り傷だけで膿を出し、流血もほとんどなくて、ビーも暴れたりしなかったという。

でもここ最近の通院では痛みのある処置が続いたので、病院の行き、待合室ではニャーニャー大声で鳴いていた。

先生がいうには、エコーと、中を触った感じで、頭蓋骨が少し変形している、腫れが液体だけではないようだ、と。
可能性ゼロではない何かの可能性があると、、(先生はこんな言い方はしないけど私は口に出すのもコワイ)
次回、鎮静剤を打って細胞を採取して検査することになった。

円鋸術のことももう一度聞いたけど、やって完治する症状ではないから、ビーの歳ではリスクをおかしてまでやるべきではないだろう、と。

私はまたまたガクブル、食欲ふっとぶ。

この日は七夕、空に向かって、殿とモンチにも助けを求め、真剣に祈った。

病院の先生が、あらゆる可能性を考え、良からぬ可能性も無視しないのは今に始まったことじゃない。病院に行った日に千々に心が乱れて、でも、なんでもなかったことのほうが断然!多いではないか!

ビーは目付きも毛並みも良くて元気もあって、変なものができているとは思えない。食欲もあるしウンだってまともだし、貧血もしてない。お腹がすくと寝床から出て来て私を呼ぶ。変なものができてるわけない。
怖くてたまらないけど、信じている。
ビーは大丈夫と信じて、側にいる。

病院から戻ったビーは、処置が良かったみたいで腫れもなく膿もほとんど出ず、ぐっすり寝て、晩ごはんもカリカリ、ナマリ、ちゅーるをペロッと食べた。
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7月きたる

2020年07月03日 | 猫トーク

にゃつだぜー!

でもおれ、ねーちゃんがしんぱいだ!
へんなのあたまにつけられてるんだ!

モンちゃんはほんといい子で、今はビーに抱きついたりせず、鼻先をくんくんするだけ。
ちゅーるの横取りもしないで、一歩下がって見てる。

先生の話だと、次に膿がたまるのは週末頃だったのが、水曜にはまた腫れだして、ちょっとカラーを外した時に秒でかきむしり、噴出!

膿は拭いても止まらなくて目にも入る。次の処置は院長がやると言ってたので、病院に電話したら院長定休日。木曜ならできると。

Tと話して午前中は様子を見ることにした。
拭くのは嫌がるけど、垂れてきたらアルコールフリーの除菌シートで軽く押さえながら、1時間くらいじーっと寝てたら、おさまった!

なので、病院には行かなかった。
たまにはカラーを外したいと思ってたけど、しばらくはむりそう。
ドーナツカラーも、顔が丸出しだと壁でこすっちゃうのでNG。かわいいのにな。

膿は出っぱなしということはなく、じーっと寝てると止まり、固まってくる。
が、起きてカラーごしに前足でがしがしこすって、また出てくる。
頭をぶんぶんふってさらに出る。
こうして膿が出ると少し腫れがひく。目も開けられる。

そしてビーは、日中はよく寝て、ご飯もよく食べる!
イワシの煮たのはかなり気に入ったみたいでむしゃこいするし、サーモン半生もよく食べるし、ちゅーるは4本くらいいく。3時のスープも、カリカリも少しだけど食べる。
お給餌は朝晩のキドナ(3g)だけ。

カラーつけたまま水もよく飲むし、トイレでいい固まりのウンも出し。私と目が合うと「ニャー!」と鳴く。声は小さいけど。

大丈夫だ、良かった。
木曜も病院には行かなかった。
まだ処置のタイミングがわからないけど、日曜に膿出し洗浄してから、元気もだいぶ戻って、ふだんとさほど変わりない生活をしてる。
夏は15歳越えたくらいから涼しいとこで1日寝てるもんね。

膿を拭くのは本当に嫌がってたけど、目の下の方からやさしく、軽く押さえるようにして拭いてたら、少しずつ慣れてきたみたい。
幹部を軽く押さえようとすると、激しくこすり付けようとして、また出てくる。

カラーしてて顔も洗えないので、無事な左の目の周りや頬、顎を、除菌シートで拭くと気持ち良さそう。歯ブラシでおでこやほっぺをとかすのも気持ち良さそう。ビーに代わって毛繕いさせていただけるなんて、光栄です。

膿袋はどこまで膨らむんだろう、と怖かったけど、ある程度までいくと何かしらの拍子で出てきている。先生の言ってた膿ルートができてきてるのかも。

何よりご飯水飲みトイレをふつうにこなしてくれるので、私の恐怖もおさまってきた。
病院で目の上の毛を剃られて、腫れてただれた皮膚が剥き出し、時々血混じりの膿が垂れてくるという、ゾビゾンビなビジュアルにも慣れてきた。
なんてことない。かわいいったらない。
なにしろ本猫がそんなこと気にしてない。たまに「あームズムズする!」とカラーの上から掻いてるけど、除菌シートと歯ブラシでなだめてるうちにふて寝。
仕事を終えたTがに寝転ぶと、出て来てポンポンもされていた。

ご飯はだいたい、9時、12時、5時、10時の4回、1回に30~40kcalくらいは食べる。
プラス、投薬時にシリンジキドナで15kcalの補助で、一日180kcalくらい。
食べる時、カラーが邪魔にならないよう、お皿を口元に。お水飲むのもトイレも付き添って、カラーが邪魔になってないか見張る。
一度寝ると日中は3、4時間は寝てるから、ちょこっと河原行ったりプール行ったりはできる。
でもこれから、これまでも基本そうしてたけど、一日一日、ビーの状態を常に把握し、寄り添っていたい。

試行錯誤の介護生活はこれから。



レレイなので患部は隠しとくね。

ビーはうちに来たその日に私の枕元でくしゃみを連発し、私の顔にシャワーのように鼻水を浴びせた。
それから19年、季節によるけどずっと浴びせてた。
子猫のときワクチン打つ前から猫風邪で、これまで数々の抗生剤やら漢方やらを試したけど、完治ということはなかった。
16歳から毎月、定期検診も受けていて、それでも蓄膿症が発症したのは、仕方ないこと、自然の成り行きであろう。

あんまり寄り添われるのがうざいビーは、今日は何度かベッドの下に入ってしまった。そこは一番涼しいから。
私が覗くと、こっちをじっと見て、「ニャー」と一声。
カラーに手を入れてあごを撫でると、撫でてほしいところを手に当ててくる。
かわいんだから、ビーはあ。

ひいてくれるといいなあ。

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水曜は、夕方打合せで川崎のほうに行った。電車も駅もすっかり元通りに人が多かった。
都内の感染者はまた100人越えてるけど、気にしてない人が増えてきた。電車ではしゃべらないのが賢明なんだが、人に会うと私もついしゃべりたくなる。

久しぶりにプールも行った。全身の筋肉を使うのも水に潜るのも気持ちがいい。すいてるし、人と話もしないので、うつる要素があるとしたら、プールの水?
ジム解除から2週以上過ぎてプールクラスターって聞かないけど。たとえ飛沫が入ってもあれだけの水で薄まってれば、ねえ。

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不時着、南に帰ってから、がぜん面白くなった。バトル、アクション、ドンパチがやっぱ好きなんだな。主人公2人も嫌いじゃないけど、後半はダンと、中隊員4人組がかわいい。はまってきたとこでシーズン1終わっちゃう。

ハンタのアニメ、グリードアイランド編もまた見てる。「完璧に勝つ、だろ?ゴン」のシーンは何度見てもしびれるなー。
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6月の終わり

2020年07月01日 | 猫トーク


27日、土曜日はわりと落ち着いてた

日曜、ビーの目の腫れはひいてないし、膿が出ている。
気にして自分で掻いてるのがまずそうなので病院に電話し、急きょ連れて行った。

別の若い先生。少し切開して膿を出して洗浄、という痛そうな処置をしてもらい、エリザベスカラー装着。

病院から戻るとわりと調子よくなって、イワシの煮たのをよく食べた。

イワシの小骨は細く繊細で透明で美しい。煮ると柔らかくなるので、そのまま食べられる。

で、火曜、やっと院長の予約日で診察。カルテに目を通しビーの状態を見て、早々と蓄膿症の可能が高いとの診断。
言われてみれば、そうだ、2人の若い先生からは出なかったが。

膿は骨を溶かすことがあるという話を聞くうちに頭は真っ白。
頭蓋骨をあける手術の方法を聞いたけど、ビーの年齢、状態を考えるとすすめられない。
手術したところで、完治するとはいいきれない。
抗生剤は特効薬ではない。

となると対処療法しかなくて、定期的に大きい針を刺して膿を取って洗浄するか、破裂するまで待って、膿を洗い出すか。この場合、過程で食欲が落ちるかもしれない。
膿は出すうちにルートができて出やすくなると。

頭真っ白でどうしていいかなんて全く分からなかったけど、今日のところは待つほうにした。朝にイワシのほかカリカリも食べて、落ち着いてるので、大きい針なんて刺したくない。
これから側で様子をじっくり見ながら、ビーになるべく負担のないように、ビーがらくに過ごせるように、そのつど考えていく。

しかし診察室で頭真っ白ガクブル状態だったので、聞きそびれたことがあるかもしれない。月曜日は腫れがひいて血も膿も止まってたから、このまま治ると思って何の覚悟もしてなくて。

腎臓値は問題なし。水をよく飲んで毛はフサフサのつやつや。体重2.6で変わりなし。
匂いもいつものビー。良かった。内臓は大丈夫。それだってすごいこと。

リンパ腫の可能性は低いがゼロではないと。CTを撮るのも、ビーの年齢、体重ではすすめられない、と。
膿を出す時に中の細胞が採れたら検査することもできる。
可能性が低い理由は、もともとこの部分にできる可能性は低いし、腫れ方が違うと。リンパ腫の場合はもっと広範囲の皮膚が上がってくると。

3週間は経過観察に必要だが、1週間後に念のため。
次に膿がたまるのは、先生の見立てでは今週末。

先週までわがままいっぱいのかわいこ姫だったので、あまりに急なこと。
思えばこの春、鼻炎が重かったけど、2度のコンベニア注射の後は問題なかったのが、一晩で目が腫れ、おでこも腫れた。

右目の美貌は失われてるけど、ビーのかわいさは何も変わらない。

病院では私によじ登ってくるビーを抱きしめて話を聞いてた。ビーも怖がってたけど、私も怖くてビーを抱きしめてなきゃ聞いてられなかった。すがりついてたのは私のほう。

病院から帰った後は落ち着いて、ベッドの枕元で寝てる。伸びて、穏やかに。
痛そうでも痒そうでもなく、無事な左目には精彩もある。
夜はちゅーる2本、ナマリもよく食べた。食べてるってことは、そんなに気になってない。ビーは大丈夫。

カラーはなるべくつけてた方がいいというので、さっそくドーナツカラー注文したけど、サイズが小さいのか前足が瞼に届いてしまったので再注文。
プライムは解約した3日後にはまた加入していた。

透明プラカラーも視界良さそうだし、悪くもなさそうで、初めてつけた日曜からだいぶ慣れ、玄関まで歩いたり、ベッドに飛び乗ったり、お風呂の洗面器の水を飲みに行ったりしてる。
でもビーは毛づくろいするレレイなのに!どうしたら。切開して血が止まった後も、かきむしるのが怖くて外すタイミングがまだ分からない。

水はカラーしてても飲みやすい小さい器に用意しても飲まない。なぜか頑なに洗面器の水を飲んでる。

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病院から帰ってテレワークだったけど、合間合間、ネットで蓄膿症を調べて、合間合間、ビーの横に倒れていた。
ガクブルは収まらないけど、ビーが穏やかに寝息をたてているのを聞いてると安らぐ。

二人して仕事に行かなくていいのは本当に良かった。コロナ様々。

でも久しぶりに、人の食事を作る気力が出ない。ご飯炊いたけどほとんど喉を通らない。

この日のモンちゃんは、ビーについてる私を、部屋のドアの段差のところにごろんして、ちょっと心配そうな目で静かに眺めていた。
私が動くとついてきて、どこに行っても助手のように私の隣に立ち、私を見上げたり、私の手元を覗き込んだり。
ビーにお給餌してる間も心配そうな目で見ていて、私がやっとモンちゃんと遊ぼうとしたら、力いっぱい走って飛んでいた。

ビーにちょっかいは出さない。謎の物体を頭につけ、よろよろ歩くビーのことも心配そうな目で見ている。


ビーの美貌が!といってたら、T「ビーの美貌なんて、しょっちゅう目の上腫らしてたじゃん、腹だってネチョネチョで、一生このままかも、って言ってたけど治ったじゃん!」

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日曜は、マンションの臨時総会の後で急に理事会が始まって3時間も続き、立ちっぱなしで貧血で倒れそうだった。
60すぎの人が半数以上だったのに、皆立ちっぱなしで盛り上がっていた。私はライブで2時間もきついのに、今の60代どんだけ元気なの。

海はお休み。

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レジ袋が有料化して、猫トイレ掃除の必需品だからないと困るけど、買えばいい。
これで海や川のゴミが減ってくれるならそれでいい、けど買うのが当たり前になっていく気がする。
家の近くの河原は三密を避ける人々が遊びに来るようになってから、ゴミがどっと増えた。
自らゴミ拾いをかって出てる若者もいる。

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pmsがしんどいので、5-htpサプリをiharb でお取り寄せ。
けっこう効いた感じ。よく寝れた。
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