なぎのあとさき

日記です。

夕涼み

2019年08月19日 | お散歩

あちいなー

8月17、18日の週末。
ビーは変わりなし、日中は本棚の上で寝てるけど、夜はうろうろ。

朝は、私の枕元でモゾモゾして、顔に乗ったりしてる。
ダーが和室で寝落ちするので、ポンポン狙いでダーのとこにも行く。
前の晩もエンドレスポンポンしてるうちに寝落ちしたらしい。



土曜は実家行ってたので帰りが10時すぎて、私が帰ってからカリカリを早食いして吐き戻し。
その後すぐにまた食べてた。

日曜はカリカリいろいろと、エナちゅー。
ウエットはたしなむ程度。

モンちゃんは、アワーッと叫んでるので見にいくと、ごろっと横になったままで鳴いている。
こーいうとこ、ビーに似てる。

ダーに叱られそうになると、寝室に逃げてベッドの上で降参ポーズするとこも似てる。
モンちゃんも猫の中の猫なのか?

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土曜は実家、弟家族も来た。お昼はカレー。
36℃越えはふつうあまり外に出ないものらしく、私とダーは先行ってるね、と海へ。

凪、潮温思ったより低い。

手前は濁ってたけど、奥はわりと澄み、ベラがたくさん、そこらじゅうにいた。
細い赤っぽい魚は、ちょっとイカに見えたけど見失った。
メバルのような魚もいた。
赤クラゲが一匹。

甥っ子たちもすぐ来たけど、親がめんどくさがってるくらいなので、海にわーっとは入らない。
甥っ子は泳げないのが恥ずかしかったのかも。自由研究、といって潮溜まりを見ていた。
姪っ子は、声をかけても返事もしない子になってる。しばらくしてから、浮き輪で浮かんで笑ってたけど。
上がったと思ったら親たちに急かされせわしなく帰って行った。

海上がり、浜で寝てたら日が山に入り、涼しくなった。ダーは「しばしまたれよ」と言って気持ちよさそうに寝ていた。

噴水公園の横から山にも入って、この夏一番の蝉しぐれ。アブラクマをベースに、ヒグラシからツクツク、ミンミン揃い踏み。

クサギの花が咲いて甘い香り。

イレイトウにつくと空が橙色に染まりはじめ、花の広場はヒマワリが満開。



夜ご飯、美味しくてよく食べた。
〆はムカゴご飯。庭でもう生ってたそう。
で、食後の巨峰までしっかり食べていて、帰りが遅くなった。

殿のお給餌がないし、ビーモンは置きカリカリを食べるから、たまには10時くらいになってもいいのだけど、ビーの吐き戻しがあったので、これからも余程のことがなければ9時までだな。平日は7時にはいつもいるし。

日曜はいつもの海へ3時過ぎ着。
コーラを凍らせて持ってったら、泡が出て出て服にとびちった。

凪、濁り、クラゲなし!
岩まで行ったらすぐ兄さんが現れたけど、ゴーグルが壊れてたらしく、浸水してきて目が水没して泳ぎにくくて見失った。鼻にも水入ってくるし。
人が多かった。

岩で休憩してから、帰りもゆっくり、手足伸ばして泳いで、よく浮かんだ。
ゆるーいウネリが少しあった。



お寺でストレッチ。
日没から暗くなるまでが早くなってきた。
暗くなると、あちこちで蝉の交尾らしき音がする。
スイッチョンに、リンリンも始まった。
萩が少しだけ咲いてた。

都内戻ると夜ももわもわと暑い。
モンちゃんの夜散歩が、いつもより長めだった。
モンちゃんを待ちながら、ビーを膝に乗せて夕涼みしながら、空に向かって殿とお話。

雲高くなったねー。
今日はどっかいくの?
モンちゃんにもう帰って来てって言ってくれる?
ビーは元気にしてるよ。ここにいるよー。

Hさんより、「殿は生ききった!」
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お盆の海

2019年08月14日 | お散歩
12日。午前中に一雨。
ビーはとくに変わりなく、朝も晩もカリカリを何度かにわたってよく食べた。ウエットは食べない。

夜に下痢。
5日に1度のステロイドを、今回忘れてしまって、6日目に飲ませたせいかと思われる。要注意。

鼻水は減ったけど治ってないので、抗生剤2日目。

日中暑くてほとんど本棚の上で寝てたけど、人の夜ご飯のときは、すっくと起きて可愛らしくそばにいた。

ビーは、殿がこの夏ずっと気に入って寝てた椅子の上では寝ない。


おれはねるぜ!

どぅーぞ!

モンちゃんは、はっきりいってデブだ。これからは、置きカリカリは最小限にしよう

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2時すぎCが来て、海へ。
Cにはメールや電話でなく会ったときに話したかったので、車に乗ってすぐ、殿のことを話した。
出だしから「あっぱれだったよ」といったら、「?」だったけど、旅立ちまでの様子を話すと、「あっぱれだねー」

私「モンちゃんの血を輸血とか嫌だったのかなー」
C「やでしょ!」

「猫の顔で旅立てるだけでも幸せだよ、モユは顔がないからね」
モユ21歳は鼻の腫瘍の手術を2回して、顔の一部がなくて、今や「ゾンビになってもご飯食べてる」
すごいねえ。

昨日のEちゃんも、ガーリックオイルの作り方聞いてたとき、自分、ニンニクだけは青森って決めてます!とか不意に変なボケ?をかましてたけど、Cもこの日は、体をはって笑わせてくれてた。

二人とも無意識にやってたと思うけど、私が笑うとほっとしてたんだろう。
見た目はノーメイクでちょっとやつれてるからね、でもメンタル的には二人が思うより元気だったと思う。



10号の影響で、葉山の海は白っぽく濁り。魚どころか自分の足も見えない。黄旗。
一見凪のようでも、低くて分厚いウネリが時々セットで入る。
背泳ぎで中盤に出て、クラゲには会わず。
仰向けで浮かんで、青空を見ながら、ウネリに乗ってゆ~らゆら。

上がるとき、Cは波打ち際で波に足をとられ、転がっていた。
10号のヒキは相当強かったけど、あのたくましいCがごろごろと。
腕を片面擦った上に、膝をクラゲにも刺され、転がったせいで「股関が砂だらけでジャリジャリが取れねえ!」
と、たてつづけに私を笑わせていた。

富士山の上半分がよく見えた。
トンビがいなかった。

夕暮れもう一度入りたかったけど、ヒキが強すぎてやめた。
10号は各地で水難事故が起きている。
石橋はたたいて渡らないのが、自然と向き合うときの鉄則。

シルバーHさんが、岩牡蠣をとってきた。
8、9月の台風のとき浜に上がってて、生きてれば食べれるそう。
シルバーが餌付けしてるカラスの夫婦は、おやつ夫婦と同一カラスらしい。
親方もみんな日焼けして、海のシルバーは元気。

コンビニでは、Cはソフトクリームを髪にベッタリつけて笑いをとって、さらに車のドアにぶつかったり、ほかにも何かあったけど忘れた。

お寺ではゆっくりストレッチ。
この日は白の蓮が一番いい香りだった。
このお寺では、モンチの頃から数年間、殿の健康をいつも祈った。
感謝。これからも祈ります。
木星が明るくて、蠍座の上にいた。 蠍座は猫の目まで見えた。
煌々とした月の上に土星。

帰りのスタバで、
C「トールラテダブルショットぬるめで」
店員「ホットですかアイスですか」
C「ぬるめって言ったらどっちだろうね」(笑顔で)
店員「すみませんホットですね」

帰りスーパーに寄ったら、つい見ちゃうよね、刺身売り場。一生分くらいサーモン買った気がする。
毎回毒味したり噛んであげたりしてたから、サーモンの味でいろいろよみがえりそう。マドレーヌじゃないけど。

夜は、「昨日何食べた?」でやってたツナマヨキュウリと薬味たっぷりトマトそうめん。
連休中なので、ダーと二人で毎晩ゆっくり殿を追悼している。仕事に煩わされることも全くなく。
こんな時間まで用意してくれるんだから、殿はすごいよなあ。

4年前、モンチを送った後、しばらく泣いて嘆いて悲しみから抜け出せなかった私の顔を、強く厳しい目でじっと覗きこんでいた殿は、モンチにできなかったことを全部叶えてくれた。

この夜にビーがトイレの入り口の足をかける細いところに下痢を垂らしていて、どうやって拭こう、と思うより早く、ダーがスコップで少し砂をかけ、外側には砂一粒落とさずに便をトイレに戻し、さっさときれいにしていた。
トイレ担当大臣の鮮やかなスコップさばきに脱帽。
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アニバーサリー

2019年07月02日 | お散歩


7月入っても紫陽花が見ごろ

週末は弱ったり楽しかったり、忙しかった。
月曜は記念日ランチで、鎌倉のお店へ。

殿は食べないけど朝起きて食べる意志を見せ、給餌も受け付けたので安心して、今日は楽しもう!と二人で出かけた。天気は小雨が降ったり止んだり。
海には入れそうもないので、よそ行きのオフホワイト地に黒の模様ワンピ。

小町通りの脇道入ってすぐのお店。
窓の外は路地の生垣の緑が雨に濡れ、空は明るかった。

スパークリングで乾杯。
変人の私をたしなめることなく、あるがままにさせてくれて、どこでもついてきてくれることに、今年はひときわ感謝。

食欲なかったのがうそのように、お料理ぜんぶ美味しくて、次々たいらげた。


前菜2皿目、信州のサーモン、パプリカマリネ


バイ貝と枝豆のパスタ


メインはお魚(スズキ)とお肉(いも豚)


メロンスープにココナッツジェラード

おいしー!おいしー!というたびに店主がガッツポーズ。大満足のお店だったので、リピートしたい。

七夕飾りの八幡さまでお参りして、源氏山のほうへ。
こぬか雨が降ったり止んだり。
ほぼ傘なしで歩けるくらいの雨。


退色しかけの紫陽花は、色の出方が面白い


ただでさえ滑るけわい坂の、雨上がりの険しい道を、傘を杖にして登り(よそ行きワンピで)、頼朝像にもお祈り。殿はどこかで鎌倉幕府と通じてそうだし。

源氏山公園は、霧がシューシュー出ていて、寒くはなく、人がほとんどいなくてとても良かった。


奥の神社には菖蒲が咲いてた


写真じゃわかりづらいけど、奥の木の大きさ!

山道を歩いて北鎌倉の方へ。
晴れてたら海に行ってたけど、雨だったのでふだん行かないところ、もう何年ぶりだろう、という道を歩いて楽しかった。
どこを歩いても、子どもの頃に見た景色の記憶があるのか、懐かしい。

山の濃い気をバフバフ浴びてすっかり元気に。

明月院は閉門していて外から見た。



5時にカラスの子の放送があり、私たちも帰った。いい一日。二人して足に乳酸たまるほど歩いた。

電車ではゲルマントの方へ1を読了。
神経系の権威らしい医者が祖母を往診して話をして、語り手が祖母をシャンゼリゼに連れ出すところ。介護中の身にひびくシーン。

帰って、山にもらった気を殿に注入。
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梅雨の晴れ間

2019年06月18日 | お散歩
殿は17日の朝にまた、血の混じった水を少し吐いていた。
その他はいつもと変わらない。

セレニア飲ませたのに吐くのは、これはまずいな、と思ってたら、セレニア(カプセルにつめたもの)が床に落ちていた。
飲ませたつもりが口から出して、毛にくっついてたのであろう。

血はピンクに近くて少量なので、胃酸過多で胃か食道に出血が起きているんだと思う。
セレニアが効いていれば大丈夫のはず。
猫草を食べても胃酸過多になるみたい。

前に血を吐いて病院に行ったときも、セレニア注射で一度でおさまった。
血にはびっくりするけど、殿は調子わるそうには見えない。

17日(月)は、サーモン(私がかんだもの)をまあまあ食べて、銀スプジュレも自分でけっこう食べた。
指ご飯のカロリーエースも全部飲み込んで、その後黒缶もつまんだ。
ふやカリもつまんだ。
外に出たがる元気もあるので、家で様子見。

ほんとに、殿も殿の内臓もがんばってふんばってくれていて、いとおしい。

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ビーは暑いと日中はほとんど寝てるけど、いつものビーで、カリカリをバシャバシャ食べるし人のご飯を狙う。

日曜の夜はダーの横にきて、1時間くらいポンポンさせていた。手を止めると睨んで、のってくるとオナラして。


ビ:レレイのヒミツをばらさないで!
ダ:レディーは人に向けてオナラしないから!

モンちゃんはもちろん元気で、ちょこちょこ庭の作業台でごろんして、お外気分を味わっている。
たまにマンションの各庭を散歩して、すぐ戻ってくる。


ひなたはあちゅしゅぎるんだぜ!

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14日金曜、家に帰ったらリビングのドアが閉まっていて(風で)、ビーとモンちゃんは私が帰るまで寝室にいた。

二人ともほとんど寝てたみたいで、うん&ちっこ跡はなかった。

ドアを開けたらビーはまっすぐお皿に行って、カリカリを扇食い。一気に食べても吐かなかった。良かった。

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週末のこと。

15日の土曜は一日雨、思うさま本読もう、と思ったわりにあんまり進まなかった。

「タコの本」読了。
終わりの章では、頭足類が大規模な神経系を持ち、知性を持っているのに、なぜ寿命が一年という短さなのか、について考察される。
著者はそのことに納得いかないみたいで、私も同じ気持ち、せっかく仲良くなれたイカが、次の夏にはいないなんて寂しい。
考察したところで理由はよくわからなかったけど、記憶は次代のイカに受け継がれていると思いたい。

あとはモロイを少し。

16日の日曜は、晴れて真夏日。

Cんちの猫モユが発熱し、受診するので海に行けないとメール。

モユは21歳、先々週引っ越しもあったから、ちょい体調くずしてるだけ、だといいけど。
6月というのは、梅雨があって真夏がくる、気候が大きく変わっていく月だ、高齢の小さな動物の体には、こたえるものがあるのだろう。
私ですら、先週の鐘前から、鳴った後まで疲れがち。

が、梅雨の晴れ間の休日に海に行かないなんてたえられない。なのにダーは、土曜遅くまで仕事で疲れていて「カンベンして」というので、一人ヨコスカへ。電話でママに「海行きたい!つきあってね!」「いいよ」

電車では失われた時を求めて。ヴィルパリジ侯爵夫人の昼のサロンにて、ゲルマント公爵夫人につづいてゲルマント公爵も来た。ゲルマント公爵夫人はサン=ルーの彼女のお芝居についてディスりたおしていて、さすがに語り手もひいている。
ノルポワとブロックのドレフュス事件の話がまた長い。

K港は強風で荒れていて、T浜は無理そうだったのでK崎へ。
30℃あったけど風が爽やかで芝生の上は涼しかった。

ちぎれ海藻だらけ、砂も巻き上がって濁ってたけど、ぼんやりと魚や岩も見えた。
魚は細長い稚魚と、タナゴくらい。

泳いで浮かんで、泳いで浮かんで、泳いで浮かんで気がすんだ。
週に一度は海に入らないと、うまく生きてく自信がないのは、依存ではなく習慣。

パパも浅いとこで浮かんでた。
父の日プレゼントのスポーツサンダルをさっそく気に入って履いていた。

行きにスイカを買ってったら、ママも用意してくれてて、今年初スイカは、海で食べた。

T浜のほうをぐるっと歩いて帰った。
アジサイ満開。
T浜はやっぱり時化。大潮の満潮で砂浜がほとんどなかった。



ここがこんなに荒れるの珍しい


シャワー浴びた後、5時すぎても日射しが強くて、電チャリで坂を上って、花の広場まで行ってみた。


人も車も少なくて、チャリはめっちゃ快適。
洗ったままの髪が乾いてく。

空が青々

帰って鯵寿司、煮豚、焼きナスなど。ダーの分のご飯はお土産に。
満月一日前の月が東京湾を照らして、月の下には大きな木星もあった。
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アサリに紫陽花、ヤドカリ、カラス

2019年06月10日 | お散歩
梅雨入り直後は食欲のふるわなかった殿だけど、カリカリをちゃんと食べてるし、顔つきもいいし元気もあって良かった。

最近、寝室がブームになったみたいで、朝もベッドの下まで来るし、夜も私についてくる時がある。

自分ではベッドに上がらず、自動昇降機(私の手)が来るのを待ってる。貴族ですから。

カリカリを食べるといってもモンちゃんやビーの食べる量に比べたら少ないから、補助的給餌も欠かせない。

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22日土曜は雨が止み、午後干潮の貴重な週末だったので、ヨコスカへ。プルーストを読んでるうちに地元駅に着いて、日射しも出た。

去年のポイントにはアサリが全然いなかったけど、私はウロウロ歩きまわり、すぐそばで小魚をたくさん見た。
ハゼ、ゴンズイ?フグなど。
海藻多いけど、潮はよく澄んでぬるかった。
立派な赤クラゲがところどころでアカモクにひっかかって道を塞いでいた。
イソギンチャクや、サンゴらしきもの、ウミウシもいた。

奥の、昔から潮干狩りのポイントになってるとこに移動し、そこでは2家族分くらい捕れた。

みんな下半身びしょ濡れになり、美術館脇から山に入り、雨の後で気が満ち満ちの緑の中を歩いて、紫陽花を見て、サクランボとって帰宅。


美術館脇の坂道


海もすぐそこ


テイカカズラも満開
緑がイキイキ


鶏唐揚げ、北海道のヒメタケの青椒肉絲など、海の後のママご飯、うますぎて食べ過ぎる。



家に帰ってアサリの砂抜きしてたら、ヤドカリが一匹混ざってた。
アサリの殻にしがみついてる姿がカワイイ。

次の日も海だったから、ヤドカリを葉山に連れてって、岩場に放すとすぐに元気に歩き出した。すると、その子より一回り小さいヤドカリが近づいてきて、ケンカになった。
よく見たら、岩場はヤドカリだらけで、ヤドカリはやたらと別のヤドカリにチョッカイ出してて、取っ組み合って高速パンチの応酬。
貝の色が色々できれいだった。
どうみても動きづらいだろう、という細長い貝のヤドカリもいた。
そこにはハゼと、カニもたくさん。

潮溜まりを覗きこんでたら、すぐ近くでカラスが変な声で頭を上下に振って鳴いてて、何か言いたそうだった。

2日続けて海に行ったのに、寒くて泳げなかった。梅雨ってこんなに寒かったっけ。

どんより

浅いとこでボラが跳ねてた。
ウが魚をくわえてた。

側に敷いてあったレジャーシートに置きっぱなしの荷物をカラスの夫婦が物色してて、個装のチョコ菓子を2つ3つずつくわえては、せっせとどこかへ運び、チョコ菓子がなくなると別のスナック菓子の袋を開けて食べていた。
トンビも狙ってたけど、カラスが体当たりして邪魔するのでトンビはお菓子にありつけない。トンビよりカラスの方が強いみたい。

山に移動。細かい雨の中、傘さして上まで。
Cがまたしんどそうだったけど、私は上まで行きたかったので「行ってくるね」と階段を上ってたら、結局Cも上まで来た。
久しぶりに天狗に会った。
天狗の天での立場はどんな感じなんだろう。
天では当たり前の存在なのかな。

オニユリの蕾は大きくなって今にも咲きそう。
紫陽花は一気に満開、雨の中の紫陽花は、瑞々しくて色に見惚れた。

雨でもウグイス、ガビ、ホトトギスが鳴いて飛び交い、リスも活動的だった。

イケア寄って食器とか買って帰宅。
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バラ満開、イサキかな

2019年05月21日 | お散歩


日付は戻り、18日の土曜日は、15時頃まで殿の調子を見ていて大丈夫そうだったので、また横浜に行くことにした。
GWに行った時、盛大に蕾のついたバラを見て、満開になったところを見たかった。

というのも、Eちゃんが満開になってから行って、香りがすごかったっていうし、MさんもGW中に行って咲いてなかったから、もう一度行くというし、なぜか今、港の見える丘公園がアツい!

EちゃんもMさんも、お母さんと行ったそうで、私もママを誘いたかったけど、うちのママときたら、すぐ、つかれた、腰いたい、というので、どうしたものか、と思っていた。

ちょうど母の日もあったし、中華街でごちそうするよ、といったら「行く!」と即答だったので、16時半に元町で待ち合わせ。
パパママ2人そろって、元町の5番出口が分からなかったらしい。

アメリカ山公園に出てすぐ、ママが「わーきれい!!」と、喜んでいて良かった。
外人墓地の緑もきれいで、港の見える丘公園につくと、入り口から色とりどりのバラが咲きみだれていた。

パパも一つ一つバラを見ながらゆっくり散歩してたし、ママも新しいスマホが使いづらいといいつつ、写真を撮りながら歩いていた。

イングリッシュローズを中心に、ハイブリットティーや日本のバラ、ノックアウト系もいろいろ咲いていた。
バラにしか出せない色と香りをたくさん浴びた。
宿根草もいろいろ咲いて、イギリスやフランスの庭園を歩いてる気分に。
スイカズラやニオイバンマツリも満開。


ピエールドロンサール、どや感!

私が一番気に入ったのは、レディ・エマ・ハミルトン。


ママは感激して、素敵な時間をありがとう、バラの時期以外にも行ってみたいわ、と言っててよかった。
腰のいたみもだいぶおさまったそうで。

横浜港を見渡していると、パパが昔ベイブリッジを向こうから渡って帰ることが多かったけど、こちら(横浜側)からの景色は見たことがなかった、と言ってた。

で、山下公園の端に出て、少し休んで中華街へ。
前回行ったお店に行って、ワンタン美味しいとそこでもママは喜んでいた。ビールも美味しかった。

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私がテーブルのすみにあったダーのお茶をとろうとして、うっかり、少しこぼした。
隣りの席にいた50代夫婦の夫が妻に「大丈夫?かかってない?」妻「うん、へーき」
えーお茶とびちった??と思って「すみませーん」とあやまったけど、夫婦は返事するでもこっちを見るでもなく、夫がしつこく「本当にかかってない?シミになるんじゃない?」といつまでもいってるので、私たちは会話が中断されたまま。

しかし、薄いお茶が2、3滴足元に飛んだくらいであんなゆう?いい年こいたオッサンが?ちっちゃすぎだろ!と思って、私はダーに「なんかすごいね!」ダーは笑いそうになってるし、ママはオッサンの顔をじーっと見ていた。
そーいうちっちゃい奴は、面と向かっては何も言えないらしく、こちらがじーっと見てたら、いたたまれなくなったのか、食事まだ残ってるのにお店を出て行った。
あんなふうに生きてたら、一生幸せになれないよね、気の毒に。

クレーマー体質の人って、相手の顔色が変わることに全能感を覚えてつけあがるというが、うちの家族は誰一人、顔色一つ変えなかった。

食事のあとは、令和からせっかく禁煙してたパパママに、「私たちだけじゃ吸いづらいから、どうぞ」とタバコをすすめ、みんなで美味しく一服。

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19日は海へ。オンショアの強風。晴れ。
海に近づくほど風が強くて、波打ち際は濁ってて、しばらくぐずぐずしてたけど、入ってみたら澄んでいた。

兄さんのツレの魚がいっぱいいた。
いつも会うのに、いまだに種類が判明しない。が、検索してみたらイサキかも。
体の上半分が金色に光ってみえる。

その子も兄さんと同じように、何度も視界に入って来て一緒に泳いで、家族の群に連れて行ってくれた。

後で思い出したけど、まだ兄さんと仲良くなる前、今のポイントでシュノーケルはじめてすぐの頃、すごくフレンドリーな魚がいて、一緒に泳いでは、家族の群やお気に入りの岩場に連れてってくれる魚がいた。
その時も名前がはっきりしなかったけど、イサキかなぁ、と言っていた、あの時の魚とたぶん同じ魚だ。

海藻に隠れているときは、海藻と同じ色のまだら模様が出ていて、海藻から離れて泳ぎ出すと、模様が消えてゴールド~シルバーのグラデーションになる。その色の変化も何度も見せてくれた。

お腹ぱんぱんの子もいて、イサキは今から梅雨にかけて太るみたいだし、やっぱりイサキかも。

オレンジで白い水玉のある小さい魚も群でいて、その子たちを追いかけてるときも、急に群ごしに現れて、先導しようとした。

兄さんと仲良しだけあって、兄さんそっくりに私たちの相手をしてくれたけど、兄さんよりこの子たちの方が先に出会ってたのかもしれない。

兄さんはまだ出てこない。どんな登場を見せるつもりなのか、楽しみ。

ほかに、ネンブツダイらしき魚、大きめのベラもいた。

風で流れが強くて泳ぎにくいし、潮はまあまあ冷たくて、岩までは行けなかったけど、浅いところでずっと泳いでいて時間の感覚がなかった。

ドローン飛ばしてるやつがいて、泳いでると変な音が混ざってうるさかった。海に入ってるときは全体に警戒しながら泳ぐので、変な音がするとそのつど音の正体を探す。ドローンめっちゃ邪魔くさい。

着替えてるときも、すぐ近くの上空にいて鬱陶しかった。

ボートの陰にいると、風がよけられて快適にごろごろできた。浜にいても時間の感覚がまったくない。

雲もなくていい日差しだけど、ちょっと肌寒かった。

鐘3日目、私にしては珍しく、海上がりにポテトを食べなかった。こんなこと年に一回あるかないか。

Cの引っ越しが近いため、お寺には寄らずに葉山リターン。

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タコの本まとめ

ジャイアントカトルフィッシュという大きなイカの観察をしていた著者によると、頭足類の皮膚は重層構造のスクリーンになっている。

◯皮膚には、ピクセルのように色を発する小胞が何百万とあり、筋肉は脳の司令を受けてその小胞を制御する。イカが何か感じると、また脳で何らかの決定が下されると、それに従って即座に色が変化する。
擬態も得意だし、泳ぎながら様々に色を変える。
ところが、頭足類のほとんどの種は、色の識別ができないらしい。目の光受容体は一つしかない。
(色の識別には光受容体が少なくとも二つ必要)
皮膚にも光受容体があるという説もある。
皮膚で見ることができるということ。
イカの色の変化に何か法則があるのかどうかも、よく分かっていないらしい。
著者はこのイカが社会的な生き物ではないと言ってるけど、これまで私は群のイカにも何度も会っていて、色の変化はいつも群の皆が同時に変化していた。
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とんぼろの日曜日

2019年05月14日 | お散歩


12日(日)は、いい天気で、殿はまた隣りの砂利の庭へ。
日向ぼっこしてるうちに暑くなったのか、太陽の動きに合わせて、少しずつ位置を変えて、頭だけ日陰に入ったりしてた。
地球の動きと同じペースでうごく、地球のペースで生きる。

海に行く前にもっと食べさせたかったけど、あげられず。

海に出発してすぐ、殿は「トイレに帰って来たよ」とメール。
男の子たちは外でトイレしない。
ビーは隣の庭でするのを一度目撃している。

海はちょっと冷たかった。凪。
陽射しはまあまあ。少し薄い雲。
出汁色に濁っていた。

岩まで行くと、すぐにイワシの群に会った。
一週間で、泳ぎがうまくなって、速くなった。
まだ小さくて細いけど、無駄な動きはない。
岩を一周してる間に4回、イワシ群は私の横をすり抜けるように現れたり、私の下を通り抜けたりしていた。

ぺぎおさんの本を読んでたので、イワシの群を思い描くことがいつも以上に多かった昨今、こうして海に入ってすぐに何度も会えるのは、何か通じてる気がする。
兄さんのような馴染みの魚ではなく、この春生まれたばかりの子イワシが、こちらを知ってるわけないので、一匹一匹と通じてるとは思えないけど、群を司る何か、つまり海か。

岩場に、いいゴムボートに乗っていいカメラ持って白塗りメイクの人が一人でいて、ずっと動画撮ってたみたいだけど、売れっ子YouTuberかなにかかな。
挨拶されたけど、あまりに海にそぐわない人で面食らい、「あ、ああ」。

ボート屋の人たちは、魚がその辺からいる、といってたのに、イワシ以外はベラすらいなかった。
濁っててよく見えないせいもあるけど。

浜に戻って休んでる間、陽射しはあるのに肌寒かった。
ウが、大きめの魚、たぶんウの口より大きい魚をくわえてて、いつまで経っても飲みこめずにくわえていて、上空からトンビが狙っていた。

お腹がいっぱいで入らなかったのかも。

泳げないワンちゃんがいて、おじさんがオモチャを海に投げても、足のつかないとこには絶対行こうとしなかった。おじさんの投げ方も優しくて、自分が深いとこに立って、浅いとこにポチャン、と投げるだけ。

帰りは潮がぐんぐん引いた。ちょうど干潮の17時前後とはいえ、満干差の少ない小潮の日だったのに、なぜあんなに引いてたのか、よく分からない。
もしや、と思って江の島に行ったら、トンボロが見れた!


江の島はスイカズラが咲き、椎の木がたくさんあって、濃く匂ってた。
上の広場も椎の木だらけ。
ニオイシュロランも花盛りで、強烈な甘いにおい。
人が多くて猫は少なかったけど、美人ちゃん系の茶トラ、サバトラがいた。

Cは途中でまんじゅうを買い、団子を買い、降りたとこでさらにソフトクリームも食べていた。

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日曜も、殿は食欲2割程度だった。
オオゼキのマグロ刺身は自分で食べた。
ステロイドは効いてる感じがあまりない。

ダーが見ててくれたので、安心して海に行けた。

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もふもふモフモフに出てた、大和市のおうちの20代の女猫3匹が、にゃんとも可愛いくて美しくて圧倒されて2回見た。
猫専用のお部屋で暮らす、3匹とも賢そうな、気の強そうな、女の子らしい美人たち。
一番下の23歳の子は、棒のオモチャで遊び、階段の上り降りもするし、犬たちに吠えられても動じずに避けて歩く。
最年長の、目の見えない耳も遠い子が不安そうな声を張り上げて鳴くと、25歳の三毛が寄り添って、あごに頭をコンとぶつけたり、添い寝したりしている。
春に27歳を迎える子に、可愛い無添加ケーキをふるまうご夫婦の姿も良かった。
あんな老後の暮らし、素敵。
なんのカリカリあげてるんだろう?と目を凝らしたけどNHKだしそこまでは見えなかった。
幾つになっても猫ってかわいいし、歳とるとかわいさに風情や美しさが加わって、あの佇まいを表す言葉が見つからない。20時間は寝てるそう。

もふもふを見ていて、猫の声がすると、モンちゃんもテレビをじっと見てた。

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晴れ上がって海へ

2019年05月04日 | お散歩

雨上がり、シャンパーニュ公爵咲いた


2日は起きたら土砂降りで、あいた口がふさがらなかったけど、ひとしきり降ったら止んで、昼過ぎには晴れた。

土砂降りを見たモンちゃんは、寝室に戻って寝ていて、その後晴れたのに気がついてなかった。

ビーも寝室で寝てて、殿は和室で寝てて、ダーは仕事、私は海へ。

土砂降りの後の晴れ上がり、空も緑も道もきらきら、気温もどんどん上がる。
Cはまだ本調子に戻ってなくて、免疫力が下がってるといってて残念だったけど、私は万全。
やっと、入れそうな日が来た。

無風の25℃越え、潮はちょっと濁ってたけど凪。
水着で泳いでる子どもたちがいた。
シーガル&タッパーに着替えて海へ。
躊躇なく、するすると全身浸かり、離陸。

5ヶ月ぶりの海は、体が浮きすぎて、はじめは泳ぎづらいほど。
こんなに浮くんだった、忘れてた。

はじめはおそるおそる、歩くように泳いでるうちに、全身に潮がなじんでく。
顔をつけて、水の中を見てると、顔もなじむ。
仰向けで浮かぶと、頭の中まで潮になじむ。
全身均一に潮になじんで、ほどけて、水を得た魚状態で、泳いで、潜った。
視界には海と空だけ。重力のない世界。
愛しさやら懐かしさやらであひゃーと漂う海の中、帰ってきたぞ!

潮はそんなに冷たくなかった。
濁り気味でよく見えないけど、大きいベラがいた。
兄さん呼んだけど会えず。
タコ探したけど会えず。

やいやいやいや、海はいい。
一人で泳いでも、海はいい。
浜で寝てたCも、私からいろいろ伝わったそう。

海上がり、寝転ぶと、体がずーんと沈んでいく。
しばらく浜にいて、着替えてごろごろ。
袖なしで寒くなかった。
太陽ギラギラ。

ドーパミン出まくりの小さい女の子が、服のままじゃぶじゃぶやってた。
傾いた太陽の下に、富士山の上のほうがうっすら見えた。



ミニスで桃ソフト。
御用邸の前で、あの匂いが。
逗子までの道はわりとすいてたけど、逗子海岸で映画のイベントやってて人だらけ。



お寺につく頃は暗かった。
お寺でもあの匂い。

バナナの木は満開つづく。
竹林は真っ暗。
紫陽花に蕾が出た。
フクロウが鳴いてた。
ベンチでストレッチ。

夜は、帰ってツナのパスタとミネストローネスープ。

晴れたことに気づいたモンちゃんがさわぐので、夜の庭に出た。
抱っこで出て、戻った後で、モンちゃんは編み戸の隙間に顔をつっこんでこじ開けて、散歩に行った。

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3日は素晴らしい天気。
モンちゃんも殿も外に出ようと網戸にへばりついてるので、洗濯物干しがてら外に出た。
殿は右の庭にいて、モンちゃんは左の庭に行って、しばらく外にいた。


殿もお散歩



午後は、ダーと横浜へ。
山下公園の芝生の上でおにぎりとほろよい。
山下公園は真ん中に大きな栗の木があって、あの匂いが濃い。
海は汚かった。



公園の奥のバラ園は、まだ蕾がほとんどだったけど、クスノキの新緑のもと、咲いたばかりのバラや、アイリスほか色とりどり。

港の見える丘公園にも行った。
バラはまだ少しで、蕾がびっしり。


ここの庭園、大好き


バラも宿根草もセンスがいい

中華街に出ると、獅子舞がパレードしてた。
太鼓と爆竹が鳴り響いてド派手。
毎年恒例の「採青」というお祭りらしい。
獅子舞はピンク、オレンジ、緑など数頭いて、どの通りでも遭遇した。



豚まん食べてぶらぶらし、初めて行くお店を探して、見つけて、列に並んでる間に獅子舞がそのお店に来て、お店の2階の窓から吊るされたお札をパクっと咥えるまで、ひととおり見れた。
フサフサのまつ毛がまばたきするのがかわいい。
おしりをフルフルするのもかわいくて、ポンポンしたくなった。



で、人気のお店らしくて、列の後ろにいたカップルと相席だったけど、店内もきれいだし、海老ワンタン、チャーハン、五目焼きそばどれもめちゃ美味しかった~!



S子さんにお土産買って、もともとの目的の烏龍茶など買って、帰り、自由が丘で乗り換えで大井町線待ってたら、我々の後ろに、相席で目の前に座ってたカップルがいた。
ウケた。
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20℃越えって素晴らしい

2019年04月22日 | お散歩

20℃越えるようになると世界が見違える。
緑が増えてジャスミンが咲いて花水木の花が大きくなり、Tシャツ1枚で生きていけるって素晴らしい。

いきなり暑くなったからか、ビーは日中、窓辺の箱で寝っぱなしでなかなか出てこない。
たまに起きたとき、顔つきが良くて、ご飯もよく食べてる。
箱に入ったまま顔だけだして、側に置いた水を飲んだり、おやつ食べたりして、また箱の中で丸くなる。


このはこがいいにょよ

殿は、毛並みがよくて、調子良さそう。
ご飯はまーまー食べてるけど、FKWを指ご飯もしてる。
殿は猫用ホトカの上でよく寝てる。



ためしに、ビーにも指ご飯してみたら、ビーもそんなに嫌がらなかった。
ビーは歯が少ないから、指ご飯しやすい。

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庭に出る階段のとこで、トカゲのシッポがくるんくるん動いてる!と思ったら、トカゲの体が半分、モンちゃんの口から出てる。
飼い猫は獲物を生かしたまま弄ぶ恐ろしい生き物なので、モンちゃんはトカゲを食べるわけでもなく口から放し、トカゲは逃げて、たまたま置いてあったブーツの陰に隠れた。

モンちゃんはしばらく探してたけど、見つけられなくて庭に行った。
モンちゃん、わりとあっさりしてる。

おそるおそるブーツをどかしたら、トカゲがいた。
シッポはないけど、無事だった。苦しそうな顔してなくて、よかった。
たぶん、カナヘビという日本の在来種で、毎年春になると庭に出てくる、かわいいヤツだ。
寿命は5~7年らしい。

モンちゃんはトカゲを咥えたとき、噛まなかったみたい。
トカゲは素早く動いて植え込みの中に消えた。

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20日土曜は、ヨコスカへ。
大潮だったので、海直行。
観音崎まで行ってポイントまで歩いた。
満ち始め、凪、めちゃ澄み。
風が強くて、タンクトップにカーディガンじゃ寒かったけど我慢。
パパママは先に潮干狩りしてて、あんまりいない、って。


岩の上でお弁当を食べて、さあ短パンに着替えて海に入ろう、ってとこで鐘が鳴った。
でも着替えて入って、お尻まで浸かった。
潮はどんどん満ちてきて、貝は一つも見つけられず。


岩の上は暖かくて、澄んだ水の中がよく見えた。
フグ、ハゼがたくさんいて、ウミウシも見えた。

パパママは、今回は、「令和になったらやめる」といってタバコを吸っていた。

パパママは海からバス停一つバスに乗って帰り、バスにアサリを忘れ、パパが駅まで取りに行った。
誕プレのMA-1をさっそく着て行った。

私は尻が冷たいので、ダーと一度帰って着替えてから、山にも行った。
新緑がきれいだけど、風が強くて寒い。
袖無しの上にローゲージニットは海辺に行くカッコじゃないのに、何十年海に行ってても間違える。

新緑キラキラ

イレイトウで猫たちに会って、噴水公園からT浜に降りて、橋の上からクロダイの群を見つけた。
10匹くらいいた。
早く海中で会いたい。
家に戻って、早めに晩ごはん。


ほかにお刺身もあって、豪華で美味しかった。
ママは腰が痛そうで、夜は寝込んだそう。

お土産にH川丸さんのワカメと、きゃらぶきをもらった。
帰りはダーの着てたスカジャンを借りた。


家に帰って、一本グランプリ。
久しぶりにダーが早い時間からいたので、殿ビーはさっそく両サイドにくっついてポンポンされていた。

ビーはほんとにダーのポンポンが好きで、私が代わろうとしてもダーの横にくっついてしまう。

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パリのノートルダム大聖堂が火災で、屋根が焼けてしまった。
失われた時を求めてを読んでるせいか、私にもパリの人の部分があるようで、ショックだった。
自分の生まれるずっと前からあって、さらにこの先も何百年と変わらずにあるはずの建物が、炎に包まれるとうのは、言葉にならないほどショックだ。

ノートルダムの前の庭で、サンドイッチ食べたね、覚えてる?
ダ「うん」
私「・・・(ほんとに覚えてるか怪しいけど追及はすまい)」

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私は純露(飴)が好きでよくなめるんだけど、駅で純露なめながらしゃべってたら、純露が口から飛び出して、前にいたカップルの間に着地。
ぶつからなくてよかったけど。
純露って、よく飛ぶ形なんだよね。
弾丸のように。

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「花咲く乙女たちのかげに」

スワンにベルゴットを紹介してもらった語り手。
はじめはベルゴットが想像と違う変な鼻のおっさんだったことに面食らう語り手だったけど、すぐに巨匠への尊敬を取り戻し、ベルゴットの小説について大いに語る。

○調子(アクサン)こそ作家において何よりももろいものだが何よりも深いものになるのであり、それこそ彼の本性を証言するもの、

○「これは穏やかだ」と言えるものしか金輪際書くまいという一種の意志

○習慣は人の性格を作るのと同じく作家の文体を作る

ベルゴットに、「あなたは知性の楽しみを持っているに違いない、それがあなたにとって一番大切なんでしょう」と言われる語り手。
が、この言葉は語り手にとって真実ではなく、
「どんな高尚な論理に対しても、私の心は冷淡だ、ただぶらぶら散歩しながらたまたま感覚の満足を覚えるようなときだけ、幸福な気持ちになるに過ぎない。自分の欲しているものが、どんなに純物質的なものに過ぎないか。知性などなくてもどんなに平気でいられるか」と語り手は感じていた。
快楽の源は深かろうが浅かろうが関係ない、と


外交官のノルポワ氏はベルゴットをディスってたけど、ベルゴットはノルポワなんぞ気にもとめてない。
医師のコタールのことは、どんなに腕がよくてもばか呼ばわり。

そして、3巻の真ん中あたり、雨の日に、ジルベルトがダンスレッスンに出かけようとしたところで、語り手が彼女に会いにきて、オデットに外出をやめるように言われて、ジルベルトの機嫌がすっかり悪くなった日から、語り手はジルベルトに会うのをやめる決意をする。

ここから、語り手は、ジルベルトに会わないって自分で決めたのに、ジルベルトへの未練をぐすぐずぐじぐじえんえんと語る。
このぐじぐじが長くて長くていやになる。
たしか、二人ともまだ子供で、付き合ってたわけでもないんだけど。

わざと、ジルベルトのいない時間にオデットに会いに行って、自分の気配を撒き散らしたい語り手。
オデットが部屋着を着て、クリスタルの水盆にヒナギクとパルム菫を浮かべている、これらの花の描写がエレガントで、こういう描写になると、本当に楽しい小説だ。
凱旋門から見える小道から、オデットがお供をしたがえて出てくるシーンもいい。

○習慣はすべてを弱めるものだから、私たちにある人を最もよく思い出させるのは、まさしく私たちが忘れてしまったところのものということになる……だからこそ記憶の最良の部分は私たちの外部にあり、雨もよいの風や、ある部屋のかびくさい臭いや、ぱっと燃え上がったときの焔のにおいのなかなど、…すべての涙がかれ尽きたと思われるときにもなお私たちに涙を流させるもの、そうしたものを見出だすことのできる至るところに存在しているのだ。
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花冷えの週末

2019年03月25日 | お散歩
大島桜、横須賀にて

土曜日、まだこんなめに合うのか、という寒さ。いわゆる花冷え。キンタが旅立ったのも、今思えば花冷えの日だったかもしれない。春の陽気がきた後で、冷たい雨のふる夜だった。
それから25年か26年が過ぎた花冷えの日、海に行った。2週間ぶりの海なのに、寒いし雨降るし。

ヴィゴでパンを買って由比ヶ浜へ。雨は止んで、空はわりと明るく青空も出た。太陽はなくて寒いけど、そんな日の海もいい。
海藻がたくさん打ち上がり、磯の香りが濃くて、カラスが漂流物を物色してたけど、海藻ばかり。

トンビがたくさんいて、パンを食べてると偵察に来た。Cも私も慣れっこなので、トンビに持ってかれることはない。ダークチェリーのデニッシュ美味しかった。

潮は冷たいけど、空気よりは温かい。気温は8℃きってた。



海でも「失われた時を求めて」。スワンは、オデットの側を離れたくなくて、春のコンブレーに行くこともできない。
◯彼の心に引き起こされた動揺と、つきまとって離れない熱に浮かされたような不快感とは、自然の姿に感動するためのなくてはならない基盤である落ち着きと安楽とを彼から奪っていた。

夜会に行ったらオデットは帰った後で、スワンはオデットを探しにいく。この夜から、スワンの恋心は激しく燃える。が、オデットはスワンの知らないところで別の男とも会っているらしい。

オデットはそこまで魅力的な女だとは思えないし、スワンもそれをわかってるようなのに、会いたい衝動、嫉妬、恋心をおさえきれない。

お寺の参道の桜は、もう五分くらい咲いていた。小雨がまた降ってきて寒い中、お堂の屋根の下で紅木蓮の大木の満開を眺めた。花つきがものすごくて美しかった。

バナナの木はツボミがいっぱい。いろんな木の芽吹きが始まった。

鳥居に入るとウグイスが鳴いて雨が止んで寒さが消えた。
何年か前まて春の楽しみだった猫柳はあとかたもない。

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日曜は、キンタのお墓参りで横須賀へ。パパママは同時に数年ぶりに風邪をひいて、一緒に散歩できなかったのは残念だけど、お弁当を作っておいてくれた。

ついてすぐ庭のお墓参り。お墓は石のまわりに緋寒桜が積もって、かわいく彩られていた。春分の日の当日には、ママがおかかとシラスをお供えしてくれた。
桃の花が咲き始めていた。

坂の上の池にはもうおたまじゃくしがうじゃうじゃいた。花の広場はピンクの桜が満開だったので、そこでお弁当。これから咲きそうな桜は、たぶん大島桜。風が冷たいけど、日射しは春らしくてポカポカ。



山にわけいって、蓮の池の公園に出た。蓮の小さい葉がたくさん出ていた。クレソンも。
海に出てすぐ、フグを見つけて、今日は久しぶりに魚がいそうだ、と話してたら、その後本当にたくさんの魚を見れた。ダーも熱心に魚を探していた。

潮干狩りポイントで水に入ると、由比ヶ浜よりだいぶぬるかった。潮はひいてなくて、アサリには会えず。

防波堤の上から、イワシかコウナゴの群が二種類見えて、キラキラ。冬の間ほど澄んでないけど、群はよく見えた。クラゲもいた。傘の深い白っぽいクラゲ。

K崎でソフトクリームを買って浜から海に伸びるでっぱりの上でお茶。そこには茶色でお腹の丸いおたまじゃくしみたいな稚魚が無数にいた。

T浜も日のあるうちについて、そこでお茶と一服。橋の上からも、イワシらしき群と、フグに似てるけど泳ぎ方のちがう6、7匹が素早く泳ぎ去った。

早く海に入りたい。

具合悪いならご飯は作らなくていいよ、って言ってたけど、ご馳走を用意してくれてた。私の顔を見たら鼻水がぴたっと止まったそうだ。

キャベツの葉を皮にしたシュウマイ、牡蛎のグラタン、手羽先のネギ塩焼き、など。お食事はタケノコご飯とゴボウのお吸い物。

パパはもうすぐ誕生日なのが嫌そうだった。



花冷えで殿の食欲が心配なので6時半には出て、乗り継ぎよく特急で帰った。

電車でも「スワンの恋」。
スワンは「やりきれない連中」(社交界の人)であることをヴェルデュラン夫妻に知られて、嫌われて、旅行や夜会に呼んでもらえなくなる。オデットに会える時間も減ってしまう。この状況がまた、彼の恋心を燃え上がらせる。
スワンが燃えれば燃えるほど、オデットは冷めて、スワンに冷たくして、スワンはますます激しく燃える。
スワンの恋の描写は、長々と続いてしまいにはうんざりしてくる。ロマンティックかというとそうでもなく、お金やプレゼントでつなぎとめるのってやっぱりオヤジくさい。
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ムカゴとり、10月末の海

2018年10月31日 | お散歩

あきばれがつづいてるんだぜ~!

27日(土)もいい天気、実家へ。
26号の影響か、風が強くて
海は時化気味だったので、
泳ぐのはやめて、山に行った。

美術館に下りる手前にある、
海を見晴らす丘の公園でお弁当。
おにぎりが3種類、彩りもよく、
IQの高いお弁当、美味しかった。

空がめっちゃ青くて、
いい風。

塩害でほとんど枯れた木に、
小鳥より少し大きい鳥の群がいた。
頭の小さい鳥。名前は分からない。

1人でベンチに座って
オカリナを吹いてる人がいて、
そのベンチの裏がちょうど、
ムカゴのポイントで、
みんなでごそごそして
オカリナの邪魔するのは悪いなぁ、
と思ってたらいなくなった。

ムカゴは前の週末に
パパママがたくさん採ってしまい、
「もう残ってないヨ」とパパが言ってたけど、
探したらけっこうあって、
私とママはすぐ次のポイントに行こうとするけど、
ダーとパパはしつこく探して
たくさん見つけていた。
ダーは大きいのが生ってるつるを見つけ、
テンションが上がっていた。

枯れた紫陽花の中に身をつっこんで摘んだり、
高いところのつるを引っ張ったり、
つるから落ちた実を拾ったりして、
今回もたくさん採れた。

T浜にもまわったけど、
潮は濁っていて魚影なし。

夜ごはん、茶碗蒸しにさっそくムカゴを入れたら、
独特の風味で、美味。

この日はビーがちょっと心配で
急いで帰ったら、
ビーはケロりだった。



びーたま、くってます

--------

28日(日)は、葉山へ。
風はだいぶおさまったけど、
低いウネリのセットが
間隔をあけてきていた。
潮は濁って、自分の足も見えない。
ただ泳いだり、浮かんだりするだけ、
それが最高に気持ちよくて、
2人とも笑いが止まらなかった。
空は青くて、海も青くて、
陽射しがくっきりしてて、
水面はキラキラ光って。

動いてないと寒かったけど。
魚影はなし。クラゲもなし。

浜では急いで着替えて、
しばらくごろごろ。

お寺でストレッチ。
射手座がよく見えたけど、
アンタレスが分からない。

--------

29日(月)は駅に用事があった帰り、
お昼すぎに河原に出て、
ポーの短編と、メルヴィルの短編。
昼間の日向でも本が読める、
てか、河原の居心地がとても良かった。
今、暑さをかみしめたいなら、
正午近くに河原に行くのがいいかも。

水はよく澄んで、魚が跳ねていた。
橋の下に、群が見える。

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やっと澄んだ!

2018年10月16日 | お散歩



あのおとはにゃんだったんにゃ!
おれはにゃにをしんじればいいのにゃ!

日曜は、ゆっくり朝食、
残ってたケーキも食べてから、
パパママを駅まで送って、
帰りに河原を通ったら
シラサギ、アオサギ、コサギが
中洲にたくさんいた。
山から下りてきてるみたい。

前の日の花火がうそのように、
河原はゴミひとつなくて
草が青々。

モンちゃんは、
花火の音がよほど怖かったみたいで、
まだ大人しい。
アンワー鳴きしない。
すぐ忘れると思うけど。

午後は海へ。
少し、日が出た。
凪、やっと、今年初かも、
潮が澄んだ。

シーガルの上にタッパー。
海面が冷たくて、
底のほうは暖かかった。
動いてないと寒いので、
まずは一気に岩まで泳いだ。
兄さんのツレが増えて、
太って、そこらじゅうにいた。
ベラも大きくなった。
兄さんは、小さめの2匹がいた。
岩の裏に、ソラ&ルリが
5匹くらい、
ほかの小さい魚と一緒にいた。
ハコフグ、ヒガンフグも多い。
ハコフグは全く逃げないので、
正面からもろに目が合った。

あとはいつもいるタカノハと、
あまり見たことのない
筒型のまだらの魚。

寒いので浅瀬に戻ると、
ボラの群だらけだったので、
追いかけてるうちに寒さを忘れた。

ベラと一緒に、
あまり見たことのない
イカ似の魚。
シッポに黒い丸模様があって、
イカの目みたいに見える。
胴には黄色の模様。
素早い。

15時すぎから16時くらい?まで
海に入ってた。
上がって寒い中
急いで着替えて、
一服してると
濡れた髪が冷たくなり、
指先はしびれるほど冷えた。

それでも、澄んで凪で
水面は明るく光っていて、
気持ちのいい海。

海に入る前に、駐車場のシルバーに、
「美味しいケーキ屋があるから」と
お茶に誘われたけど、
「海に来てるんだから!」と断ったら、
ケーキだけ買ってきてくれた。
別のシルバーには先日、
お神輿のふんどし写真見せられるし、
今どきの70代は、元気だね。
ええこっちゃ。

お寺も寒かったけど、
ベンチでストレッチ。

揚げ物づくしのせいで
胃がもたれてる感じで、
夜ごはんはサンマ、コマツナのお浸し、
ササミの梅焼き、キュウリの漬物、
大根の味噌汁など。
寒い中泳ぐと猛烈に腹が減り、
めっちゃ美味しかった。
サンマは殿ビーと一緒に食べた。

いただいた洋酒のケーキも、
めっちゃ美味しかった。
朝にも夜にもケーキ食べちゃった。

---------

月曜もまだ、
モンちゃんは大人しい。
外に出たがらない。

花火の前までモンちゃんは
調子こきがエスカレートして、
土曜の午前中、
庭に出てたら私の手をふりきって
走り出したので、
いったん大人しくなって良かった。

遊びたい欲は戻り、
ベッドの上で遊んでいて、
ちょっと私が休憩、と
横になってたら、
腹の上にズドーンと着地。

夜は、海老と若布とキュウリの酢の物、
づけマグロ、ほうれん草胡麻和え、
豆腐味噌汁、出来合いのとんかつとカキフライ。

殿はマグロの赤身を
美味しそうに食べた。

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2週間ぶりの海!海!

2018年10月09日 | お散歩



出荷準備完了ー!

日曜はトイレまわりに敷いたシートが
ひっくり返っていて、
どかすと、下にウンチ。
たぶん殿がトイレの外にして、
モンちゃんがシートをかきかきして
隠してくれたみたい。
モンちゃん、いい子や。

34℃という予報どおりの真夏。
蒸し暑くはないので、
汗だらーっていう暑さではない。

みんなのお昼寝を見届けて、
先月行けなかった実家へ。
U駅につくと
陽射しがキラキラしていた。
海のある町は空の明るさが違う。

パパの膝もママの腰もほぼ回復し、
一緒に散歩できた。
2人とも元気でよかった。
K崎の芝生の上でお弁当。
天むすおにぎりのほかに
タラコと鮭のおにぎりもあって、
つい4コも食べた、ダーは5コ。
トンビが珍しくいなかった。

その後すぐ、1人で泳いだ。
前の週、24号で海に入れなかったので、
うずうずしていた。
潮はやや濁ってたけど、
ベラメジナタナゴカゴカキの小さい魚たちは
そこらじゅうにいた。
すみずみまで泳ぎまわり、
浮かび、青い空と青い海に溶けた。
潮温はやっぱりそれほどぬるくない。
すこーし、低いウネリもあった。
ほかにも海に入ってる人は
ちらほら。

泳いだ後浜に上がって寝ころぶと、
体全体にずどーんと重力を感じて
くらくらした。
思ったより長いこと泳いでたみたい。

パパママは日陰で寝ていて、
ダーは私を見守っていた。

で、美術館の裏から
ムカゴとりに行った。
まだ白い実が多くて
これからという感じだったけど、
2家族のご飯分くらいはとれた。

滑り台の公園まで行って、
日向の斜面で一服。

ママは花材に烏瓜をゲット。
黄色いのが出始めた。
ジンジャーの花がまだ咲いてた。

晩ご飯は、
私が台所でママの手伝いをしてる間、
パパとダーがすごい経歴のスコッチを
出して飲んでいて、
2人で盛り上がっていた。

たっぷりのご馳走をみんなでたいらげ、
お食事の鯵のお茶漬けまで
どれも美味しかった。
ナスを細切りにして
とろみのついた出汁で和え、
庭で採れた茗荷や紫蘇をのせたのとか。

ご飯の後で急いで帰った。
猫たちはなにごともなく、
良かった。

--------

月曜はCと海へ。
行きの高速は曇ってたけど、
海に着いたら晴れた。
凪、風少し、濁り気味、
ぬるくもないのでシーガル。
サップの人だらけ。

はじめは冷たかったけど、
泳ぎはじめたら冷たさを忘れた。
ただ、一度水から出たら
また入るとき寒いので、
岩には上がれず。
岩まで行っても濁ってたけど、
深いところは澄んでいた。
タナゴ、メジナの群、
兄さんのツレはいたけど、
兄さんには会えず。
どこ行っちゃったんだろ。
水面に小さい魚の群もいた。

浜に戻る途中の中盤で、
イワシの群。
やっと会えた。
大きくなっていた。
泳ぐのが早くて、
ついて行けなかったけど、
次から次へと大きな群。

さらに、今年初めてボラの大群にも会って、
Cも私も笑いが止まらず、
一緒に泳いだ。
ボラの泳ぐスピードはちょうどいい。
次はもっと澄んでるとこで
会いたいなぁ。

浜に戻ると、Cの荷物が
とっちらかっていた。
カラスがバッグの中身を出して
ご丁寧に一つ一つ物色したらしい。
私のタバコにも箱に穴が開いて
1本ダメになってた。
値上げしたばかりなのにー。

浜で着替えるのが寒くなり、
熱いお茶が必要な季節になった。
夕暮れどき白っぽく光る凪の海で、
ボラが高くジャンプしていた。

ミニスでクランキーチキンと
クランキーポテトの揚げ物コンビ。
どっちかにしようよ!
指先の感覚がないほど冷えてたので、
アイス類は食べれなかった。

葉山から鎌倉まで、
山や、街路樹の木が茶色っぽくなっていて、
24号の塩害がすごかった。
桜は一気に葉っぱ落ちてたし。
空き地では、ススキが全盛。

お寺についたら暗くて、
しんしんと寒い。
いつの間にか、金星木星が見えなくなっていた。
火星とその右のほうの土星だけになった。

夜ご飯は帰って鍋、たらふく。
ビーがおろしてもおろしても膝に来るので、
「ビー!今日はサンマじゃないよ!」
って言ったら膝から降りて箱に入って寝た。
毎日、サンマの可能性に賭けてるらしい。
〆はうどん。

この週末でまた焼けて、顔が黒い。

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レモン満月、エリンギ雲

2018年08月28日 | お散歩



なつのよるのおそとはうきうきするんだ

日曜は、早めに葉山へ。
お盆すぎても人が多い。

今年一番の暑さだったかも、
もうクラゲに怯えず水着でいっちまえ、
と、波打ち際まで行くと、
小3くらいの女の子二人に絡まれた。
「お魚見えるの?」
「いつも見えるよ」
「見たいー!」
ゴーグルしてよく探せばいるよ、
泳ぐ自信がないなら、浮き輪してね、
とかいったら、
後ろにいたパパがゴーグルも浮き輪も
持ってこなかったらしく、
女の子たちはブーブーいっていた。

クラゲ避け泳ぎで中盤に出て、
ふつうに泳いで岩に向かう途中、
岩のだいぶ手前で、
濁ってよく見えない視界に、
兄さんが現れた。
岩周りに人が多すぎるんで、
兄さんもやるせなさそうに
手前までお出迎えに来てくれたみたい。
しばらく一緒に泳いで、はぐれて、
Cが兄さんと泳いでるのに会って、
また一緒に泳いだ。
今年はほかの魚が少ない。
手前の岩に小さいボラが一匹いたけど、
ボラがこんなに少なくて、
たった一匹に大喜びするなんて初めて。
あと、オレンジゴールドのチョウチョウウオが
一匹。

岩は暑くて、風もなくて、
ごろんしてたら極楽だった。
遮るものなど何もなく、
真夏の太陽を浴びてとけた。
監視員の目をうまいこと盗んで
飛び込みまくる親子がいた。

また海に入り、よく探したら
メジナっ子がいた。
右奥のほうは濁りすぎて見えない。
ウネリ少し。

浜に戻って寝てたら体が熱くなり、
手ぶらで海に入って、
泳いで浮かんで、
浜に戻って寝て、また海に入って、
と、何度くりかえしても冷えない。
台風一過の強い日差しだった。
クラゲは全く見なかった。

潮温がいい具合に温まり、
これからだ。
泳ぐのも潜るのもこれからが本番。
あとは、澄んでくれたら。

ミニスで雪梨パフェ、
梅しそささみ、スパイシーポテト。

お寺は、ムラサキシキブが色づいて、
一枝に緑~紫のグラデーションがついて、
きれい。
蓮の花は終わってた。
ベンチでストレッチ。

帰り、東に出たての満月が、
かき氷のレモンシロップみたいな、
着色料の黄色の色。
ピンクがひいちゃって、
なんとゆうか、仲秋の予感。
前の日の、のぼってからの真っ白な月も、
そういうことだった。
北の空には、エリンギみたいな
変わった形の入道雲があって、
雷、稲妻が光ってた。
月も雲も目が離せなくて、
Cも私も眠気が覚めた。



撮影:Eちゃん

エリンギ雲は埼玉~茨城にあったらしく
ニュースになっていた。
夕暮れ時にEちゃんが
大きい入道雲が夕陽で光ってる!
とLINEをくれたのも、同じ雲だった。

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12号接近

2018年07月31日 | お散歩



暑くてもお腹に乗るビーたま

27日(金)は特に問題なし。
プールでもいつもどおり泳げた。
私の調子もほぼ治ったみたいだけど、
寝起きに背骨周りの筋肉に痛みがあったのは、
台風のせいだろうか。

28日(土)は、
警戒態勢とってたから
殿もビーも問題なし。

海へ。3時頃着。
風少し、ほぼ凪、潮温冷ため、澄む。
12号の影響はなし。
クラゲなし。

岩の前にたくさんのイカがいて、
じっとしてた。
大きい2匹のリーダーにはさまれて、
小さい子たちがいっぱいいる。
じっとしてるので、
見てる私もじっとしてたら、
体が冷えて来た。

マダムによると、前日までは
潮はもっと温かかったそう。
遠くの台風のせいなのか、
一晩で潮温が下がったらしい。
クラゲがいないのは良かった。

イカはきれいな蛍光エメラルド黄緑に光ったり、
一匹の体が黒っぽくなった、と思ったら
みんなで一斉に向きを変えたりした。

リーダーの子は特にこっちを見つめて、
近づいても逃げない。
前にも後ろにも、ほぼ同じ速度で進む。
Cは、以下が足をパッと開けて、
小さいイワシを食べるのを見たそう。

イワシは大、中、小の3種類の群がいて、
特に一番小さい群は大きくて
どこまでも続いていた。
大、中は海面近くにいて、
近づいても全く逃げないので、
キラキラを思う存分堪能。

イワシごし、イカごしに兄さんも現れた。

底に近い岩の隙間には、
特大のメジナがいて、
小さいメジナの子もたくさんいた。
大きいメジナはやっぱり警戒心が強くて、
目立つところには出てこない。

カゴカキはいろんなとこで、
大物たちにちょっかい出してた。

岩に上がって一休み、
風があるのでどんどん冷えた。
「写真撮ってー」と叫び続ける団体がいた。

帰りは、大きいボラが近くで跳ねて、
追いかけて浜まで戻った。
今年初めてボラに会えたCは、
寒いのにしばらく岩を離れなかった。

潮温が冷たかったので、
体が冷え切り、手の先が痺れた。
そんなこと忘れるくらい、
イカの群の美しさに吸い込まれた。

夕方、海に入りたい子どもが、
テントでなかなか動かない親に、
「今日という日は今だけなの!」と
訴えていた。

お寺にてツクツク。萩が少し咲いてた。

この日の夜から雨が降り始めた。
12号は珍しい進路で、
日本を東から西に横切る。

夜は冷やし中華二人で3人前。
食欲が止まらない。
猫たちは落ち着いてた。

29日の日曜に、関東をかすめて
東海に直撃。
熱海や湯河原は高潮で海の家が全壊するなど
大変なことに。
東向きの海岸が被害を受けていたので、
ちょっとずれてたらヨコスカも大変だった。

モンちゃんもぐでっと寝てたけど、
殿ビーは落ち着いてた。
ご飯をよく食べる。

昼間外に出たら傘をさせないくらい
風雨が強かったので、
あきらめて家にいてプリズンブレイクシーズン2。
ダーに言わせると、
リンカーン・バロウズが私とかぶるらしい。
「あの根拠もないのに偉そうな言い方、
よく見る、親しみを覚える」
夜、人間用のご飯を待つビーが、
(黙ってメシを出すんだ)という
リンカーンのうむをいわない目力そっくりで、
ダ「うん、Nちゃんとビーは二人ともリンカーン」

一日家にいたのにお腹がやたら減り、
昼にけっこうな量のそうめんを食べたのに
夜はお好み焼きを3枚焼き、
余った肉を焼き、
シメに焼きそば3人前!
鉄板でパリパリに焼いて。
さすがに、連日泳いでるとは思えないほど
お腹がふわっとした。

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