なぎのあとさき

日記です。

ビーたま19歳

2019年08月31日 | 猫トーク


あたちはビーよ
きょうはいいよかんちかちないわ!

朝起きたらビーが枕元にいて、私の顔に足を投げ出して毛づくろいして、カッ、ペッ!と私のまぶたに鼻水かタンかを飛ばした。
ビーったら、うちに来た次の朝に私の顔に鼻水飛ばしてた。
変わらないなぁ。
かわいんだから、ビーはぁ。

ビー!19歳のお誕生日おめでとう!
19年間ずっと一緒で、19年間毎日かわいい。2歳のとき2週間家出したことはあったけど、ちゃんと自分で帰って来てからは、ずーっとうちにいて、毎日かわいい。
これからもずーっとうちにいてね。

体重は3キロで、今年入って一番いい体重をキープちう。
殿の旅立ちが19歳なので、私は深呼吸しながら迎えた誕生日だけど、ビーは個性の延長のような持病(甲状腺亢進、ibd、鼻炎、腎臓は初期の初期)はいくつかあって投薬してるほかは、健康だ!(言い切った!)まだまだ若い!
顔つきが若いし、毛もフワフワだ!


ビーこっちむいて!


いや!
にゃんにょとくがあるってゆうにょ
しゃしんはきらいにゃにょ

おねがいよ~


しちゅこいわね!

モンちゃんも、めせんくださーい!


はーい!

殿の旅立ち1週間目くらいから、ビーはちょっと寂しそうに見えたこともあったけど、まあそれは、ビーと私は昔からシンクロ率高いから当たり前か。
ビーが元気でいるために、私の元気は欠かせない。

甲状腺亢進の症状もだいぶ落ち着いて、まだ日に2回くらいは吠えるように鳴くけど、イライラはおさまった。

鼻水も朝は飛ばしてたけど、日中~夜はおさまっていた。
ビーは抗生物質で下痢や吐きがあるから、なるべく飲ませずに、また漢方にしようと思う。

今年初サンマを塩なしで焼いて、ハッピーバースデー。むしゃむしゃ食べた。
初物は縁起物。長生きしてね。

きたわね!
まってたわ!
うたとかいいから、はやくだちなちゃいよ


これよこれ!
ことちもさんまのきせつがきたにょね!

昨晩は、寝落ちしてたダーを起こしてポンポンさせてたらしい。

8月31日。猛暑が戻っていい夏の日だった。
近所のお寺にお参りにも行った。
ビーがまだまだ元気にうちにいてくれますように。
愛してるよ、ビー!

殿のお参りもした。

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この記事、前に上げた記事に上書きしちゃったみたい。
gooブログの編集方法が最近どんどん変わってて(TT)
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残暑つれづれ

2019年08月29日 | 猫トーク



あたちもうしゅぐ19さい
いらいらはおしゃまったわ!

27日朝、ビーは枕元にいた。
朝方ちょっと涼しくなってきたからか、私の肩にくっついていた。

メルカゾール増量したばかりでこんな早く効果出るとは思えないけど、イライラが少しおさまってるみたい。

が、5日ごとのステロイドが半日遅れてしまったからか、朝ごはんの後でちょい吐き戻し。
その後はふつう。

殿の祭壇横の定位置から降りて、窓辺の箱や畳の上にもいる。

夜もベッドの上の私の腹の上で1時間以上じっとしてた。
ウワーオー鳴きは1回あったけど減ってた。
ダー一人のときはポンポンでおさまるらしい。

殿の介護期間は3年と思ってたけど、見返したら2年半だった。2017年の春から。
人間にしたら10年くらいかな。
1年以上前から、私と寝なくなってた殿は、早いうちからゆっくり、私が殿ばなれできるようにしてたんだと思う。
今はいつでも一緒。

なので、ビーがベッドに来ないと心配になるけど、甲状腺の関係で寝れなくてうろうろしてただけだろう。

28日水曜も、ビーのいらつきはおさまっていて、元気にカリカリとササミを食べて、私の食事時は横づけした。

一日降ったり止んだりで、夜、止んでるときにモンちゃんは散歩へ。


昼すぎ、窓の前でごろん中

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この前Tに、カフェの外でごはんをあげてる猫が、カフェ内で誰かが喧嘩してて雰囲気がわるいとカフェに近づかないけど、家の猫もそう?と聞かれた。

家の猫はちょっと違って、私とダーが喧嘩してると仲裁に飛んできてた。
特にビーは、間に入って「まーまーまー」と鳴いてた。
最近はあんまり喧嘩しなくなったから、そんなこともなくなった。
殿の介護中は喧嘩どころじゃなかった。むしろ日々助け合い、共同作業が多かった。

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巨匠の「死について」追記。

昔は武士の死は名誉とされたが、現代はそれがなくなり、死を忌むべきものと捉えがち。
死刑に反対なのは、死を最悪なものと位置づけている制度だから。
死は、わるいものではない。

◯宇宙についての、私たちの連続する“生”の相互の異質性は、実は莫大な数の震動であるものを、知覚としてひと塊りに凝縮させていることに因っている。知覚から物質に、“生”から“死”へ移るためには、この未分割な時間の厚みを観念上区別してやるだけでよい。

○ベルグソン「物質と記憶」の一節の巨匠による解釈。

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今クールドラマ3

1位「サ道」
原作ファンも納得の演出。
水風呂でつい声が出るシーン笑った。
小山田氏の音楽も泰造のナレーションと裸も、ほかのキャラもばっちり、センスいい。
サウナ行きたくなる。
ととのうシーンも毎回笑う。

2位「べしゃり暮らし」
原作読んでないけど、キャラのビジュアルがみんな森田感があって面白い。
ちょっと熱(くるし)くて人間味が濃いのが森田感。
辻本役の子、別のドラマでも思ったけどいい演技。デジ金の二人はかっこいい。

3位「凪のお暇」
風景、人物、小物類、音楽の全体が作る空気感が良くて、なんとなく楽しい。
ただほっこりじゃなく人間の嫌な部分もちゃんと描かれてる。

次点「あなたの番です」
さすが秋元康というべきか、なんだかんだエンターテイメント性が高くて面白い。空手の子が美人だ。

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先月、はじめて無排卵月経だったので、いよいよか?!とか思ってたけど、今月はふつうの鐘が鳴った。
Cは私より一つ上で、去年から1ヶ月飛ばしとかになっている。
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ビーの8月検診

2019年08月26日 | 猫トーク

あたちもうしゅぐ19さい、にゃんかいらいらする!

ビーの検査は2月以来。
CRE1.6
BUN47
前回はBUN48で少し下がったけどやや高値。
ご飯はこれまで通りで問題なさそう。
体重は3キロで今年一番増えていた。

体重が良かったので先生は検査はしてもしなくてもいい、と言ってたけど、さすがに半年やってないので、やってもらった。

で、甲状腺の値T4が、5.9で高値だった。前回2.1。
メルカゾールは2分の1に増量。

これも状態の説明から検査せずに増量して様子を見てもいいと言ってたけど、念のため。
ほぼ、行く前に考えてたとおりの検査結果だった。

口内は奥歯に少し炎症あり。

先日の下痢はやっぱり抗生物質が合わなかった可能性が高いので、ビブラマイシンに変更。
体の上の方に効く、わりと基本の抗生物質で、以前一度吐いたので飲ませていなかったものだけど、いろいろ渡り歩いて再挑戦することに。

ビーは診察中もイラついてたけど、今回、採血の保体に現れた看護士さんが抱えると、ピタッと大人しくなった。
ただ者じゃない感じの若者だった。

殿のことはお花まで送ってもらったので、感謝のYOKU MOKU。
モンチのときは病院に近づくのも辛くてお礼どころか最終診療の支払いまで2か月くらいほったらかしたものだが。
殿はきっちりお礼をする子だ。
(モンチには人の常識は通用しない)

殿の膵臓は前回より少し高値だったとのことで、腎と膵という2大臓器の機能が弱っていくことで、そのまわりにある臓器も連鎖的に働きが弱っていく、つまりは老衰による多臓器不全、とのことだった。
旅立ちを見て、私が考えていたことと、先生の見解は同じだった。

殿は一度も入院しなかったし、薬も必要最低限、無駄な検査もなくやってこれた。つまり猫に無駄なストレスをかけずにやってこれた。このことも、今の先生に感謝している。

前日に1ヶ月分出してもらった膵臓の薬は、手付かずなのでそのままお返し。

ビーはニャーニャー鳴くのでいったん家に返して検査結果を聞きに戻って待合室で待ってる間、ダーがマスターヨーダと呼ぶ、保護猫活動している奥様に会った。
保護した猫のお腹に子供が5匹、自宅で産ませるそうで、先生にアドバイスをもらっていた。
その奥様は60代くらいだけど年齢不詳、つい見入ってしまうほど美しい人で、目力がすごくて、この方もただ者ではない。
自宅で5匹産ませるなんて、初めてなんだけどできるかしら!あなたならできます!


おれはげんきなんだぜー!
けのみつどってやつをみてくれ!
カもノミもはいれないんだ、おれのけには!

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25日の海は、うちを出たのが遅くて着いたのは4時半。
雨が時々降って、日射しは強くて、山の緑が生き生き、輝いていた。
8月入ってから絶好調の花つきだった赤の夾竹桃が盛りをすぎた。

風が出て少しウネリもあり、濁り。
30℃なかったのか、涼しくて、上はウエット着て泳いだ、クラゲはいなかつた。
でもチンクイがいて顔2ヵ所。けっこうショック。

濁っててよく見えなかったけど、魚影は少なくて、ベラと水玉フグと小メジナの群だけ。
風のせいか潮の流れが速くてまっすぐ泳ぐのにかなり付加がかかって、さすがに危険を感じて早めに浅瀬に戻った。



日が沈みはじめる頃、太陽の上にエメラルドグリーン~淡パープルの彩雲が見えた。
その後、うろこ雲が赤く染まった。
「やたら雲が高いね」
「あたら雲が高いね」



この日は葉山も逗子も鎌倉も人が多かった。8月最後の日曜だからか。
C「あたら海の素人が多いな!」

お寺の百日紅がやっと咲いた。
蓮の花はふたつだけ。

アメトーークでやってたオザワの夏の好きっぷりが、ダ「Nちゃんと言ってることまるかぶり」で、その夜、夢にオザワが出てきた。
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晩夏の頃(再現)

2019年08月25日 | 日々のこと
gooのブログのスマホ編集機能が日々更新されるのはいいけど、使い方が変わるのでよくわからずに、前に書いた記事に上書きしてしまった。
記憶とメモと予測変換による再現。
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晩夏らしくなってきた。
ビーは、メルカゾールを朝晩3分の1ずつから、2分の1ずつに増量して、次の日にはいらつきがおさまってきた。



殿の旅立ちから2週間の金曜、夕方に天へ伸びる虹を見たこと。
にゃんたに呼ばれて外に出たら、虹があった。

殿のこと。
殿のまだいけるぞ!は、私のまだいけるぞ!とギリギリまで一体になっていた。最後には体の限界が来たけれど、ギリギリまで一体となって生きられた。何があっても悲観しないは間違いではなかったと思う。これからもそれでいく、ということ。

8月の巨匠トーク、「死について」。
始まりと終わりはない。個体として閉じない。連続している。
山に入って、倒木に芽が出ているのを見たり、虫の死骸に別の虫がたかっているのを見ると、生は個体として閉じていないとわかる。
風景のままで捉えると、生物の思考、風景の思考が、ふいにリアルに実感される。
そこに答えはある。
自分ではなくて、「風景が考える」。
自分がいない後も、風景が考える。
たとえ地球がなくなっても、宇宙が考えるからいい。

宇宙、時間、人生は外から見えない、内側の視点しかない、外からの視点はフィクションである。
もう一つ、不死性について。個であることをときほぐすこと、芸術の目的は絵や音楽そのものであり、自分に返ってくるものはない。

飲み会ではFさん、猫を飼ってる女性、芸術家なのか肉屋なのか分からないMくん、タフな編集Iさんと話した。
会の前に、Sちゃんとモスに寄った。
日射しが眩しかった。

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6月頃から何度も感動をもらっているMちゃんが、腎臓からの出血で、ヘマトを15をきってはらはらしていたら、おれをにゃんだとこころえる、とまたまた乗り越えてみせてくれたこと。
ご飯を自分て食べて、ヘマトも順調に20越えた。

Mちゃんは、これまでもシニア年齢にもかかわらず2回の全麻手術を乗り越え、心筋による窮地も華麗に乗り越え、口内のできものを噛んでしまった出血による貧血も乗り越えたキセキの子。
Mさんの寄りそいようも素晴らしくて、聞いたことのない新技を編み出しつつ、ほぼ24時間体制で母猫顔負けのお世話をするうちに、Mちゃんは子猫の顔になった。
信頼しきって、すべてをあずけて、安心してる。

ふたり一体となった命のかがやきを、まだまだずっと見ていたい。
Mさんは在宅で仕事もこなしながらなので、体力的にハードだと思うけど、がんばってください。

おうちも、同居猫も、パパママも大好きで、ここにいるぜ!が強い子は、15歳を越えて、老猫期に入るまで、とても幸せに暮らしていたということで、そういう環境にいられた子は、その先の時間に何があっても何の間違いもないし、すべてが祝福のもとにある、と、Mちゃんの子猫のような可愛い顔を見ていて思った。
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平穏な夏の日

2019年08月22日 | 日々のこと

パトロールしてるんだぜ
ふむふむ、いじょーなし!

火水木と、特に問題はなかったけど、若干、ビーのカリカリを食べる量が減ってる。
本棚の上でほとんど一日中寝てるから、お腹すかないのかな。

けっこう熟睡してることも多くて、半目あけて寝てるビーに顔を近づけても気づかない。
目が覚めてるときは、私と目が合うと「ニャーッ」と大きい声で鳴く。

気温は30℃前後だけど湿度が高くて体感は猛暑。
時々豪雨。
台風はないけど、秋雨前線がうろついてるらしい。


Hさんより、殿にお花が届いた。
お花やさんがお盆休みで遅くなった、といってたけど、ちょうどお花が少なくなったタイミングでよかった。
ブルー系でまとめてあるのが、男の子らしくて殿にぴったり。


きにいったぞ!

平穏な毎日、ずっと続いてほしい。
でももうクセで、仕事のあとは急いで帰るし、平日の休みに予定は入れず、大抵のことは近所で済ませる。


税務署の百日紅、また花が増えたみたい

午後、Tカフェで、Yさんの長編、月の○を読んだ。
河原の景色から始まって、人や犬が現れ、生きて、死に、また現れる。
むき出しの生と死、暴力とセックス、ほら穴の暮らし、見世物小屋の人びと。水たまりのような空間と時間。
面白かった。
ねこといぬとラザロがかわいい。

なんとか読みきったけど、クーラーきつくて冷えた。

その後、河原に出て、コンラッドの「闇の奥」
雲が高い。川は増水して濁ってる。
魚の気配はけっこうあった。

失われた時を求めては、ゲルマントの方後半は「貴族とは」が延々続いてて、真夏に読む気が今ひとつしない。


ギボウシの花、ゆっくり咲いてる、とてもいい匂いがする
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旅に出た猫は

2019年08月20日 | 猫トーク


19日、月曜。
夜、遠くで雷が光っていて、その後土砂降りの雨。
予報も雨マークが増えた。
秋雨前線が近いらしい、ちょっと早い、今年は夏の始まりが遅かったのに。

モンちゃん外出るってアワーッって叫んでたけど、雨が降り始めたらすぐ寝室で寝始めた。
雨が止むと復活する。

ビーは今日も問題なく、カリカリのほかに朝はナマリ、夜はササミをよく食べた。

ビーは猫であり貴族ではないので、解凍したものも食べるから、ナマリとササミは小分けにして冷凍して、交互に出すことにした。



モンちゃんもカリカリ派だし、もうウエットフードは買わなくてよさそうなものだけど、つい食べるかも!と買ってる。

Tカフェで抹茶フラぺ飲みつつ今月の群像。犬の散歩のこと、海を見て泣いている女の子など。
すばるのYさんの長編も読みたかったけど、クーラーがきつくてまた出直すことに。


小川沿いのサルスベリ

植え戻しが終わって、鉢がいくつか空いたので、久しぶりにガーデンアイランドで花苗を5つ購入した。
秋の花もかわいいのがけっこうあった。

帰って鉢に植えてる間、モンちゃんが側でごろんしてた。

殿は今もここにいる感じがつづいてて、とくに外歩いてるときとか、チャリで走ってるときによく話しかけている。
モンチは神がかりで人の言語の通じる子じゃなかったけど、殿は私のいうことが全部通じると思う。
モンチにも翻訳してくれるから、殿だけでなく、モンチもこれまでより近くなった感じ。

旅立ちのときに、モンチもそうだったけど、一瞬、全部の足をピンと伸ばす。
ジャンプするように、魂が空に飛び出す。

体を捨てても、ジャンプした魂は宇宙エネルギーに還って在りつづける。
宇宙エネルギーは一つながりではあるけど、人も前世があるくらいだし、猫も一匹ごとのまとまりになっていて、精霊とか呼ばれることもある。

重力や摩擦がないから移動が早い。
月までなんて、すぐに行けちゃうから、猫は楽しくて仕方ない。
ほうき星を見つけたら、どこまでも追いかけいく。
それに今や、あっち側の方がお友だちが多くなってきてる。
Kにノンチにハナに、OさんHさんの猫たちに。
会ったことのなかった子とも、すぐに仲良くなれる。

宇宙を駆け回るのは楽しいけど、やっぱり地球が一番楽しい、だって虫とか魚とかいろんな生き物や、愛する妹猫、弟猫、下僕たちの営みを見てるのは楽しいから、みんな地球を拠点にして遊んでる。

そういえば、殿の旅立ちの日、そのことを知らせる前に、ママはたまたま庭のKのお墓が気になって、きれいに掃除した、と言ってた。
みんなつながってる。
One Love,One Heart!

Yさんは、生きてる状態は100年に一度だけ咲く花が咲いている状態のことで、花の咲いていない状態こそが常である、というようなことを言ってた。

夜、ビーがいかにも甲状腺亢進症の子らしい大声でウアーーオウーーと鳴いて、目が覚めた。
抱っこして撫で撫でしたら落ち着いた。
薬を飲ませるのを忘れてて、すぐに飲ませた。
目が覚めるちょっと前まで、ダーも抱っこしてたらしい。
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夕涼み

2019年08月19日 | お散歩

あちいなー

8月17、18日の週末。
ビーは変わりなし、日中は本棚の上で寝てるけど、夜はうろうろ。

朝は、私の枕元でモゾモゾして、顔に乗ったりしてる。
ダーが和室で寝落ちするので、ポンポン狙いでダーのとこにも行く。
前の晩もエンドレスポンポンしてるうちに寝落ちしたらしい。



土曜は実家行ってたので帰りが10時すぎて、私が帰ってからカリカリを早食いして吐き戻し。
その後すぐにまた食べてた。

日曜はカリカリいろいろと、エナちゅー。
ウエットはたしなむ程度。

モンちゃんは、アワーッと叫んでるので見にいくと、ごろっと横になったままで鳴いている。
こーいうとこ、ビーに似てる。

ダーに叱られそうになると、寝室に逃げてベッドの上で降参ポーズするとこも似てる。
モンちゃんも猫の中の猫なのか?

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土曜は実家、弟家族も来た。お昼はカレー。
36℃越えはふつうあまり外に出ないものらしく、私とダーは先行ってるね、と海へ。

凪、潮温思ったより低い。

手前は濁ってたけど、奥はわりと澄み、ベラがたくさん、そこらじゅうにいた。
細い赤っぽい魚は、ちょっとイカに見えたけど見失った。
メバルのような魚もいた。
赤クラゲが一匹。

甥っ子たちもすぐ来たけど、親がめんどくさがってるくらいなので、海にわーっとは入らない。
甥っ子は泳げないのが恥ずかしかったのかも。自由研究、といって潮溜まりを見ていた。
姪っ子は、声をかけても返事もしない子になってる。しばらくしてから、浮き輪で浮かんで笑ってたけど。
上がったと思ったら親たちに急かされせわしなく帰って行った。

海上がり、浜で寝てたら日が山に入り、涼しくなった。ダーは「しばしまたれよ」と言って気持ちよさそうに寝ていた。

噴水公園の横から山にも入って、この夏一番の蝉しぐれ。アブラクマをベースに、ヒグラシからツクツク、ミンミン揃い踏み。

クサギの花が咲いて甘い香り。

イレイトウにつくと空が橙色に染まりはじめ、花の広場はヒマワリが満開。



夜ご飯、美味しくてよく食べた。
〆はムカゴご飯。庭でもう生ってたそう。
で、食後の巨峰までしっかり食べていて、帰りが遅くなった。

殿のお給餌がないし、ビーモンは置きカリカリを食べるから、たまには10時くらいになってもいいのだけど、ビーの吐き戻しがあったので、これからも余程のことがなければ9時までだな。平日は7時にはいつもいるし。

日曜はいつもの海へ3時過ぎ着。
コーラを凍らせて持ってったら、泡が出て出て服にとびちった。

凪、濁り、クラゲなし!
岩まで行ったらすぐ兄さんが現れたけど、ゴーグルが壊れてたらしく、浸水してきて目が水没して泳ぎにくくて見失った。鼻にも水入ってくるし。
人が多かった。

岩で休憩してから、帰りもゆっくり、手足伸ばして泳いで、よく浮かんだ。
ゆるーいウネリが少しあった。



お寺でストレッチ。
日没から暗くなるまでが早くなってきた。
暗くなると、あちこちで蝉の交尾らしき音がする。
スイッチョンに、リンリンも始まった。
萩が少しだけ咲いてた。

都内戻ると夜ももわもわと暑い。
モンちゃんの夜散歩が、いつもより長めだった。
モンちゃんを待ちながら、ビーを膝に乗せて夕涼みしながら、空に向かって殿とお話。

雲高くなったねー。
今日はどっかいくの?
モンちゃんにもう帰って来てって言ってくれる?
ビーは元気にしてるよ。ここにいるよー。

Hさんより、「殿は生ききった!」
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満月

2019年08月16日 | 猫トーク


15日木曜。10号は西日本へ上陸。
うちの辺りも時々雨、すぐに太陽ピッカ!

ビーは昨晩から下痢してない。良かった~。
ナマリは朝晩20gずつくらい、お皿ピカピカになるまで食べる。
ナマリは1g1.7kcalでわりと高カロリー。鉄分も豊富。
タンパク質が多いので、シニアにゃんにはあげすぎ注意。

カリカリはシーバ。
シーバは1袋20g80kcalだもんねー。
カリカリをよく食べるうちはカロリー計算必要ない。

モンちゃんは、朝晩「おちょといこー!」と叫ぶ。
窓を開けると外に出るけど、すぐ窓を閉めると、外から私をアワーッ!と呼ぶ。
私も一緒がいいみたい。
私が見えるとこにいると安心して、素早く隣の庭に行く。
雑草畑は気に入ったみたいで、朝は家の庭でイネ科の雑草を食べるだけでも満足してる。

一週間ぶり仕事復帰。最初みんな気をつかってたけど、こっちから「ほんとに大丈夫だから」といった。
仕事もふつうにこなした。

にゃんたも元気。涼しくなると縁側にやってくる。
近所の猫屋敷としゃちょー宅を行きかってるらしく、猫屋敷にいるにゃんたにしゃちょーが声をかけたら、無視されたらしい。

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16日金曜。風はまだ強い、少し気温が下がって30℃前後。



1週間がすぎた。
本当に、殿はずっーと一緒にいる感じがするのよねー。
殿のことを思うとじわーっと全身暖かくて、汗ばむくらい。やっぱり暑いから?

モンチは送ったその日に虹になったり流れ星になったりして宇宙の方に遊びに行くのを見ちゃったから、この感じはなかったのよね。

殿はまだ、ここにいる感じがある。
殿がいるってことは、モンチもいる感じ。

時々、ふーっと寂しくなるけど、そんな時はすぐに声に出して話しかける。

殿、見て見て、満月だねえ。明るいねえ。きれいだねえ。
月まで遊びに行くの?
たまには行っといで。
でもちゃんと帰ってきてねー。

月の季節にはまだちょっと早いけど、煌々と明るい満月だ。


よ!


よ!

ビーは、夜、私の見てる前ではあんまり食べなかったのに、私が自分のご飯食べようとしたらピタッと横にはりついていた。
すごい目力で見つめて「ニャーン!」と大声で鳴く。

あんなに食べたナマリも、3日つづくと、「またこれかー」
エナジーちゅーるはお皿ピカピカ。



プールも復帰。

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Iさんからのメールがしみじみ良かったので、以下引用。

ちょうど昨日、アボリジニのような無文字文化=口承文化の地では、生きている空間=場所、時間=先祖ともずっとつながった生き方をしていて、その方が生き方に迷わないし、世界とつながっていて幸福なのだって本を読んでいて、猫はきっとそういう幸福をちょっとだけ教えてくれるのだと思っていたところです。

それに荒川修作じゃないけど、「死なない」のですよ、きっと。
存在としては見えなくなっただけで。
どんなふうになのかは私では言葉にできないけれど、Nさんはこれからきっとそれを感じていくのだと思います。
そしてそういうことを感じて考える人生の方がきっと豊かです。
コメント

いつも一緒

2019年08月15日 | 猫トーク

ぎんぎんぎらぎらのにゃつにゃんです

13日火曜、またビーが下痢。1回だけ、黄土色。
ステロイド1日遅れたせいかも、と思ってたけど、ちょうど変えたばかりの抗生物質のせいかも。
鼻水は止まった。抗生物質はやめ。
やめて治らなかったら病院に電話。

ビーの状態は特に変わりなし。
ふつうに食べてるけど、下痢が2日続くとほんのちょっとお腹細くなる。

私にくっついて寝てるうちに、暑くなってくるとどこかにいく。
外に出たがってたので、駐車場の方に抱っこで連れていった。

箱に入ろうとして、カギシッポが引っ掛かり、「ぎゃああ!」と怒るのを、最近2回やった。

殿は、そんなマヌケなことで怒ったことないよね。私に爪たてたことないしね。
抱っこは人前では嫌がったけど、二人きりだと1番甘えんぼだったな~。
ゴロゴロが部屋に響いてた。


2006年

モンちゃんは、お散歩してて食べた草がおちりから出て、取れなくて焦って走り回っていた。
ベッドの上で自分で取ろうとしてたけど、草が短いのと、お腹のお肉が邪魔でなかなかくわえられず、おちり舐めポーズのまま、その場でぐるぐる回っていた。

殿はそんなアホな状況、一度もないよね。無駄に食べ過ぎることなかったもんね。殿はみんなにお手本見せてくれてたのに、誰もいいお手本は真似しない。

モンちゃんの草は私が引っこ抜いた。

だいたい、モンちゃんはこの3年、いつも殿に目の前で網戸を開けてもらってたのに、今だに自分じゃ開けられない。
それっぽく触ってはいるけど、力点がめちゃくちゃ。

殿は窓をサッシの左右どっちからでも開けてたからね。外に出て、帰りも自分で開けて帰って来たもんね。


おりゃ!

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殿は腎臓値はそこまで悪くなかったけど、貧血はやっぱり腎臓からだと思う。CREは筋肉がなくなると上がりにくくなる。
1週間くらい前から、無臭無色透明さらさらのチッコを日に5回はしてた。
尿比重を検査すればチッコも数値化できるけど、においをかいでみればある程度分かる。
毛のパサつきで脱水もある程度分かる。
何より気にかけるべきは状態だと改めて思った。

ビーの毛はフッサフサだし、チッコも1日2、3回。お水はよく飲む。

貧血は腫瘍の可能性もあったけど、あのチッコを思うと、順調にきてた腎臓に、この1ヶ月の間で変化があったと思うんだよね。
長い梅雨と急な暑さによる変化だったのかな。

膵臓の検査も出したままなので、後日、先生と話そう。分かることは分かっておきたい。

今後も季節の変わり目は特に状態に目を光らせて!

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14日水曜、朝ビーが私の首~顔にくっついてモゾモゾ動くので目がさめた。
足元にはモンちゃん。

朝ビーがあんまり食べない。
カリカリにおかかのせたら食べた。
前の夜には3回下痢してた。

朝10号の雨が降って、昼には晴れた。
湿度がすごい。

ナマリ買ってきて少しあげたら、ビーはペロッと食べた。下痢中だから、少しだけ。

ビーは、甲状腺亢進症、ibd、腎臓は初期、鼻炎もあるので、そのつど薬で抑えて免疫力を落とさないこと。

それにビーは平気な顔してるけど、ずっと一緒だった兄たまがいないことで、変化はないか。今のとこない。

海へ。ノロノロ10号でまだ濁り。
ヒキは弱くなったので、ウネリは少しあったけど怖くない。
一昨日、親方が14日の午前中までで収まるんじゃない、と言っててその通りだった。
風はまあまあ。
強烈な日射しと青空のもと、泳いで浮かんだ。
8月の海は最高。
一度上がって、5時前にまた泳いだ。
人は少なかった。


写真はいつも帰る間際

お寺でストレッチ。
どこにいても、何してても、誰かとしゃべってても、ふっと殿のことを思う、まだ7日も経たないのに、もう殿を思うと暖かさに包まれて、いつも一緒にいるような感じがする。
暑いからなのか。

帰り、またCに付き合ってイケア。
配送に12000円かかるので持って帰ろうとしてたけど、どう考えても車に入らないので、結局配送。

つい先週、イケアで殿のホエキグッズ収納箱を買ったばかりだった。3年間ダンボールを使ってたので。



夜、ビーはカリカリをよく食べた。ナマリも少し。
下痢はなし。
でも、お腹はきゅるきゅるいってる。
前日からディアバスターを計2回飲ませた。

モンちゃんと二人でお留守番、大丈夫かな、とイケアでCを待ってる間気になってたけど、二人とも寝てたみたい。
この二人は仲がわるいわけではない、良くもないけど。
ちょっと似たとこもある。素直なとことか、オラオラなとことか、欲望に一直線なとことか。
かちこさは月とスッポンだが。
コメント

お盆の海

2019年08月14日 | お散歩
12日。午前中に一雨。
ビーはとくに変わりなく、朝も晩もカリカリを何度かにわたってよく食べた。ウエットは食べない。

夜に下痢。
5日に1度のステロイドを、今回忘れてしまって、6日目に飲ませたせいかと思われる。要注意。

鼻水は減ったけど治ってないので、抗生剤2日目。

日中暑くてほとんど本棚の上で寝てたけど、人の夜ご飯のときは、すっくと起きて可愛らしくそばにいた。

ビーは、殿がこの夏ずっと気に入って寝てた椅子の上では寝ない。


おれはねるぜ!

どぅーぞ!

モンちゃんは、はっきりいってデブだ。これからは、置きカリカリは最小限にしよう

--------

2時すぎCが来て、海へ。
Cにはメールや電話でなく会ったときに話したかったので、車に乗ってすぐ、殿のことを話した。
出だしから「あっぱれだったよ」といったら、「?」だったけど、旅立ちまでの様子を話すと、「あっぱれだねー」

私「モンちゃんの血を輸血とか嫌だったのかなー」
C「やでしょ!」

「猫の顔で旅立てるだけでも幸せだよ、モユは顔がないからね」
モユ21歳は鼻の腫瘍の手術を2回して、顔の一部がなくて、今や「ゾンビになってもご飯食べてる」
すごいねえ。

昨日のEちゃんも、ガーリックオイルの作り方聞いてたとき、自分、ニンニクだけは青森って決めてます!とか不意に変なボケ?をかましてたけど、Cもこの日は、体をはって笑わせてくれてた。

二人とも無意識にやってたと思うけど、私が笑うとほっとしてたんだろう。
見た目はノーメイクでちょっとやつれてるからね、でもメンタル的には二人が思うより元気だったと思う。



10号の影響で、葉山の海は白っぽく濁り。魚どころか自分の足も見えない。黄旗。
一見凪のようでも、低くて分厚いウネリが時々セットで入る。
背泳ぎで中盤に出て、クラゲには会わず。
仰向けで浮かんで、青空を見ながら、ウネリに乗ってゆ~らゆら。

上がるとき、Cは波打ち際で波に足をとられ、転がっていた。
10号のヒキは相当強かったけど、あのたくましいCがごろごろと。
腕を片面擦った上に、膝をクラゲにも刺され、転がったせいで「股関が砂だらけでジャリジャリが取れねえ!」
と、たてつづけに私を笑わせていた。

富士山の上半分がよく見えた。
トンビがいなかった。

夕暮れもう一度入りたかったけど、ヒキが強すぎてやめた。
10号は各地で水難事故が起きている。
石橋はたたいて渡らないのが、自然と向き合うときの鉄則。

シルバーHさんが、岩牡蠣をとってきた。
8、9月の台風のとき浜に上がってて、生きてれば食べれるそう。
シルバーが餌付けしてるカラスの夫婦は、おやつ夫婦と同一カラスらしい。
親方もみんな日焼けして、海のシルバーは元気。

コンビニでは、Cはソフトクリームを髪にベッタリつけて笑いをとって、さらに車のドアにぶつかったり、ほかにも何かあったけど忘れた。

お寺ではゆっくりストレッチ。
この日は白の蓮が一番いい香りだった。
このお寺では、モンチの頃から数年間、殿の健康をいつも祈った。
感謝。これからも祈ります。
木星が明るくて、蠍座の上にいた。 蠍座は猫の目まで見えた。
煌々とした月の上に土星。

帰りのスタバで、
C「トールラテダブルショットぬるめで」
店員「ホットですかアイスですか」
C「ぬるめって言ったらどっちだろうね」(笑顔で)
店員「すみませんホットですね」

帰りスーパーに寄ったら、つい見ちゃうよね、刺身売り場。一生分くらいサーモン買った気がする。
毎回毒味したり噛んであげたりしてたから、サーモンの味でいろいろよみがえりそう。マドレーヌじゃないけど。

夜は、「昨日何食べた?」でやってたツナマヨキュウリと薬味たっぷりトマトそうめん。
連休中なので、ダーと二人で毎晩ゆっくり殿を追悼している。仕事に煩わされることも全くなく。
こんな時間まで用意してくれるんだから、殿はすごいよなあ。

4年前、モンチを送った後、しばらく泣いて嘆いて悲しみから抜け出せなかった私の顔を、強く厳しい目でじっと覗きこんでいた殿は、モンチにできなかったことを全部叶えてくれた。

この夜にビーがトイレの入り口の足をかける細いところに下痢を垂らしていて、どうやって拭こう、と思うより早く、ダーがスコップで少し砂をかけ、外側には砂一粒落とさずに便をトイレに戻し、さっさときれいにしていた。
トイレ担当大臣の鮮やかなスコップさばきに脱帽。
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ハレルヤ

2019年08月12日 | 猫トーク

(2012年の殿)

次の朝、ビーはすたすた私の前を歩いてお気に入りの椅子に横たわる殿の顔を見上げた。
それからまた歩いて、私の方を見て、声を出さずに鳴いた。5回くらい。

朝から暑かった。
前の日から猛暑だったので、クーラーの風をあてていた。
顔も体も、きれいに拭いた。いつも一緒に聞いた、ボブの歌かけて。
口元の流動食の汚れは完全にはとれない。やっぱり猫の舌じゃないとね。
毛とおひげを少し頂いた。

じゃあ殿、ちょっと出かけるけど、帰りも一緒だから、ちゃんとついてきてね。

10時にお寺へ。
タクシーで20分くらいの、モンチの時と同じところ。
ついてすぐ、ツクツクの声。
猫のいっぱいいるお寺で、きれいに洗った猫のお皿や猫ベッドがあったけど、さすがの暑さで、猫の姿は一匹だけ。

お別れの挨拶の時には、three little birdを歌った。

ダーは「殿、いい顔してた!男前だった」と何度も言ってた。
本当にかわいい、誇り高い顔で眠っていた。

待ってる間、お寺の周りを歩いた。
くらくらするほどの日射しで、ふつうの人は出歩かないくらいの暑さで、私にはちょうど良かった。

1時間半くらいで戻り、きれいに並べられたお骨と対面。
担当の方、とてもしっかりした骨格ですね、歯もしっかり残ってます、キバも4本すべてきれいに残ってます。
ひとつひとつどこのお骨か説明してもらって、ひとつひとつ撫でた。
喉仏も立派だった。
爪の形もきれいだし、指の骨はかわいかった。

変なとこなかったですか?
担当の方、腫瘍などは焼け残ることがあるんですけど、そういったものはなくて、本当にきれいな骨だと思いました。

さあ殿、一緒におうちに帰るよ。

帰りは少し歩いて電車で帰った。モンチは電車なんか無理だと思ったけど、殿なら平気。病院も全く嫌がらなかったもんね。

殿をつれて河原に出て、ダーがビールを買いに行った。

一緒に河原に来れたね、これからはいつでも一緒に行けるね。
自由のきかなくなってた体を脱いで、自由になれたんだもんね。

日射しがすごくて、顔がどんどん焼ける。一段と黒くなった気がする。

川を見下ろす階段に座って、殿を囲んで、ビールを飲んだ。

前日の検査のとき先生が、残された時間が少ないってなんで言ってくれなかったんだろう!というと、ダ「いや先生は遠回しに言ってたんだよ
それでも私が先生のことをぐちぐち言ってたら、ダ「Nちゃん!あの先生に感謝しなかったら人としておかしいよ
ほんとにね。

自分の寿命を越えて私に応えてくれた殿は、19年間私に幸せだけをくれた、私が自分を責めたり悔やんだりするのは、殿の本意であるはずがない、殿に失礼だ。
これからだって、たくさんの記憶で、私に幸せをくれるだろう。

じゃ、帰ろっか。
ここからなら、家がどこかわかるでしょ。
病院行くとき通ったもんね。

青い空に、白い雲。台風の風。
ダ「あの雲殿っぽくない?」
ベタなこと言うな、と思ったら、ほんとに香箱の殿そっくり。
雲はどんどん形を変えるけど、何度か殿そっくりの雲が見れた。

これからはちょっとした殿を見逃さないぞ!
モンチは美しい花々を通してよく会える。鳥や虫やトカゲのときもある。
ビーは今もうちにいるけど海に行ってもたくさん飛んでる。
殿は?

殿のような高貴な生き物って、アンデスの山の上にでもいかないとなかなか会えないと思ったけど、絵画があった。
北斎、守一、ほか日本画によく描かれている。
最近だとエッシャーの絵にも見つけた。
殿は時空を越えて、芸術家に愛されている。

殿、おうちだよ。
これからもみんなのこと、たのむね。

おう!

祭壇を作った。
お供えのモンプチクリスピーは、ビーが開けるなり食べた。
次に入れたゼッピンも入れるなり食べた。結局袋のまま供えた。

少し涼しくなってから、バイカウツギとクレマチスを植え戻し。
生き延びてくれてるみたい、植物はほんと強いなあ。
水鉢をしっかり作って水をたっぷり入れた。
クリローにミニ支柱をたててきれいにした。
モンちゃんも一緒に庭にいて、草食べたりごろんしたり。
ビーも抱っこして出た。

ダーはビートルズや晴臣さんをかけていた。I WILLはそのときの気持ちそのままだった。



夕陽どきにまた河原に出た。
シャボン玉おじさんもいて、シャボン玉と、エクセレントな夕焼けを見た。

夜、病院からお花が届いて祭壇に飾った。自分で描いた殿の絵も飾った。すごくよく描けてると、ダーにも評判の絵。
いつも殿がとってたポーズの絵には、一瞬ではなく長い時間がこめられている。
何かにつけて目をやってた殿がいないと、寂しいけど、さっと祭壇に目をやる。白の百合も殿のようだ。祭壇の殿にはモンチがべったりくっついてる。



ほかにも家にはたくさん、あちこちに画家たちが好んで描いた殿の絵が飾ってある。

ツマミをいろいろ買ってきてもらって、ビールを飲んで殿のことをたくさん話した。
家に来た頃のこと、下馬では一日外で遊んで、玄関前で待ってたこと、モンチとビーにモテモテだったこと、バカ力で網戸ストッパーこじあけてたこと、外ではトイレしなかったこと、モンちゃんも最初から殿をリスペクトして、殿の尻馬にのってたこと、どれだけ賢かったか、今頃モンチが大喜びで、金魚のフン復活してること、実の妹ハナにも再会してること。
19年も一緒だったから、話はつきない。

その間、ビーは私にはりついて目をキラーンとさせて、ゲソ揚げのイカを狙っていた。
ササミをちぎったらよく食べて、鶏唐揚げをじっと見ていた。

話してるうちに、殿は健康だった頃のたくましい姿になった。16歳までは、殿はずっと変わらず、老いは全くなくて、年より若かったからね。



日記も読み返した。
小さなことでもたくさんメモっといて良かった。

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11日、日曜。
ビーはカリカリをパクパク。
腎サポーセレクション、ゼッピン、シーバ。

自分から何度かにわけて食べる。
日中は祭壇の横や前の椅子や窓辺の箱でよく寝てた。
9日10日はニャーニャー鳴いて私にべったりだったけど、いつもの感じで過ごしてた。

まだ鼻水が出てるので、新しい抗生剤。

モンちゃんは草の食べ過ぎでヌンチャクウンチを落とし、ダーに「だせえぞ!」といわれてた。

私たちものんびり家事したりご飯食べたり、日記のつづき読んだり。

鉢上げしてたコーネリアに新しい葉っぱが出た。すごい!
迷ったけど、バラの植え替えは冬と決まってるので、コーネリアだけは今はやらずに待つことに。
ほかは木も草花も植え戻した。
育つのが楽しみ。

夕方、河原の大柳でEちゃんと会った。
Eちゃんは、当日にLINEしたら電話くれて殿のことは話してあった。

まだ暑くて人少なかったけど、土手の道から草の上にでると、途端に空気が良くなり、涼しくていい匂い。
柳の下は木漏れ日があってももっと涼しい。
アブラが全盛、ツクツクも。

私は食欲なくて余りかけてた食パンを焼いて、桃とスイカ切ってもっていった。
Eちゃんのもって来たアイスとカンヅメのパインやモモをパンにのせて食べたらめちゃうま!
すごいこぼれるけど。
Eちゃんはすでに濃い玄米茶をハデに服にこぼしたまま来ていた。私はタンクトップが裏返し。



定番のガーリックオイルも美味しくて、たくさん持ってったのにパンが足りなかった。
河原の大柳の前で、食欲出ないなんてありえないみたい。
たあいないおしゃべりしてたくさん笑った。



アオサギがやたら忙しそうで、カラスとケンカもしてた。
10号の風で雲が流れて、暗くなると星が見えた。
大柳からはひっきりなしに蝉の交尾の音。

夜、Mさんから殿の旅立ちは「あっぱれ」という言葉をいただき、そうだ、殿あっぱれだ!
あっぱれあっぱれと思ってるうちに、晴れやかな気持ちになってきた。
日記を読み返したら、私もよくやってた。
ハレルヤってこれか。
祭壇が明るく光って見えた。

大往生って、こういうことか!
ダー、うん、本当に自然のままに少しずつ老いて、天寿をすぎるほど生きて、辛くなった体を捨てただけで、殿は変わってないよ。
子猫の顔にもどって天国デビューできたんだ。
そこに悲しみなんて、ないんだ。
こんな境地があるのか。
ハレルヤ!

深夜、モンちゃんがワーワーいうのでダーがエントランスに連れてくと、猫好きの住人が近づいてきて、撫でるまでは良かったけど、その人がポストの鍵をガチャガチャした音に焦りまくり、モンちゃんがバタバタ暴れて、連れかえった。
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真夏の空へ

2019年08月11日 | 猫トーク



8月8日は立秋。雲が高くなった。

前の日記で、病院で貧血が分かって、家に帰った後、殿はテーブルの下にしばらくいて、ゴロゴロいっていた。
このゴロゴロは、辛いときに出すサインだったけど、顔つきは苦しそうではなくて、夜にはシリンジご飯をして、ちゃんと飲み込んでくれた。

夜、少しずつ場所を移動して、2歩で倒れながら、板間まで出て来た。
殿の手が冷たい。
手を握ると、私の手に、頭をもたせかけた。
深夜1時すぎ、ダーが帰った。

明日は輸血して、それで元気出るよ、と話した。モンちゃんの元気分けたいね、って言ってたのが現実になるね、と。
そう思ってた。
目の前の殿はぐったりしてたけど、前の日までとは違ってたけど、輸血で元気になる!と信じて、輸血が効いてるうちに大がかりな検査をするか考えよう、貧血について詳しく調べて、造血サプリも取り寄せよう、と思ってた。
これから本当の正念場がくるのだ、と。

板間で伸びる殿と向き合って寝転ぶと、殿は私の顔をじっと見た。
いつもより瞳孔が開いていた。
子猫の頃のような、すごく可愛い顔だった。
手を伸ばすと、私の手に頭を乗せた。私の指を、肉球できゅっと握った。
明日、元気印モンちゃんの血を分けてもらえば大丈夫、これまで何度も生を取り戻した殿だ、今回も大丈夫!と思っていた。

2時半すぎ、私は眠ってしまい、ダーが4時すぎまで見ていて、その間も一度チッコもらしただけで異変はなかった。
6時半に起きてすぐ様子を見たら、呼吸が速くなっていた。
お腹の上下は早いけど、苦しそうではなかった。

やっと、ここまできてやっと、旅立ちの準備だと思った。
ダーと二人でお腹や顔、頭をずっと撫でた。ずっと声をかけた。
がんばれとはもう言えなかった。
殿ありがとう、殿愛してると繰り返した。

呼吸はしだいにゆっくりになった。
少し水分を吐いた。
その後で静かに、眠るように、息をひきとった。
はじめ気づかなかったくらい。
お腹にずっと手をあてていたダーが、お腹が動いていないことに気づき、顔や足を撫でていた私が、息をしていないと気づいたのはほぼ同時だった。
本猫にしかわからないけれど、苦しんだようには見えなかった。
穏やかに、すーっと眠りにつくようだった。

殿は16歳までは筋骨隆々の健康体6キロ弱できていて、2017年はじめに急に痩せて膵炎の診断を受けて投薬を始め、7月には腎不全の薬、輸液も始めた。
それから2年半、ひとつづつ、少しづつ、食べるものが減り、習慣(お腹フミフミ、私の枕で寝ることなど)が減っていった。自宅輸液(リフレ)と強制給餌は、波に合わせてずっと続いた。
下僕のお世話にこたえるように、2017年春~2018年の間は、強制給餌のいらない時期もあり、体重がなんども盛り返し一時は4キロまで戻った。
2018年の年末、お刺身を食べなくなったときから、少しずつ私は、メメントモリを意識するようになった。
生き物はみないつか死を迎える、今を楽しめ、ということ。
ただ殿は、いつも生きる歓びを取り戻した。
食べなかったお刺身をまた食べるようになり、キッチンで何かちょうだい、といい、外に出て日向ぼっこして、私が仕事から帰ると迎えに出てくる。リフレのたびに気持ち良さそうにしてた。

だから、一山はこれからだと思ってた。
これから食欲廃絶や輸液の拒否、下痢や嘔吐、暗くて冷たい床に引きこもる段階が訪れるのだろう、と。

殿は前日までリフレも全く嫌がらなかったし、朝はお皿の前にきて、ジュレをちょっとだけどなめたし、シリンジご飯も飲み込んだ。お水も自分で飲もうとした。
トイレに連れてくとふんばった。
薬も飲んだ。
顔や体を拭くときも、全く嫌がらないで私の好きにさせた。
私は殿のために何かをすることが、いつも幸せだった。楽しかった。大切な時間だった。

何年でも続けたかった。
でも、殿は、私が答えのない決断を迫られる前に、モンちゃんの血を抜く前に、私のお世話を拒否する前に、私とダーが揃ってるときに、お盆休みの前に、旅立った。
殿がずっと見せなかった顔をしてた。

殿がうちに来たばかりの頃の、うちの猫が殿一人だった頃の、子猫時代の顔だった。
新しい猫が来るたびに受け入れて、下の子の前では私たちに甘えずに、みんなのお手本のように気高く賢く気品に満ちて、賢者といわれた殿は、最後の最後になって無邪気でわんぱくで甘えん坊だった子猫の頃の可愛いらしい顔に戻って、私たちの腕の中で旅立った。

ダーは旅立ちのとき、撫でながら「殿はすごいよ!殿はかっこいいよ!」と声をかけていた。

ダーは、殿は一周回ってた、と言ったけど、16歳で賢者をまっとうしたあとの3年間は王公貴族として、みっちりお世話をさせてくれた。
輸液は500回近くした、殿の食べたいものを探しつづけた、トイレのときはついていった、ひまさえあれば顔や体を拭いた。
介護前より親密な仲になり、撫でたり、おでこにチューしたり、声をかけることも思う存分した。
その間、何度か私に心構えをさせた。覚悟もさせた。本当にたっぷり時間をくれた。

それでも悔いはつきない。
だって、通院の翌日だった。
なぜその日のうちに輸血、造血剤治療しなかったのか、と、これは先生の判断であり、先生を責めることで私が自分を責めることを軽減するための殿の計らいだったようにも思う。

直近の週末まで海にライブにと夏を満喫してたこともどうかと思う。
殿の衰弱は徐々に徐々にゆっくりだったから、その段階に来てることがわからなかった。殿は何度でも上向く!という希望が常にあった。
これも、私が大好きな夏を謳歌するがよい!という殿の計らいかもしれない。
介護序盤はオロオロ動揺し右往左往していた私を、あわてず騒がず考えて、できることをして、いつも希望をもって日々を楽しめるようにと鍛えてくれたのも殿だ。

お気に入りの椅子に上がれなくなったことが急変だとしたら、そこからたった1日だった。

ああでも、私はバカだった。
よく寝れたな、オイ!
楽観もここまでくるとバカだろ。
バカだったー。バカバカ!大バカやろー!
殿にふさわしい人間にはほど遠い。
一生かけても殿につりあう人間になる自信はないけど、殿、また会おうね絶対ね。

ビーはその日、一日中私にべったりだった。殿に寄り添ってるときから廊下で私を呼んだ。
ずっとそばにいて、腹に乗ったり膝に乗ったり。
シッポばんっ!でポンポンさせたり。
ビーに悲しみの様子はなかった。
やっぱり猫にとって死は悲しみではないんだと思う。
今月で19才、かちこすぎるビーは、もうすぐ殿が消えること、でも実は消えないこともわかってたようだ。

ビーは泣きまくる私の意識を自分に向けて、「あたちがいまちゅけど!」と存在をアピールするのは、モンチのときもそうだった。
ビーは殿と同じ年でありながら、元気にむしゃこいしてくれて、少し若返った雰囲気まで出して、私に殿の下僕業を優先させてくれた。

モンちゃんは私が泣いてようがなにしてようが、「おちょといこーぜ!アッハー!いいてんきなんだぜ!」とワーワーやってた。
モンちゃんの明るさが、日々をどれだけ照らしてることか。
一緒に庭に出ると、土の上でごろんした。
無心になってクリローやホトトギスを植え戻して水やりをした。暑さで溶けた。
百日紅が咲いてる。

2019年8月9日、この夏一番の猛暑日。
空が青くて、なにもかも眩しくて、ボーッとするほど暑くて、ミンミンゼミが鳴き、台風のいい風が吹いてた。
お花屋さんに行くと、殿にぴったりな白のヒマワリと白いバラがあった。
庭のアゲラタムやチェリーセージと一緒に飾った。



夕方河原に出て、遠くにいる台風10号の風を浴びて、空や緑や川や上弦の月を見ていたら、悲しみよりも殿への感謝の気持ちがあふれてきて、止まらなくて、景色が染まっていくようだった。
モンチの夏至にしても、殿の真夏にしても、自然が全力で私を支える季節なのだ。
すべてが殿であり、すべてがいとおしかった。
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殿の8月検診:貧血

2019年08月08日 | 猫トーク

函館から連れてきたギボウシに初めて花が咲いた。

朝、殿の胸元が濡れてた。
チッコのにおい。

ご飯は食べない。
ロイカナリキッド、FKW、キドナをお給餌。
蒸しタオルで体を拭いて、ドライヤーの微風で乾かした。
小さくゴロゴロいっていた。

夕方、月イチの検査。
ヘマト17、深刻な貧血が起きていた。
暑くてバテてるんだと思ってたけど違った。
貧血で、体や脳に酸素がいきわたってなくて、動くのがしんどかったのだ。
足腰がだいぶ弱っていて、椅子の上にあれないし、歩いてるとよろめく。

ヘマト17は命に関わる数値。
(厳密には15)
頭が真っ白。

輸血の話がすぐ出た。
ただ、殿の場合、非生産貧血(造血されていない、名前違ったかも)であろうとのことで、輸血して元気でいられるのは一週間くらいと言ってた。

大がかりな検査をするか、年齢や衰弱していることをふまえて受け入れていくか、とも言ってた。
大事な話なのに、呆然としてしまって全部は思い出せない。

明日の朝、モンちゃんを連れて輸血しにいくことにした。
それで風向きが変わることを祈って。

白血球が多いので、今日は抗生剤の注射だけした。
造血剤は、明日の輸血のときに、とのこと。
膵臓は外注検査。

帰ってから、殿はテーブルの下でぐったりしてるけど、小さくゴロゴロいってる。
ふしぎなくらいゴロゴロいってる。
顔も穏やか。
じっとしていれば、辛くはなさそう。

立ち上がろうとしたけどトイレまでは行けなくて、その場でした。
やっぱりほとんどにおわない、水みたいなチッコだ。
大がかりな検査をしなくても、腎臓からの貧血だと思う。
造血ホルモンの指令を出すのは腎臓だ。
この1ヶ月の間に、水のようなチッコを同じとこですることが増えていた。
におわないから腸液だと思ってたけど、チッコだったと気づいたのは3日くらい前。
これがほんとに見てるときにはしなかった。
見てるときはトイレにいっていた。
トイレ前では、ちゃんとにおうチッコもしてた。
今日の検査でBUN69、CREは0.8

トイレまで行けなくなったのは、昨日(7日)の夜から。

輸液は毎日、お給餌も続ける。
できるだけそばにいる。

ひと月前は「順調です」だったのだが、この1ヶ月は徐々に徐々に弱っているのは分かっていた。

いつか来る日がきたか、とも思うけど、諦めはしない。
殿にとっていいことを、考えて、探して、やる。

Hちゃん、モユ、ブロ友のMちゃんも、目をみはる生命力で危機を乗り越えていて、彼らに励まされている。ありがとう!


今日の午後は日陰になってから、沈丁花やクリロー数株、バラを植え戻した。
その間、モンちゃんはそばで見てたけど、途中で飽きたのと暑いので、先に部屋に戻った。
暑かった。

モンちゃん、明日はつきあってもらうね!
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夏ライブ

2019年08月06日 | 日々のこと

モンちゃん、お肉溢れてるよ


ちょれがにゃにか?

日曜は、久しぶりのライブで、帰るのが10時半になってしまった。
ダーが仕事でいなかったので、遅くなってから殿にお給餌したけど、むりなく80kcal食べさせるには3時間は欲しいので、10時半じゃ遅かった。

でもこの夜ばかりは仕方ない。
夜通し飲んで爆音で音楽聴いて、終電も明日のことも気にせず、でたらめな時間に身をまかせてた、あの夏の夜の空気を、数年ぶりに感じた。

9時には猫が気になりだして、いつ帰ろうかと時計見てたけど。

Yさんの歌も詞も、Mさんのベースも、ギターもドラムもキーボードも爆音でうねって気持ち良かった。

はじめスピーカー近くにいたけど、すでに右耳が音響難聴の私は左耳は死守しないとまずいので、スピーカーから離れた
終わりのほうの曲は座ったまま踊った。
やいやいやいや、ロックはいい。音楽はいい。

ライブのあとはロックなおじさんたちが持ち寄ったレアなアナログをかける時間で、それももっと聞いてたかったけど、途中で猫の気がかりが限界にきて、帰った。
いいスピーカーで聴くONユー最高。

Hさんと一緒に行って、会場でIさんに会った、Iさんってめちゃくちゃ気ぃつかいなのに、全く空気読めない。

前座のNさん、トリの歌は猫の歌だった。
Yさんの歌には猫はもちろんいろんな動物が比喩でなくその動物として出てくる。

帰ると殿がぐったりしてたので、すかさず下僕業。

でたらめな時間が大好きで、これが私の生き方くらいに思ってたけど、今は終電どころか、9時には帰りのことを考える。
だって、帰ったら猫たちがいる。
いつも私を待っててくれる。
彼らのためなら、やりたいことなんかたやすく諦めるし、たやすく生き方も変える。
生き方は変わっても、ロック魂は変わらない。
そして今の私が何よりやりたいこと、それは彼らの下僕業なのだ。

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月曜日はダーも私も休みで、前日の分まで手厚くお世話して過ごした。
殿はリフレして、リキッドのご飯をまめにお給餌。
汚れた部分をきれいに拭った。
前の日よりは元気になって、夜はダーに寄り添って撫でられていた。
ビーはポンポン2時間とかさせていた。

ダーは殿をお風呂に入れたがってたけど、今はやめておいた。
今の感じだと、ちょっとしたことで風邪ひくかもしれない。
抱っこして前足の先だけシャワーを浴びさせた。
殿は全く嫌がらない。

工事で土を掘り返したせいで、猫の好きなイネ科の雑草が生えて来ないので、河原に取りに行った。

炎天下の河原はほとんど人がいなかった。水着着ていけば良かった。ズボンが濡れるがまま川を渡ってみた。
水はぬるかった。魚は梅雨前より少なかった。

幾つか雑草を根ごと持ち帰り、庭に雑草畑を作った。
ついでにクリスマスローズを一株植え戻し。
このところ毎朝水やりしても、鉢物は日中に干上がる。

夜、サーモンをチンしてあげたら、ビーがちょっと食べては休み、ちょっと食べてはポンポンされ、ちょっと食べては休みを何度も繰り返すのがかわいかった。

モンちゃんは夜の散歩に出て、しばらくしたら家の庭でごろんしていた。
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8月はじめの土曜

2019年08月06日 | 日々のこと

トイレにこもってたビーのとこにわりこんで来た殿。ほかの猫だったら絶対ゆるちゃないビーだけど、殿は別。

ビ:どかないけど、そばにいてもいいにょ。どかないけど!

8月3、4の週末はよく晴れて、真夏の空。
殿の調子はあまりいいとは言えない。
お刺身の食いつきが悪くて、10割のお給餌生活。

目も開けきらないことが多くて、6月末の状態に似てる。
今回はもっと信じてようと思う。

水も自分では飲まないので、ホエキを毎日~3日に2回のハイペースでいくことに。ホエキするとその日は毛がふさっとしてる。

チッコをトイレの外でするので、においをかぎやすい、ちゃんと濃いのが出てる。
腸液らしきものを1日に3回くらい同じ場所で垂れ流す。これは無臭。
見た目はどこから見てもお爺さん猫。
これまで見たことないよ、こんなにお爺さんらしい猫。
貴重な姿を見せてくれてありがとう殿。

ビーは金曜日の夜に久しぶりに下痢した。その1回きりであとは元気、毛もふわふわ。
同じ年でもビーはまだまだ若い。美人。

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土曜は2時すぎに家を出て海へ。
芙蓉も咲いた。
海は真夏の太陽がギラギラで、砂が熱かった。
海に浮かぶと雲ひとつない青空、蝉の声が聞こえていた。

海に入ってすぐに膝をチクッとやられ、目視もした。もう出たんかい!
その後は会わなかった。浅瀬はクラゲ泳ぎで通り抜けた。

濁り気味。

岩まで行くと兄さんがすぐ現れ、同じとこをぐるぐるまわってから遊泳区域のロープの外へ行こうとする。
岩まわりは浮き輪の人が多くて兄さんもうんざりなのだろう。

奥にはソラ1匹、タカノハ、ベラは大きい。イサキもでかい。メジナの子の群。
濁り気味、潜ると潮は冷たい。
遠い南の海上に台風がいたけど、ほとんど影響なし。

岩の上は撮影会場になっていて、若者たちは集団で来て写真を撮るだけ撮ったら浮き輪で帰っていく。

浜に戻って休んで、夕暮れにもうひと泳ぎ。

お寺でストレッチ。
星がよく見えた。
木星が明るくて、アンタレスの近くにいる。蠍座は全体見えた。
大三角形はまだ東より。新月。

イケアに寄って、Cの新居の足りないもの購入。
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