バラの一番花咲く前のころ
モンチの嘔吐が気になる午後、
サッと海へ。
高速の夾竹桃が咲き進む。
赤の咲くのが早い。
タチアオイ満開。
葉山は凪、少しだけ濁り。
シーガルの上に長袖も来てグローブも着用。
離れ岩の近くでタナゴ群に会って
ときどき体を倒すとシルバーグリーンに光っていた。
しばらく後を追ってたら左奥の岩の手前に、
ネオンカラーのオレンジ、
尾のあたりがコバルトブルーのチビ魚の群。
辺り一面、ものすごい数、みんな逃げない。
真夏にも同じところで見る子たちで、
チビの頃の方が色が強い。
まだら柄の子もいた。
左奥の岩の後ろに行こうとしたら
急にウネリが高くて急いで引き返した。
どでかいボラが3匹いて、Cの方へ。
水から顔を出すと、
ボラを見つけたCは水に顔をつけたまま、
「うにゃにゃにゃにゃ」と
獲物を見つけた猫みたいな声を出していた。
口も水に浸かってるのに声が普通にきこえた。
ベラは大きい子がいっぱいいた、
浅いところの岩にもいた。
岩にはまだいろんな海藻がくっついている。
浜でちょっと休んでからお寺へ。
Fは手水鉢の上で様々なポーズを決めていた。
その日、子育てはママの担当らしく、
Fはオレに専念していた。
ママは何度も巣と周りの山を行きかっていた。
少し遠くの杉の木の高いところに巣があって、
もう大きい子どもたちが見えた。
すっかり大きいのに巣立たないらしい。
前回、巣にいたFは子育てをサボって、
Cのそばに滑空してきて、
子育てのグチをえんえんしゃべってたそう。
百合のツボミがだいぶふくらんだ。
路地のテイカカズラ満開。
一時的にそこに住んでる、というおばさんとお話。
紫陽花はだいぶ色づきだしたけど、
雨が少なくて本調子ではない。
山アジサイも咲いた。かわいい。
竹林に変なオブジェが建った。