なぎのあとさき

日記です。

寒気いいかげんにして

2019年04月30日 | 日々のこと

GW3日目の29日、いまだ寒気とやらが居座っていて寒い。
GWにこれはないわ。ひくわ。
4月の終わりっていったら、真夏日が出てもいい頃なのに。

ビーは、顔つきや状態が良かったのでステロイド2.5日を続行したところ、やっぱり2日目すぎる頃からお腹がきゅるきゅるして、少し下痢。
あと、鼻水がひどくなってフゴフゴしてたので、バイトリルを飲ませたらすぐおさまった。

ビーはササミとシーバのカリカリをよく食べるけど、ウエットはほとんど食べなくなった。
昨日は人間がうどん食べてたら、ぴったり横にくっついてきた。

お水はよく飲む。
触った感じ、ふっくらしてる。
朝は私の顔にあごを乗せて寝てる。
夜はダーにくっついてポンポンされてる。

殿は、セレニア36時間ごとに飲ませてるなか、さっき24時間を少しすぎたところで吐いた。
この雨と寒さのせいだと思う。
去年はこの頃にはもう夏日だったから、食欲もどんどん上がってたのになぁ。

天気のことは、誰にもどうにもできないし、仕方ないってわかってるけどさ。

モンちゃんはとても元気。
モンちゃんってアルコール綿の匂いが好きな変わった子で、虫さされの痒み止めの匂いも好きらしい。
私が腕に痒み止め塗ったら、クンクンかいで舐めようとしてた。


ダーの足の上でお昼寝


雨降ってると外に出ないけど、夜「アーオゥ!」(アにアクセント、F1の音の感じ)と騒いでた。

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バラにつぼみがたくさん出てるけど、例年よりちと遅れてる。
葉っぱの裏に、去年も出た幼虫のちっこいのを発見。
今のうちに、雨上がりには毎回スプレーを。

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連休初日の27日は、雨で寒いので出かけず。
夕方になって雨が止んで、オオゼキに行ったらそこまで寒くもないと思って、お茶を持って河原へ。

雨雲と青空の境目のないグラデーションの空で、マグリットの絵みたいだった。
風が吹くと寒かった。

こんな天気だと出かける気にもならないし、家のことをやればいいんだけど、洗濯もあんまりできないし、掃除もやる気しないし。

夜はキムチ鍋。

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28日は海へ。
めっちゃ澄み。ほぼ凪。
潮はそんなに冷たくなかったけど、太陽が出てなくて、風があって薄ら寒くて、着替える気にならなかった。
けど、もう着替えて腰までは行けそうだった。

Cは仕事で疲れきっていて、頭痛がずっとしてたみたい。

お寺も寒かった。
Tシャツとパーカーだけじゃ足りなかった。
着く頃には暗かったけど、黄色の牡丹を見分け、いい匂いだった。
竹の子は、まだ剥けるほどは延びてない。
鳥居の中だけは寒くなかった。


帰り、Tに会った。
しばらく会わない間に入院してたそうで、疲労で歯の付け根の膿袋が爆発し、口の中が大変なことになって左側の歯を上下とも全部抜いた、という話を嬉々としてしていた。
「ここ切ってさあ、アハハ」「今もこっち全然歯がなくてさあ、アハハ」と笑いながら。
実際そうなったら大変だと思うけど、Tはとっておきのおもろネタ!って感じで話してるし、面白かった。

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29日もうすら寒くて、河原にちょっと出たけど寒いのですぐもどった。

近所のカフェで、Yさんの朗読会があって、見に行った。
そのカフェで起こったことが書かれた短編で、登場する俳優が自分のセリフを読む。
あの場に残る記憶を、浮き上がらせていく感じもあり、新しい試みでもあり、1回目の公演で面白かったとこをまた見れた。
Aくんは、座って朗読しながら汗を吹き出してすごい。

朗読の後は、Yさんが去年大手術をして人工肛門つけて、それは嫌なものではなくて別にそのまま外さなくてもいい、と思ったとか。
カテーテル入れたとき、看護師に「息を吐きながら舌を出して」といわれ、こうすると体が弛緩するのが分かり、いろいろ使える、無敵状態になる、という話とか、手術後、頭で食べたいと思うものと、体で食べたいと思うものが違うことがわかり、「あれが食べたい」と思うことがなくなった、とか。




タコスパーティー、美味しかった。
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花咲く土手で

2019年04月27日 | 猫トーク


24日水から気圧上下が激しくなり、26日金は前日より10℃も気温が下がった。

朝ビーはササミとカリカリを吐き戻して、その後ずっと箱に入ってる。
水をいつもより多めに飲んでる。
お腹がきゅるきゅるいってて、ステロイド2.5日目だったので早めに飲ませたけど、やっぱり2日に1回に戻した方が良さそう、そうしよう。

今朝は私の顔に乗って寝てたし、さっきも撫でてたらゴロゴロいってたし、顔つきは悪くないし、毛もフサフサだけど、暑くなったり寒くなったりの気温上下で調子くずすことがこれまでも多いから、目をはなすまじ!


箱のくぼみから私をじっと見てるビー

殿は、ウエットをまあまあ食べるようになってる。
サーモンもよく食べる。
昨日、殿の入りびたりだったクッションを洗ってしまってから、ホトカの上にいる。

朝ラプロスを飲ませた瞬間にペッと吐き出したように見えたのに、まわり探しても落ちてなくて、気のせいか、飲んだのか、と思ってたら夜、ダ「殿のシッポにこれくっついてたよ」

明日から10連休、天気は予報が定まらない状況、油断しないで薬も食事管理も手厚めにしてたほうがよさそう。

ダーが毎日遅いので、殿との二人リフレにすっかり慣れた。
殿も私しかいないと分かってるようで、不満もなくじっとしてるし、終わった後もすぐに動かず、針の穴がふさがるくらいまではじっとしててくれる。
腎臓値は標準値内、3日に1回170ccを続けてる。
吸収には24時間かからない。

モンちゃんのお世話は、シニアーズに比べるとかなり適当だなぁ。
モンちゃん、ウエットをほとんど食べないことが気になってはいるけど。
カリカリはすごい食べる。

モンちゃんは寝るとき足元に来て、私が枕元に移動させて腕枕すると、そのまま朝まで寝てる。
今朝は私の枕に頭を乗せて、私をベッドの端に追いやって寝ていた。
モンちゃんの存在の明るさと頼もしさ。
明るさと頼もしさって、同じことかも。
モンちゃんは太陽。
モンちゃんのハナクソは太陽黒点。



金曜の夜は自分から私の腕にもぐりこんで丸くなった。
いとおしくて離れたくなかったけど、ビーが廊下でニャー!と呼ぶので行かざるをえなかった。
シーバを少し食べたら満足した。

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23日の木曜は、曇りのち雨予報が外れて晴れて暑くなった。
河原の土手の読書ポイントは、すっかりコシまでの草や菜の花に覆われてしまい、テトラまで降りて読書。
黒いカモはいなくなった。
ときどき、大きい鯉が大きい音をたてて跳ねた。
一雨降った後の強い陽射しで、緑が歓喜して光ってた。

「花咲く乙女たちのかげにⅡ」
ヴィルパリジ夫人のルックスについての語りが感じ悪い。

○フランソワーズよりもすぐれた芸術家でなけれぱ、その破壊された美貌を復元することは…ひとりの老婦人が以前どれだけ美しかったかを理解するためには、ただ眺めているだけではなくて、その特徴の一つ一つを翻訳することが必要だからだ。

さらに上の位の人、リュクサンブール大公夫人の美女っぷりの描写は凄まじい。

○日傘に半ばよりかかって、そのすらりとした見事な肉体を軽く傾けた姿勢は、帝政時代の美女たちによく見られるあのアラベスクを肉体に描かせていたが、そうしたかつての美女たちは、肩を落とし、背をまるく突き出し、腰をくぼませ、足を突っ張り、自分の身体を貫いてぴんと斜めに通っている目に見えない一本の支えのまわりに、まるでスカーフのようにその身体をはわせる術を心得ているのだった。

散歩中に見かける娘たちについての語り手の考え。

○このような出会いこそが世界をいっそう美しく見せてくれると考えたからだ…ありとあらゆる道に…花々を咲かせる…そうした花々こそが人生に新しい味わいを与えている。

そして、ゲルマント公爵夫妻の甥、サン・ルー登場。

○誠実と私利私欲をかえりみない性質は絶対的なもので、こうした偉大な道徳的純血さのために、彼は恋愛のような利己的感情では完全に満足することはできなかったし、その一方で私のように自分自身の内部でなくては精神的な糧を見いだせないということもなかったから、私には不可能なものとなった友情を持つことができる人物だった。

しかもハンサムでセンスがいいという、今のところ男ではダントツの好感度(女では語り手の祖母)。

そんな彼とおしゃべりしていても、語り手は「連れがいないときなら逆に感じることができるあの幸福感をいっこうに感じない」。
どんなに仲のいい相手でも、他人といっしょにいると真の幸福を感じることができない。
これはプルースト自身の基本的な態度らしい。

○たちまち精神はくるりと向きをかえて、この対象者のほうに思考を向け始める。

というところで、冷たい海に入るときを思い出した。全身で思考しなければ冷たい海には入れない。
Cとおしゃべりして思考がCに向かってるうちは、冷たい海には浸かれない。
語り手の場合、海じゃなくて自分の内部なので共感はしないけど。

○けれども私は、自分の魂と他者の魂との間にある違いを―人それぞれの魂は異なるものなので―いっそう増大させるかわりに、それを消してしまうような友情には、とても喜びを感じられそうになかった。

この部分はまさにシェアやいいねの無意味さにを思った。

テトラはコンクリが荒くて背中も首もいたくなり、ベンチに移動して読んだ。

夜はプール。
湿度が高くて夏の匂い。

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26日はお昼に懐石ランチ。
新鮮な竹の子やワラビにぜんまい、生麩、真鯛のウニソースなど、美味しかった。

その後仕事に行って、にゃんたとはしばしお別れ。

10連休!
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ひゅっ、はっ、ホイ

2019年04月24日 | 日々のこと


春爛漫、20℃を越える暖かい日が続きつつ、4月下旬。桜は葉桜になって、緑が活気づいている。


ビーは、ステロイド2日に1回から、2.5日に1回にしてみて、大丈夫そう。
下痢してない。
相変わらず、窓際の箱にほぼ一日入って寝ていて、そこから顔を出して、水を飲んだり、カリカリやササミを食べたりしてる。
にゅーっと首を伸ばして、カメみたい。

きゅうにあちゅくなったわね

ビーも今はかなり偏食で、殿にあげてるレトルトを見に来て、一瞥して立ち去るときの冷たい顔!

昨日もウエットはあらかた無視した後で、ササミとカツオのたたきをよく食べた。カリカリはシーバをよく食べる。

殿は、体重は3.4キープしてるし、適当に元気もあって、昨日はナデナデされながらぶるぶるいってたけど、せっかく食べた晩ご飯をほとんど吐いてしまった。
翌日の24日(水)に来る低気圧のせいだったかもしれない。
ずっといい天気が続いてたけど、24日から曇りや雨の日が増えて、気圧の変化が激しくなりそうなので、36時間ごとのセレニアを再開したほうが良さそう。

カレンダーにはス(ステロイド)、ホ(ホエキ)、セ(セレニア)の予定が2週間先くらいまで書いてある。
1.5日に1回とか、2.5日に1回とかややこしいことをしてるのは、医師の指示ではないんだけど、了解はもらって、薬はなるべく少なくしたい。

殿は、1年くらい前よりは、薬を飲んでくれるようになったけど、それでも私が薬箱に触る音で逃げるし、うまく喉に落とさないとふっとばす。
最近、ヒュッ、ハッ、ホイの3拍子(ナダル参照)で、口をあける、くすり落とす、口を閉じてお水をシリンジで入れる、ってやると、うまくいくことが多い。
何事もリズムが肝心だ。


ライスフラワーよく咲いてる

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21日の日曜は、蒲田のホールで某先生のスタジオ発表会。
間違えてわざわざ京急蒲田まで行ってしまい、歩いてJR蒲田方面に向かった。
発表会といっても主役はプロのダンサーたちで全幕をやるので見ごたえ十分。
コッペリアの全幕を見るのは初めてで、人形っぽい動きや演出も面白いコメディで、楽しかった。
この手の喜劇系のバレエのストーリーって、若い男女が結婚するまでのお話で、小津の映画みたい。

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月曜は午後に河原に出て読書。
ちょうどいい気候で、本がよく読める。
川にはカモやウがいた。
「失われた時を求めて」は、3巻を読了し、4巻に入った。

3巻の終わりからの「土地の名、土地」では、語り手はバルベックという海辺の町へ祖母と出かける。
母とのしばしの別れや、慣れない土地に慣れないことなどを、またぐじぐじ言い出す。
ジルベルトと別れて2年が経っていて、通りすがりの牛乳売りの娘に恋してみたりと、大きなことは起こらない部分だけど、ここでの小さなことが、後々の物語に響いてくるらしい。

祖母が語り手の靴を脱がせようとするのを制止して、自分で脱ごうとしたときに、祖母が「上着とショートブーツの最初のボタンに手をかけた私の手を押し止めた」ことや、ホテルのネーム入りの固く糊のついたタオルなど。

○海に行くのは人に会うためではなく、そういうことのためならパリでたっぷり時間がある、知り合いはつまらない礼儀や挨拶のやりとりで貴重な時間を無駄にさせてしまう、その時間はことごとく、大気のなかで、波を前にしてすごすべきである、

という祖母の考えは私とまるかぶり。もしかすると一度目に読んだときに、おばあちゃんの考えが私に入りこんだのかもしれない。

4巻に入る頃には、そんな祖母はヴィルパリジ夫人と交流をはじめ、グランドホテルの生活にも慣れてくる。

ヴィルパリジ夫人のほかの宿泊客は、3巻ではほとんどがうさんくさい。

海辺のホテルなのでときどき海の描写が出てきて嬉しい。

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20℃越えって素晴らしい

2019年04月22日 | お散歩

20℃越えるようになると世界が見違える。
緑が増えてジャスミンが咲いて花水木の花が大きくなり、Tシャツ1枚で生きていけるって素晴らしい。

いきなり暑くなったからか、ビーは日中、窓辺の箱で寝っぱなしでなかなか出てこない。
たまに起きたとき、顔つきが良くて、ご飯もよく食べてる。
箱に入ったまま顔だけだして、側に置いた水を飲んだり、おやつ食べたりして、また箱の中で丸くなる。


このはこがいいにょよ

殿は、毛並みがよくて、調子良さそう。
ご飯はまーまー食べてるけど、FKWを指ご飯もしてる。
殿は猫用ホトカの上でよく寝てる。



ためしに、ビーにも指ご飯してみたら、ビーもそんなに嫌がらなかった。
ビーは歯が少ないから、指ご飯しやすい。

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庭に出る階段のとこで、トカゲのシッポがくるんくるん動いてる!と思ったら、トカゲの体が半分、モンちゃんの口から出てる。
飼い猫は獲物を生かしたまま弄ぶ恐ろしい生き物なので、モンちゃんはトカゲを食べるわけでもなく口から放し、トカゲは逃げて、たまたま置いてあったブーツの陰に隠れた。

モンちゃんはしばらく探してたけど、見つけられなくて庭に行った。
モンちゃん、わりとあっさりしてる。

おそるおそるブーツをどかしたら、トカゲがいた。
シッポはないけど、無事だった。苦しそうな顔してなくて、よかった。
たぶん、カナヘビという日本の在来種で、毎年春になると庭に出てくる、かわいいヤツだ。
寿命は5~7年らしい。

モンちゃんはトカゲを咥えたとき、噛まなかったみたい。
トカゲは素早く動いて植え込みの中に消えた。

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20日土曜は、ヨコスカへ。
大潮だったので、海直行。
観音崎まで行ってポイントまで歩いた。
満ち始め、凪、めちゃ澄み。
風が強くて、タンクトップにカーディガンじゃ寒かったけど我慢。
パパママは先に潮干狩りしてて、あんまりいない、って。


岩の上でお弁当を食べて、さあ短パンに着替えて海に入ろう、ってとこで鐘が鳴った。
でも着替えて入って、お尻まで浸かった。
潮はどんどん満ちてきて、貝は一つも見つけられず。


岩の上は暖かくて、澄んだ水の中がよく見えた。
フグ、ハゼがたくさんいて、ウミウシも見えた。

パパママは、今回は、「令和になったらやめる」といってタバコを吸っていた。

パパママは海からバス停一つバスに乗って帰り、バスにアサリを忘れ、パパが駅まで取りに行った。
誕プレのMA-1をさっそく着て行った。

私は尻が冷たいので、ダーと一度帰って着替えてから、山にも行った。
新緑がきれいだけど、風が強くて寒い。
袖無しの上にローゲージニットは海辺に行くカッコじゃないのに、何十年海に行ってても間違える。

新緑キラキラ

イレイトウで猫たちに会って、噴水公園からT浜に降りて、橋の上からクロダイの群を見つけた。
10匹くらいいた。
早く海中で会いたい。
家に戻って、早めに晩ごはん。


ほかにお刺身もあって、豪華で美味しかった。
ママは腰が痛そうで、夜は寝込んだそう。

お土産にH川丸さんのワカメと、きゃらぶきをもらった。
帰りはダーの着てたスカジャンを借りた。


家に帰って、一本グランプリ。
久しぶりにダーが早い時間からいたので、殿ビーはさっそく両サイドにくっついてポンポンされていた。

ビーはほんとにダーのポンポンが好きで、私が代わろうとしてもダーの横にくっついてしまう。

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パリのノートルダム大聖堂が火災で、屋根が焼けてしまった。
失われた時を求めてを読んでるせいか、私にもパリの人の部分があるようで、ショックだった。
自分の生まれるずっと前からあって、さらにこの先も何百年と変わらずにあるはずの建物が、炎に包まれるとうのは、言葉にならないほどショックだ。

ノートルダムの前の庭で、サンドイッチ食べたね、覚えてる?
ダ「うん」
私「・・・(ほんとに覚えてるか怪しいけど追及はすまい)」

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私は純露(飴)が好きでよくなめるんだけど、駅で純露なめながらしゃべってたら、純露が口から飛び出して、前にいたカップルの間に着地。
ぶつからなくてよかったけど。
純露って、よく飛ぶ形なんだよね。
弾丸のように。

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「花咲く乙女たちのかげに」

スワンにベルゴットを紹介してもらった語り手。
はじめはベルゴットが想像と違う変な鼻のおっさんだったことに面食らう語り手だったけど、すぐに巨匠への尊敬を取り戻し、ベルゴットの小説について大いに語る。

○調子(アクサン)こそ作家において何よりももろいものだが何よりも深いものになるのであり、それこそ彼の本性を証言するもの、

○「これは穏やかだ」と言えるものしか金輪際書くまいという一種の意志

○習慣は人の性格を作るのと同じく作家の文体を作る

ベルゴットに、「あなたは知性の楽しみを持っているに違いない、それがあなたにとって一番大切なんでしょう」と言われる語り手。
が、この言葉は語り手にとって真実ではなく、
「どんな高尚な論理に対しても、私の心は冷淡だ、ただぶらぶら散歩しながらたまたま感覚の満足を覚えるようなときだけ、幸福な気持ちになるに過ぎない。自分の欲しているものが、どんなに純物質的なものに過ぎないか。知性などなくてもどんなに平気でいられるか」と語り手は感じていた。
快楽の源は深かろうが浅かろうが関係ない、と


外交官のノルポワ氏はベルゴットをディスってたけど、ベルゴットはノルポワなんぞ気にもとめてない。
医師のコタールのことは、どんなに腕がよくてもばか呼ばわり。

そして、3巻の真ん中あたり、雨の日に、ジルベルトがダンスレッスンに出かけようとしたところで、語り手が彼女に会いにきて、オデットに外出をやめるように言われて、ジルベルトの機嫌がすっかり悪くなった日から、語り手はジルベルトに会うのをやめる決意をする。

ここから、語り手は、ジルベルトに会わないって自分で決めたのに、ジルベルトへの未練をぐすぐずぐじぐじえんえんと語る。
このぐじぐじが長くて長くていやになる。
たしか、二人ともまだ子供で、付き合ってたわけでもないんだけど。

わざと、ジルベルトのいない時間にオデットに会いに行って、自分の気配を撒き散らしたい語り手。
オデットが部屋着を着て、クリスタルの水盆にヒナギクとパルム菫を浮かべている、これらの花の描写がエレガントで、こういう描写になると、本当に楽しい小説だ。
凱旋門から見える小道から、オデットがお供をしたがえて出てくるシーンもいい。

○習慣はすべてを弱めるものだから、私たちにある人を最もよく思い出させるのは、まさしく私たちが忘れてしまったところのものということになる……だからこそ記憶の最良の部分は私たちの外部にあり、雨もよいの風や、ある部屋のかびくさい臭いや、ぱっと燃え上がったときの焔のにおいのなかなど、…すべての涙がかれ尽きたと思われるときにもなお私たちに涙を流させるもの、そうしたものを見出だすことのできる至るところに存在しているのだ。
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ビーの4月検診からの~

2019年04月17日 | 猫トーク

4月15日の月曜から、やっと20℃越えるようになった。

河原の桜はまだ咲いていて、桜吹雪も舞った。
やっと、桜の元で「失われた時を求めて」を読めた。



読んでたのは、語り手がベルゴットとご対面するところ。



あったかかったので、猫たちは庭に出て日向ぼっこした。

夕方、ビーの定期検診。血液検査なし。
ずっと食欲旺盛で下痢もなく、お水も飲んでるしお口もいい香りで調子のいいビーは、体重変わらず、触診や聴診も問題なく、お耳掃除してもらってすんなり終了。
ビーは終始嫌そうな顔してるけど、お耳掃除は絶対に気持ちいいと思う。
ステロイドは2日に1回から3日に1回にすることに、合意をもらった。

ビーは元気にニャーニャー鳴きながら、行って帰って来た。

モンプチとろり缶のほかに、ササミのほぐしたのもよく食べる。
寝室で寝るのがブームなので、寝室や、寝室の前の廊下でニャーニャー私を呼んで、駆けつけると満足してベッドの上で寝る。
夜私が寝るときも、枕に来て一緒に寝る。

外に出るのも好きで、網戸の前で「ニャーン」と言うときは、抱っこして外に連れていくと、ごろごろいって気持ち良さそうにしてる。

こうして調子のいいビーとの暮らしがこのままずっと続くだろうと、油断しきってた16日の深夜(1時すぎ)になって、ビーは下痢。
さらに食べたものを大量に、一気に吐き戻し。
3回くらい吐いて、最後は水だけ。
その後また水を飲んだけど、また吐いた。
3時くらいには落ち着いて、私の枕に来て寝た。

久しぶりの連続嘔吐だったけど、今回は引きこもらずに、私の枕に来たから、安心して私も寝た。

このときモンちゃんが私の横で寝ていて、モンちゃんとビーは頭を寄せて寝ていた。
モンちゃんは枕の上に前足を乗せて、ビーに手を伸ばしてるようだった。

水曜の朝、ビーはケロッとした顔をして、私を見つめてはなにか訴えるような感じで、いろんなレトルトにダメだしをして、ササミほぐしをよく食べた。

ステロイドを久しぶりに2日あけたところでこの反応だったので、3日に1回にするのは早かったのかも。
先生も、間隔あけて下痢するようなら2日に1回にして、と言ってた。
ええ、即戻します。
ステロイドはリバウンドが怖いとは聞いてたけど、まさに今回のはそれだったと思う。

殿はまた、サーモンに飽きたのか、と思ってたらそうじゃなくて、Yマートのサーモンが美味しくなかったみたい。

Tストアで買ったのならいくらでも食べる。

ダーはそれを見て、「殿、そーゆーとこ、良くないよ」というけど、殿は聞いてない。

朝とか時短のため、お刺身を包丁で刻むのではなく、私が軽く噛んで細かくしてあげていて、そうするとよく食べる。

冷たくなくなるし、余計な脂も落ちていいんだけど、朝から空きっ腹にワサビも醤油もつけない刺身を口に入れるのはちょっと、うっ、となる時もある。

Yマートのサーモンは特にうっ、だった。

私がうっ、とるような、風味の抜けた刺身は、食べない殿だった。

水曜夜、仕事から帰ったら、ゲロも下痢もないし、ビーはちゃんとお出迎えしてくれて、モンプチ缶をよく食べたので大丈夫そう。

ステロイドはまだ減らせないっぽいな。


むむっ!にやんだこれ?やんのか?

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芽吹き

2019年04月16日 | 日々のこと

庭のシラユキゲシ


エリナカスケードもたくさん咲いた

窓辺の日向に置いた段ボール箱の前で、殿はしばらくじっとして、箱を見つめ、見つめに見つめ、前足を入れようとしてやめ、と、しばらく迷ってから、やっと箱に入った。

水を飲む時も、水の前でしばらくじっとして、そのまま寝てしまうときもある。
あれしたいこれしたい、という欲求が抜けて、無意識に任せて体が動いてる感じ。
 
前の日は、先に入ってたビーを追い出して寝てたけど。
 
我、というものがなくなってきてるというか、主観が薄れてきてるというか、少しずつ、空気や水や、自然の一部に近づいていくというか、戻っていくというか。
おれ、なにしよーとしてたっけ?の、おれ、が薄れている。
脳の老化とは、そういうものなのか。
いつもそんな感じというわけではなく、ときどきそんなふうになる。
 
やっと20℃越えて暖かかったので、殿を庭に出したら、隣の庭の砂利の上で、しばらくごろっとして、帰って来た。

簡単に言えば、殿はちょっとボケてるようなとこがあるけど、品がよくてかっこよくてかわいいのに変わりはないし、幸せをくれ続けていることにも変わりない。
こうして、私の側で老いていく姿を見せてくれることが、私は幸せだ。
 

ゆっくりゆっくり、年を重ねていただきたい。
 
ビーは脳の老化は感じられない。
無意識に動いてる感じはほとんどなく、無駄なく動くのが昔から全然変わらない。
 
あの目力は無意識には出せないし、私を呼ぶ声もそう。
 
モンちゃんは、遊びたいときのアピールがすごくて、私のジーパンでバリバリ爪をといで、
「いたいよモンちゃん!」と私が反応すると、待ってました!といわんばかりに、「コッチきて!」と走っていくときに、いろんなものをふっとばしたり、なぎ倒したり、大きい音をたてたりする。
本棚の上から、いろんなものを落としながらジャンプしたり。

私が休みの日は昼にも外に出るし、夜はほぼ毎日外に出てる。
うちのマンションは、1階の庭がつながっていて、庭の両端には鍵付きのドアがあって、子猫が通れるくらいの隙間しかないので、庭の外には出れなくなってる。
なので、遠くに行く心配はない。

でもこの辺り、最近もタヌキを何度も見かけてるし、タヌキ界では疥癬流行ってるし、やっぱりあんまり外に出すのは良くないんだけど。

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13日(土)は巣鴨へ。
腹側(意識的な動き)と背側(無意識の動き)の話から、お母さんがトイレに入って次の動作に移れなくなった話から、外の猫が死ぬ時、意識はどうなってるのか、死は主観的経験なのか、の話。
この話が強すぎて、ほかの話をあまり覚えていないのだった。
今読んでるタコの本にも、殿の老いにもつながっている話。
 
あと、思考は脳だけでなく身体全体でするもので、身体を大きくするのも、相手を威圧するための思考だ、というような話。
どんどんでかくなるモンちゃんは、身体で思考してるのか、と考えたらおかしかった。

その日はダーが仕事だったため、懇親会で軽く飲んだ後、打ち上げは1時間だけで帰った。
カリカリ多めに入れといても、遅くとも9時半までには晩ご飯にしたいところ。
出かける前にリフレしといてよかった。

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14日(日)は海へ。
この日まで最高14℃くらいの寒さが続いていた。
由比ヶ浜。曇り、風が強くて寒いけど、南西の風で、冷たい風ではなかった。
ゴリゴリのオンショアでベシャベシャの波だったけど、サーファーがけっこういた。
潮は、そんなに出汁も出てなくて、きれいだけど、砂が巻き上がって濁って見えた。
足だけ入ってヨガ。

八幡様に行ったら、白藤がとっくに咲いてたみたい。
つるが短く切られて、手に取ってかげなかったけど、近くにいるとふわっと香った。


源平池には、小さい魚の魚影があって、動きを見てると鯉の稚魚かも


お寺の牡丹

お寺も珍しく明るいうちについた。
高校や境内の桜はまだ花が残っている。
タケノコはあんまり出てなかった。
 

枝先に花の残る桜
 

あらゆる木々の芽吹きの緑が眩しい

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失われた時を求めて 3巻「花咲く乙女たちのかげに」
語り手は、ついに、スワンの家族と仲良くなって、昼食に呼んでもらえるようになる。
 
嬉しくて、舞い上がりまくる語り手。
○一歩一歩階段を上る時から、私は思考も記憶も剥奪されて…
 
○仮に一瞬、現在を見分ける能力を取り戻したとしても、それは過去を思い出したり、未来を予見したりする能力を回復させてはくれなかった…
 
すすめられた紅茶を飲み過ぎて夜に眠れなくなり、体調が悪くなる。
 
スワンは結婚した後で、かつての苦悩や嫉妬を思い出す。
特に、フォルシュヴィルがオデットの家にいた疑惑の日のこと。
 
○これ以上、自分の感じる恥ずかしさを掘り下げるのはやめて、ただ口の端をちょっとゆがめ、必要ならそれに足して「いったいそれがどうしたんだ?」という意味で頭をひとふりする。
 
○この嫉妬は病気のようなもので、患部や感染源は人間よりもどこか家の場所にあり…
オデット本人を対象にするよりも、失われた過去のあの日、あの時刻、スワンが家の戸をたたいてまわったあの時を対象にしていた。
それはまるでこの日この時刻のみが、かつてスワンの持っていた恋する人格の最後に残ったいくつかの断片を定着させており、その人格はそこにしか見出だすことができないようだった。
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殿の4月検診

2019年04月12日 | 猫トーク



月曜から寒かったけど、水曜は10℃いかない、という春にあるまじき寒さで、東京で雪が降ったらしい。

暖冬の後だからまだ寛容でいられたけども、しつこい。

おかげで、桜がまだ散らずにたくさん残ってる。

木曜から、ちょっとずつ気温が上がり始めたけど、風が冷たくて夜は寒い。

この3日くらい、ビーが私にべったり。
寝っ転がってると上に乗るし、座ってると膝にくるし。
朝は顔の上にいるし。


たきこみごはんに、とりにくはいってるわね!
ちってるわ!


あたちにちょーだい!


ちょーだい!

日中、モンちゃんとビーと庭に出て、シーズン初の猫草づくり。
ビーは日向でしばらくごろんしてたけど、暑くなったみたいで部屋に入った。


ビーが隣の隣の庭に行き、モンちゃんも後を追いかけて、一緒に戻った。


モンちゃんはしばらく家の庭にいた後で、隣の庭でごろん。
左右の庭を散歩して、気がすんで戻った。

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Tカフェで、今月の群像。
松林と母の話、がまがえるについて行って、ミミズの死骸にアリがたかってる話。子供の頃は生命の誕生もふわっとしてるし、死もふわっとしてる、ということ。
がまがえるについてくとこで、ん?これ私のことだ!という友達が出て来て、嬉しくて何度も読み返した。

ぺぎお対談も面白かった。
対談中、ぺぎおさんがストローの紙をいじくってるのが気になって、失敗した、って言ってた気がするけど。

太平洋で泳ぐイワシ(外部としてのイワシ)の実在について。
○外部から押し寄せるイメージは、停止しません。一つの文脈にとどまらず、逸脱しつづけます。イメージからイメージへと、変遷し続け、生きてるイワシのイメージを生成し続ける。それがイワシの理解となる。イワシを絶えずたずさえ、イワシを思い続けることになる。それが、無際限な文脈の召喚によって実現される、天然知能によるイワシの理解なのです。

私には泳ぐイワシのイメージがたくさんある。大きさも様々、色合い、光り方、泳ぎ方も様々に広がり続けるイメージは、すごい財産だ。
ふだん海では「すごい財産」とか考えないけどね。


帰り道

河原に出たら風が冷たくて、家に戻り、夕方に殿の定期検診。血液検査はなし、体重は3.38。
微減だけど、今年入って3.3~調子よくて3.5なので想定内。
前回指摘されてた心音からの肥大型心筋症の疑いについては、「今回はさほど気にならない」とのこと。
そんなもんなのね!?
びびらすよねー!
この症状は、わりと最近になって見つけられたそうで、それまではあまり気にされてたなかったそうで。
ネットで調べると純血種によくみられるとのことだけど、高齢になるとわりと多いとのこと。
春のうちに一度エコー検査しますかねー、という話だけ。
ほかに問題もなく、このまま19歳の誕生日をぶじに迎えられそう。迎える。

殿は落ち着いていて、待合室でも診察室でもニャーともいわなかった。

食欲は日によってばらつきがあるけど、この寒、この風、この気圧(3K)じゃあねぇ、というこの頃なので、足りない分を軽く補助しながら好きなものを食べてもらえばいい。

最近はよく食べる銀スプと懐石のカリカリばかりで、療法食の出番があまりない。

ウエットはインテグラをよく食べてる。

今日、金曜は、家に帰ったら猫缶置き場にまぎれてたプラスチック容器のご飯2つと、ちゅーる4本が台所に転がって祭りの後だった。

誰がやったんだろう?
ちゅーるのセンスのないぐちゃぐちゃな破り方は、十中八九モンちゃんだと思うけど。
ビーや殿は無駄なくピシッと破るからね。

残ってたちゅーるをまとめてお皿に出したら、殿が全部食べた。

タコの本は、意識の前段階ともいえる、主観的経験の話まできた。主体的に感じる能力は、感覚器や運動能力が時間をかけて進化する中で生まれた。

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最近行ってない弁慶に行く夢。
Cが、まさかの「油多め麺なし」を注文。
背油で真っ白なスープだけ運ばれてきた。
なぜか、私とCのほかに、芸人のさらば青春の、のうるさい方がいて、Cといちゃつき始めた。
私のラーメンがやっと来て、食べたら、弁慶の味じゃない!
ふだん家で作るラーメンだった。

変な夢のせいでラーメンがちらちら脳裏をかすめるので、会社の帰りにラーメン屋に寄って、油多めにしてもらったけど、全然すまし汁。
浅草は遠い。

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花浴び

2019年04月10日 | 日々のこと


土日にやっと春らしくなった、と思ったのに月曜にまた寒の戻り。
この寒のしつこさはやな感じ。
一昨年の春もそうで、その後冷夏だったんだよな。
それだけはいや!

殿は偏食だけど、何かしら食べるし、ダーが夜家にいると、ぴったりくっついて撫でられている。
撫でられ、櫛でとかされ、ポンポンされて嬉しそうにずっと寄り添ってるのは、調子がいいんだと思う。
朝は外に出て、しばらく庭を歩いてた。
昨日今日は、久しぶりにマグロの赤身。
ちょっとかんであげるとよく食べる。
モンちゃんも食べた。

ビーの鼻炎も落ち着いてきて、昨日は朝、私の枕で寝てた。
ご飯もよく食べてる。
今日は、夕食にサバを食べてる間じゅう、目を光らせて膝に乗って手を出してた。

ただ、この寒暖差がきついのか、寝てる時間が長いかな。
寝るのも体力いるから、よく寝るのも調子いいのかも。

モンちゃんは遊んでほしいと、私の足、ジーパンの上からバリバリ爪をとぐ。
爪が刺さってちょっと痛いのが嬉しい(変態)。
全く悪気がないとこが、モンちゃんのかわいいところ。

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花冷えが長すぎた先週は、桜を見ても、今ひとつ入ってこなかった。
桜は、見るだけのものではなく、暖かい春の日射しとともに、体に浴びるものだ。

日曜、20℃越えの砧公園でやっと、桜のシャワーを思う存分浴びた。
日向は暑いくらい。
私は家出るときからTシャツ。



圧巻の大桜前でお茶。
ディップ2種を用意してきてくれて、私はパンとタラモ持参。
人が多かったけど、桜の圧倒的な美しさの前では気にならなかった。
たまに風が吹いて、桜吹雪がキラキラと舞った。
桜の香りもした。仄かだけど、何度もふわりと香ってた。
桜吹雪と香りを浴びて、やっと、今年も桜見たなぁ、と思えた。
日が傾くにつれ、花の色を変えていくところも見れた。



ソメイヨシノを満喫して心に余裕ができてから、公園の奥のほうまで散歩して、しだれや八重、いろんな桜や木々の芽吹きを見た。
奥のほうは人もまばら。


夕陽に染まる


クヌギ


ピンク濃いめの山桜


暮れかかるソメイヨシノ



昔見た三本山桜を見つけた。
そこでまたシート広げて残ってたお茶。

それぞれ花の色、葉の色も違うし、香りが全然違う。
この日は気温、湿度、咲き具合の条件が揃ってたみたいで、桜の匂いがよくした。
Eちゃんは初めて桜の匂いがわかって感動し、しつこくかいでいた。


純白の山桜、一味違う甘い香り

日曜はダーが仕事だったので、急きょEちゃんを誘って、Eちゃんは砧公園の桜は初めてだったらしくて相当感激してた。
男の人よりやっぱり花の美しさに親和性があるのか、食い気味にいつまでも見てるので、私も桜に集中できた。

Eちゃん、カッコはオジサンみたいだったけど。
珍しく映画に行く、とゆうので、何見るの?と聞くと、絶対言えない!という。
問い詰めたら、シティハンターだったので、期待以上にウケた。

帰りにOKに寄って、最近買うのは猫のご飯ばかり。
人のものは思いつかない。

お茶でたくさん食べたのに、夜ご飯に生パスタ2人前。
ツナとシソで適当に作ったわりに美味しかった。

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月曜はダーが休みだったので、玉堤沿いの桜並木を歩いた。
寒かった。
パパの誕生日プレゼントを一緒に選んだ。
何年間か、ダーパパと同じものをあげてたけど、本格的な田舎の人ダーパパと、わりと派手好きなパパとでは好みが違うので、違うものにした。
ボルドーのMA-1。
男物は一人で選ぶより楽しい。
ちょっと着てもらったりして。

夜は雨が止んだのでプール。
ひと泳ぎするとお腹がすっと引っ込む!

でもその後、タンメンを1.5人前。

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失われた時を求めては、第二篇に入った。
全部で13巻のうちの3冊目。
語り手はラ・ベルマの演劇を見に行くがピンとこない。
ノルポワ氏によるベルゴットのディスり、スワン夫婦の考察など。
ときどき、すっごく変なとことか、笑っちゃうたとえとかあって面白い。
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やっとポカポカ

2019年04月08日 | 日々のこと

おかえりモンちゃん


かえるのか?


かえらないのか?


どーしよっかにゃ

4月5日の金曜、やっと花冷えが終わって春らしいポカポカの陽気になった。

急に気候が変わったせいか、金土はビーがおとなしく寝てばかりだった。
木曜まで、朝からニャー!(こっちきて!)ニャー!(だっこちて!)ニャー!(おいちいものだちて!)と元気いっぱいだったのに、急におとなしい。

ちょっと鼻炎の症状が出て、鼻がプスプスいってる。小青竜湯を飲ませたけど、様子みてバイトリルあげたほうがいいかも。

殿も、また好き嫌いがはげしくなって体重が3.3になってしまったので、シリンジでキドナを再開ちう。


朝は、庭に出て草をお食べに


桜は長く持って、今になってようやく満開、とともに、少しずつ散り始めた。

桜がゆっくり咲いてる間にハナモモが満開になっていて、今年は桃が早くて花つきすごいと評判。

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土曜は2週間ぶりの海へ。
高速も満開の桜、山桜、芽吹きの始まった木々ですっかり景色が色づいた。

冬は由比ヶ浜に行ってたから、12月以来の葉山。
シルバーたちは皆変わらず。

海はすっかり濁った。
潮温はけっこう上がったから、腰までならいけそうだったけど、濁りすぎててやめた。
足だけ入ってヨガ。

今年は横須賀もワカメが採れないっていってたけど、葉山も全然らしい。
うち上がってるのはアオサばかりだった。

ミニスの白桃ソフトとポテトを食べ、逗子まで行って、海に忘れ物したことに気付き、葉山に戻った。うかうか。
すく見つかった。


鎌倉につく頃には暗くて、桜は夜桜。
段葛の桜も、植えたての頃よりだいぶ枝も伸びて花つきもよくなった。

K高校の桜、お寺の桜も満開。
バナナの木も咲いた!
タケノコも出た!
まだ背は低いけど、太くて固くていい竹になりそうなタケノコを見つけてナデナデ。
松は松ヤニが吹き出してて触った。
牡丹は今にも咲きそうで、もう香りもした。
梅には実がついた。

宵の西の空、シリウスが惑星のように明るくて、プロキオンとベテルギュースの正三角形がよく見える。
その上に双子座があり、双子座を追いかけて、獅子座も見えた。
夜空もすっかり春めいた。

長年海帰りに寄ってたスーパー、トップが閉店。
薄暗くて冷房は効きすぎて寒いスーパーだった。
今度から少し離れたヨークマートに行くことになりそう。

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スワンの恋、読了。
匿名の手紙のせいでますますオデットへの思いがつのったスワンは娼館に赴いてオデットの手がかりを探す。
章の終わり、スワンはオデットやフォルシュヴィルらを夢に見て、夢から覚めたときに、オデットへの恋もあっけなく覚めたようなんだけど、次の章では少し時間がとんで、スワンとオデットは結婚している。

二人の娘、ジルベルトをシャンゼリゼで見つけた語り手は、いくつなのかはっきりしないけど子供とは思えないほどの熱い恋心を、ジルベルトに抱く。
ジルベルトの父親だからって、スワンの禿頭に憧れるほどに。
母親であるオデットに会いたくて、フランソワーズを連れてブローニュの森をうろいたりする。
11月のパリ、落葉が見たくて眠れなくさえなる語り手。
ブローニュの森の木々を愛する気持ちは、木々を越えて散歩する婦人たちへ。
語り手はスワンを女好きっていってたけど、語り手も相当だ。
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生物の誕生

2019年04月04日 | 日々のこと

木曜、17℃くらいになったけど、風が冷たい。
桜はまだけっこう蕾が残ってて、長持ちしてる。
庭のハナカイドウがほぽ満開になって、たくさん花がついてたのが、今朝見たら急に花が減っていて、またしてもヒヨ夫妻。
すごい勢いで花をむしゃむしゃ食べてた。


もっとたくさん咲いてたのに~!


シラユキゲシも咲いてる。


ライスフラワーも!

殿は朝から食欲旺盛で、ペーストのおやつを一気に食べーの、吐きーの。
その後もキッチンで、何かちょーだい!というので、シーバのちゅーるを2本食べた。
カリカリもよく食べてるし、長かった海原雄山状態をやっと解除してくれるかも。
その後、吐き止めを飲ませて、吐いてない。

ビーもずっと下痢してないし、そろそろステロイドの間隔をあけたいところ。
日記読み返したら、ビーはしょっちゅう下痢してたから、ibdはかなり前からかもしれない。
ステロイドがこれだけ効いてるとなるとね。

モンチもibdだったけど、状態は違う。
モンチはステロイドで異常な食欲だったけど、ビーは前と変わらない。
ンチもモンチは薬飲んでてもゆるうんしてたけど、ビーはほとんどない。
ibdって医者もはっきり言わないし、いろいろはっきりしない病気みたい。

マンションの庭師が、庭の消毒と施肥をしたばかりなので、しばらく猫たちは外出できない。

昨日今日とモンちゃんがあまり出たがらなくて良かった。
家の中でドタバタやってる。
あとはよく昼寝する。
春はみんな眠いのかな。

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タコの心身問題、これまでのまとめ。
46億年前の地球の誕生から始まる。
生物の誕生は約38億年前、動物は約10億年前。
はじめは単細胞生物、そのあと、分裂した細胞同士が離れないものが現れ、多細胞生物になり、海綿になる。
これが動物の祖先らしい。
海綿は、微生物のプールでじっとして動かない。

多細胞になると、細胞同士をつなぐ何かが必要で、それが「神経系」。
中でも、電気質で、長いしっぽがあり、遠くの細胞とつなげられるのが、ニューロン。

神経系の働きは、
・感覚―運動
外部を感知し、次になにをするべきかを判断
・行動―調整
行動を起こすために、細胞たちを制御する

神経系を持つ最初の生き物は、刺胞動物といわれる。クラゲやイソギンチャク、サンゴ。
7億年前くらいのこと。

おおお、クラゲってすごい。

約五億年前に始まったカンブリア期に、多種多様なデザインの生き物かが一気に現れる。
カンブリア爆発といわれる。

カンブリア前のエディアカラ期の化石に、クラゲはすでにいる。

エディアカラ期にも、動く生き物がいた。
マカロンのよーな形の、キンベレラ。
動物同士の関わり合いはなく、おのおの、微生物のプールから栄養をこしとっている。
エディアカラの園といわれてる。
武器や毒を持つ生き物はいない中、クラゲには刺があった。
何のためかはわからない。

ああ、クラゲって!

カンブリア期に入って、生物の死骸を食べる生物が現れ、次に生きている生物を食べる生物が現れた。
食う、食われるの関係がついに生まれ、そこから進化の爆発が起こる。

クラゲの体は上下の区別あり、左右なし→放射相動物
人間は前後の区別あり、必然的に左右あり→左右相称動物
人間、タコ、魚、アリ、ミミズもコレ、カンブリア期に一気に活発になった。

前後の区別がなくて、最も洗練されてる生物が、ハコクラゲ!だってーさー。
つまりアンドン。
すごいのと毎年あいまみえてきてたのね。

6億年前、動物の進化の大きな分岐があった。
脊椎動物と、無脊椎動物。

さて、心はどこで生まれるのでしょう?!

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仕事でバレエの先生してる女の子(美人)とお茶してて、「いくつなんですか?」と聞かれ、素直に答えたら、「えええっ」と目を見開いてしばらくフリーズし、「こ、こんな47歳いますか?」といって、さらにしばらくフリーズ。
素晴らしいリアクション。

にゃん太はこの頃いないことも多いけど、帰るまでに一度は顔を見せてくれる。
まるまるふくふくしてる。

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今日、木曜は、お寺に行ってらしだれ桜が満開。
小川沿い桜も満開。
Aくんのカフェに寄って、ピリピリのジンジャーエールをごちそうになった。
河原の桜は、まだ六分くらいで、やっぱりいつもよりだいぶ花も蕾も少ない。
足元のハマダイコンのほうがすごい。
川の近くまで行って、タコの本、スワンの恋を少し読んだ。
風が冷たい。


夕方プールまで行って財布を家に忘れて、帰ってまた行った。
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版画、運び屋、花冷えしすぎ

2019年04月02日 | 日々のこと

花冷えしすぎ。
いいかげん春本番来てほしい。

そんななか、元号の発表があり、ダーと猫たちとテレビで見た。
猫たちは寝てたけど。

もともと西暦派だけど、「昭和感」とか「平成っぽい」とか、ふしぎと時代の色ってある。
令和はまだどんなだかわからないけど、命令とか号令とかを想起させるとネットは荒れ気味で、私は初見で冷たい感じの色を連想した。
今後もなるべく西暦で。

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殿はまんべんなく色々食べるようになって良かった。
ビーも一缶くらいペロリ。
ただ、二人の食べたいものは、けしてかぶらないらしい。

殿が網戸を開けようとしてると、モンちゃんが後ろで待ち構えてて、殿が開けて外に出ると、モンちゃんも殿の尻馬に乗って外に出る。
この、しりうまに乗る、というのがモンちゃんにしっくりくる語彙なので、尻馬乗太郎というのがモンちゃんの最新のニックネーム。
モンチは殿の金魚のふん、って言われてたけど、ただ無心に殿のあとを追うモンチとは違って、モンちゃんは殿のおこぼれに預かりつつ、自分のやりたいようにやる。

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日曜は、町田の美術館で長谷川潔を見てきた。
一本の木をずっと見ていたら神が見えた、と若冲と同じようなことをいってた。
メゾティントの作品が多くて、陰影や線が繊細で、鳥や魚、花が美しかった。


フォンテーヌ寓話、狐と葡萄。
しゃれている。

竹取物語の一連の絵もとても良かった。
常設展は、百人一首。

その後、住宅街を少し歩いてコンビニを見つけ、公園に戻って桜の下で軽く一杯。
Nくんにモー娘。について熱く語られた。
音楽的にすごい、とのこと。
でも、別に聴く気はしないなー。
音楽って、いいかどうかより、好きかどうかでいい。

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月曜、ダーが休みで、庭のヒメコブシを剪定。
一つだけ、今にも咲きそうなピンクの蕾が大きくなってたのに、この日に見たら無残にかじられていた。ヒヨさんね。

雨がパラッと降って、止んで、近所の桜めぐり。
毎年、同じ桜の前で剪定をディスってるとダーに言われた。
たぶん来年もディスる。


残念な剪定。
斬る前は素晴らしい並木だったのにぃ!

桜はまだ蕾がたくさん残ってて、満開って感じがしない。
河原の桜は五分以上蕾だった。
花つきがいつもより少ない気がするのは、冬の冷え込みが足りなかったのかもしれない。

16時より、「運び屋」。
90歳になっても、人は間違いを犯すし、やり直すこともできるし、歌うし、踊るし、女も抱ける(しかも3P)。
人生って素晴らしい!若い女のケツはいい!という、シンプルで陽気な映画だった。
タイトルと予告編からもっと物騒な映画かと思ってたけど全然違った。
かっこよすぎなイーストウッドではなく、わりとふつうのおじいちゃんを描いてるふうで、やっぱりイーストウッドだけかっこいい、っていう。
88歳でもスクリーン映え。
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